【私のためのおしゃれ時間】第2話 : 家で過ごしてお散歩へ。ワンマイルにぴったりの簡単ブラウンメイク
編集スタッフ 齋藤
家やご近所で過ごすことが多くなってから、メイクに対する自分の価値観が変わりました。それまでのメイクは、誰かに会うときの印象を作るもの。
けれど今は、もっと自分をときめかせるためにメイクがしたい。
そこで、今の自分がしたい秋メイクってどんなものかを考えてみた第1話。
今回の第2話では、「手間もアイテムも多くない方がうれしい」「秋らしいメイクでときめきたい」「家で過ごすとカジュアルになりがちだから、ちょっと艶が欲しい」など、私のわがままな理想を元に、ビューティライターのAYANAさんにおすすめのメイクを紹介してもらいます。
やわらかブラウンで作る
ワンマイルメイク
今回ご紹介するのは、今の季節がもっと楽しくなるブラウンでまとめたメイク。秋らしさがありつつ、色をまとめることで洋服のワントーンコーデのように、カンタンに一歩垢抜けられるそうです。
いつものベースメイクに足すだけで楽しくなりそうな、
①アイメイク
②ポイントメイク
をご紹介します。
01 : 一色でも垢抜ける、品よく優しいブラウンの目元
まずはアイメイクから。ブラウンは落ち着きもあり、普段着ることの多いモノトーンやベージュ系の洋服とも相性がよく、使い勝手の良いカラー。けれども重たくなりそう?とか、格好良くなりすぎたり気合いを入れすぎたように見えるのでは?と不安がありました。
さらにできれば簡単に一色で済ませたい。
そんな仕上がりのイメージと使い勝手の両方を考えてAYANAさんが選んだのは、KURASHI&Trips PUBLISHINGのシンボリック アイカラーの「フィーリングブラウン」。
私はこのアイカラーをはじめて見た時に、今までと違うブラウンだなぁと思いました。実は、パープルが入っていることに秘密があるそう。
AYANAさん:
「このフィーリングブラウンはパープルが入っているから、シックで大人らしい品はありつつも、日常使いがしやすいやわらかな目元になります。
さらに一色でも使いやすいように、たっぷりのパールでさらさらとしたテクスチャーにして、瞼の上で筋にならないように。だから他の色を使って、グラデーションを作らなくても美しい仕上がりになるんです」
指で軽くアイカラーをとったら、薄くアイホールに伸ばします。これだけできれいな目元に。
さらに今回はマスカラをカーキに。カーキのマスカラは、カラーマスカラ初心者さんでも使いやすいそう。ブラックよりもニュアンスが出しやすく、さらにどんなカラーにも合わせやすいのだとか。
使用アイテム(左から順に)
・SYMBOLIC EYECOLOR / フィーリングブラウン
・UZU / モテマスカラ / カーキ
02 : 実は誰もにしっくり馴染む、ブラウンリップ
つづくリップもブラウンに。ブラウンのリップも塗ったことがないとハードルが高そうに見えるアイテムかもしれません。
けれど実は、すごく使いやすい色だそう。
AYANAさん:
「ブラウンと聞くと『茶色』とイメージしてしまいますが、ブラウンはベージュなどの肌色の延長線。だからどなたの肌にも馴染みがよく、表情に溶け込みやすい性質を持っています。
ブラウンと一言で言ってもいろいろな色相と濃さがありますが、今回のように、こっくりとしたまろやかさもありつつ血色もあるブラウンは、ファッションを選ばず、気負わず誰でも使える色。凛として見えるおしゃれな色ですよ」
家やワンマイルのメイクだからこそ、いつもとは違う色を試してみても。今まで気づいていなかっただけで、自分に似合う色に出会えるかもしれません。
ちなみに今回は、チークとしてフェイスカラー(OSAJI / ニュアンス フェイスカラー / 01)を頬骨の少し下くらいに入れ顔色も整えています。
▲ネイルも今回のメイクに合わせて、AYANAさんがチョイスしてくれました。まるでカラメルソースのような鮮やかなブラウンで、一気に秋気分に。
使用アイテム(左から順に)
・OSAJI / ニュアンス フェイスカラー / 01
・LAURA MERCIER / ルージュ エッセンシャル シルキー クリーム リップスティック / 05
・THREE / ネイルポリッシュ / 114
完成。上品なうえ、気持ち良く過ごせそうなメイクに
これで完成! 薄付きのベースメイクでも控えめなブラウンの目元、代わりにリップにポイントを持っていくことで、おしゃれを楽しみつつも自分らしくいられるメイクになりました。
ブラウンでまとめると重たくなりそうと思っていたけれど、全然そんなことはなく、気持ちよく肩の力が抜けたやわらかな雰囲気。これなら家や近所で過ごす気分に合いそうです。
いつもの毎日に、ちょっとだけときめきを
棚にお気に入りの雑貨を飾ったり、好きな色のお皿でご飯を食べるように、やっぱりときめきって日常にパワーをくれるような気がします。
私にとってメイクは誰かに会う時の、印象を作るものでした。けれど誰にも会わない日だって、メイクをすれば、メイクは自分にときめきをくれる。
つづく第3話では、友人宅にお出かけというシーンを想定。
気心知れた相手だから、気合いを入れすぎずに自分らしく。けれども今回のメイクよりももう少しだけ華やかさをプラスしたメイクを目指しました。
つづく
Photo : 加藤新作(写真5枚目以外)
Model : ユーリ
hair&make 原澤雅(LIM)
make direction AYANA
もくじ
AYANA
ビューティライター。コラム、エッセイ、取材執筆、ブランドカタログなど、美容を切り口とした執筆業。過去に携わった化粧品メーカーにおける商品企画開発・店舗開発等の経験を活かし、ブランディング、商品開発などにも関わる。instagram:@tw0lipswithfang http://www.ayana.tokyo/
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