当店スタッフの松田が書いたコラムを読んでからずっと、欲しいなぁと思っていた「ウィルトンのマフィン型」。
なんとまぁ、どれも素敵で、美味しそうなマフィンたち。色々な味を作ってみるのも楽しそうだし、なんといっても手軽に使えそう。
とはいえ、今の我が家のリアルな生活と、ズボラすぎる自分の性格に、果たして本当にフィットするだろうか……と、中々自信が持てず。その場は一旦冷静に購入を見送りましたが、月日が経ち、何度も同じコラムを読み返しては、やっぱり欲しい!を繰り返し。
ここまで寝かせてまだ欲しいなら、と、いよいよ気持ちが再燃。マフィン型と一緒に、同じく気になっていた「HARIOの耐熱ボウル(2個セット)」もまとめて、我が家に迎えることにしました。
この記事では、恥を忍んで、かなり大雑把な人間が使ってみた使用レポを、お届けしたいと思います。
おやつにも、ごはんにも。気負わずできた!
若い頃、お菓子作りにハマっていたことがありました。だからお菓子作りは計量などの下準備、そして丁寧さと、段取りが命、とは、わかっている。そうわかってはいるんです。
けれど、今の私には、どれもちょっと面倒。本来ならそうした大変さも含めて、まるっと楽しいのがお菓子作りですが、気づけば最近、元気いっぱい!と思える日の少ないことよ。(とほほ)
また現在我が家には3歳の子どもがおり、このマフィンづくりだけで、気力体力共にごっそり持っていかれるのは避けたいところ。
そこで個人的なスタンスとして、今はなるべく力まず、楽しく。できたら運よく、家族でおいしいものが食べられたら嬉しいな〜、くらいの想いで、作ることにしました。
また実際にトライしてみて、そのくらいの温度感で気楽に作れるのが、マフィンの良いところだなぁとも思っています。
材料は基本的に、いつも家にあるもの、ないしは買いやすいもので作るので、自然と下記をメインとした生地でつくることが多いです。
・ホットケーキミックス
・卵もしくは豆腐
・そのとき家にあるミルキーな水分:豆乳、牛乳、ヨーグルト、甘酒等
・そのとき家にある油:バター、菜種油、オリーブオイル等
・気分で甘味料:蜂蜜、アガペシロップ、きび砂糖等
ズボラの極みですが、上記の材料を、毎回何ひとつ計量せず、適当にボウルに入れて、適当に混ぜて、なんとなくモタっとした感じになったらOK!くらいのおおらかさで作っている次第です。
ちなみに普通のホットケーキミックスと牛乳と卵だけで十分おいしいのですが、油類もしくは砂糖類を気分でちょっと足すと、しっとりするなぁという印象。ミックス粉も最近は全粒粉や米粉、はたまた蕎麦粉やら、砂糖不使用のものなど、さまざまな種類のものを見かけるので、気分によって色々試しています。
一応シャバシャバにならないようにだけ注意していますが、うっかり手元が滑って生地が緩くなってしまったときには、きな粉やすり胡麻、小麦粉などを入れて誤魔化すことも多々。
そのため毎回、ちょっとずつ仕上がりが違いますが、今のところ大きく失敗することなく(自分評)、作れています。

手順はシンプル。
ボウルに材料を入れて、混ぜて、入れて、混ぜる。
あ〜ら、もう生地の出来上がり。ワンボウルで完結、最高!
あとは型に薄く油を塗って(雑なので手でチャチャっとやっちゃいます)、そこに生地を入れたら、トッピング〜。という感じの流れです。
慣れると、ここまでやって10分もかかりません。

ちなみにこのマフィン型は一度に6個焼くことができますが、我が家は小人含めた、3人家族。私と子供で1個を半分ずつにすることもあるので、一度には食べきれない量が焼けます。
となると、冷凍するとはいえ、翌日以降も食べることを考えて、できれば味にバリエーションが欲しいところ。
そのため同じ生地でも3種類くらい、ざっくりそのときに冷蔵庫にある材料をトッピングして、味のバリエーションを作ることが多いです。

例えばジャムを入れたり、チーズを入れたり。
買い置きしている冷凍コーンや、ブルーベリー、さつまいもやかぼちゃ、ハムやツナなどなど。
え〜い!勢いこそ正義!という感じで、なんでもトッピング。


硬い野菜など、生焼けが怖いタイプの材料はチンしておくと安心。
例えば人参を丸々1本、HARIOの耐熱ボウルでチンして、そのままマッシュ。半分はマフィンのトッピングにし、半分は和え物やサラダに。

上にのせるだけだと落っこちそうで不安なタイプのトッピングは、型に入れた生地の中へ、ずぶりと押し込んで。
そしてトドメと言わんばかりに、小さなスプーンでぐ〜るぐる。

ズボラらしく型の中で混ぜちゃっていますが、ご安心ください。
ちゃんと焼き上がりが、するん、とはずれます。
そう、特に問題なしです!

実際に使っていて、しみじみ嬉しさを感じる点は、フッ素樹脂加工が施されていること。油を塗っておけば、直接生地を流し入れて焼いても、こびりつかない。そう、後片付けも、ノーストレス!
つるっと型離れしてくれるから、お手入れがものすご〜く楽なのです。
また型から外すときに形が崩れることがないので、安心感もひとしお。こんなに適当に作っているのに、失敗感が少ないのは、この型のおかげかもしれないなぁなんて思います。
それに毎度、カップケーキ用のグラシン紙カップなど、特別な道具や、準備がいらないのがありがたくて。よ〜しと思い立ったときに、ファ〜っと作れるのが嬉しいです。

この日の朝食は、米粉と大豆粉のパンケーキミックスと卵、豆乳、ピーナツバターで作った生地で「冷凍さつまいも&すり胡麻」「冷凍ブルーベリー&蜂蜜」「レンチンしたマッシュにんじん&チーズ」の3種を。
材料だけ書き連ねるとちゃんと作っている風ですが、作業自体は本当に10分以下で、あとはオーブンにお任せ。洗い物もごく少量です。
ちなみに朝に弱いタイプなので、作るタイミングは、週末にこどもとゆっくり作るか、夕飯後の空いた時間ないしはリモートワーク時の昼休み中にサクッと作る、が個人的には一番フィット。
自分だけなら想像以上に手早く作れるので、翌日の朝ごはんにしたり、忙しい平日用のストックに冷凍したり。食べたいときには軽く温めてから、食卓に出すようにしています。

日々、我が家の偏食&こだわり強めの3歳児にどうやって栄養を摂ってもらうか、頭を悩ませ続けているのですが、こうしたマフィンだと割と何が入っていても、子どもが喜んで食べてくれるので大助かり。
またこれでも一応手作りではあるので、甘味料や素材の調整ができ、親としてもちょっぴり気持ちが楽。何より食卓に出すと「マフィンすち」「またつくってほしいな〜」のお言葉もいただき感無量。(涙)
そもそもマフィン自体が、おやつ用としても、食事用としても、幅広い食材を受け入れる、懐の広さがある食べもの。
ほの甘いのが好きな夫・こどもと、塩っぱいものが好きな私という、好みが違う3人でそれぞれに好きな味を選べるほど、さまざまな種類を作れる「おおらかな料理」という点でも、我が家の暮らしに意外とフィットしたな〜と感じました。
憧れのキッシュも作れました

よく社内で聞いていたのが、このマフィン型で簡単にキッシュを作れるよ〜という噂。
キッシュ、作れたら格好いいな。
というわけで、見切り発車で、勢いよくキッシュ(手抜き版)も作ってみました。
まずは冷蔵庫で微妙に余っていた野菜とバターを適当に切り、HARIOの耐熱ボウルに入れて、チン。
混ぜて粗熱をとってから、シュレッドチーズと卵と牛乳、塩胡椒を入れて、まぜまぜ。

そして以前、なんかアップルパイ食べたいな〜と突如思いつき購入したまま、長らく眠らせていた、冷凍パイシート。
とりあえず四角形になるように切って、油を薄く塗った型に、何となく見よう見まねではめ込みます。
実はこの後、全てが終わってから、一旦ここでパイだけ先に軽く焼いたらよかったかも?と思いましたが、まぁまぁ、大丈夫。こんな感じでも何とかなりました。

それにしてもこの「レンジにかけられるボウル」の、何と使い勝手の良いことか……。
そのままレンジにかけられるから洗い物が減るし、深さがあるおかげで、どんどん中に入れてもワンボウルで足りて、飛び散らず、混ぜやすい。中身も見えやすいし、重さがあるから安定感抜群。
下ごしらえから、お菓子作りから、メインディッシュ調理まで何でも使えて。コンロが1口しかなくても、何ならガスが止まっても、真夏の調理でも、負担なく使える。しかもこの価格で2個セット。ああなんでもっと早く買わなかったんだろう〜!
などと思いつつ、そうこうしながら何となく作ったキッシュ風の卵液を、パイシートをはめた型に入れて焼いてみました。

そもそもこのマフィン型、直火はNGなものの、オーブントースターはOKとのこと。オーブンは使い慣れている人にとっては便利な道具ですが、慣れていないと急にハードル高く感じることがあるので、トースターで使えるという点も、ちょっといいなと思ったのでした。
ただ我が家には実はトースターがなく……。それでいて、オーブンが非常に古い。
それ故に普段は食パンやピザを魚焼きグリルで焼いているので、これも魚焼きグリルはどう?と、このタイミングで初トライしてみることに。
ひとまず入れてみると、うまいこと、サイズはシンデレラフィット。

が、やっぱり火と距離が近いからか焦げやすく、少し目を離した隙に、ちょい焦げに。
でもそのあと、慌ててアルミホイルを被せて焼いたところ、それ以上は焦げることはなく、ちゃんと美味しく作ることができました!

とはいえ、焦げやすいものに関してはやや気をつかうので、やっぱりオーブントースターやオーブンが、一番安心して放っておけるかもしれません。
が、焦げ目をつけると美味しそうな料理、例えばグラタンや、ラザニアなどを作るのには、魚焼きグリルで十分いいなぁ〜なんて思いました。どーんと大きく作ることが多いメニューですが、こうした小さな型で、可愛く作っても楽しそう。やってみたい。
ちょっと適当すぎる感じもありますが、ひとまずキッシュについても、想像以上に手数少なく、かなり楽にできたので、これからも季節のイベントや来客時などの良いメニューになる予感です。
誰かへ贈る、美味しいプチギフトにも。

ここまでずっと適当すぎる使い方ばかりを紹介してしまいましたが、もちろん、きちんと作れば、もっとちゃんと美味しくできますし、使いやすい道具なので、何といっても見た目が綺麗に出来上がります。
だからきっと誰かへの手土産や、ちょっとしたお礼など、プチギフトづくりにも、程よくピッタリな道具なのではなかろうか。
というわけで、この日は高吉洋江さんのレシピを参考に「ピーナッツバターチョコマフィン」を作ってみました。


本当に当たり前すぎて大変恐縮ですが、レシピ通りにちゃんと作ると、凄く美味しい〜!(涙)
ご褒美感たっぷりの味わいに、一瞬、自分だけの隠しおやつにするか悩みましたが、正気を取り戻して無事に思い留まり、一足早めのバレンタインギフトとして夫にもきちんと贈呈しました。

実は当店に掲載されている「マフィンレシピ」も、どれも凄く美味しそうなので、これから色々トライしたいな〜と夢が膨らみます。
手作りのものを贈るって、ちょっとドキドキですが、とはいえ自分がもらったら、きっと嬉しい。それにこうした小さなパン感覚で、1個から贈れる程よさも、マフィンのいいところだなと思います。
だから次、もしもうまくできたら。いつもお世話になっている大家さんや、義理のお母さん、近所に住む友達へ、気楽にお裾分けしてみたいなぁと思います。

それにしても、おやつ作りって、何でこんなに楽しいんでしょうね。
ちょっぴりクタクタになった身体を労わりつつ、焼けるまで良〜い匂いに包まれて、お茶を啜る。ああ至福。
絶対に必要、というわけではないけれど、早く明日にならないかな、という気持ちになれる。そんなささやかで、楽しいお買い物。
うだうだしたけど、やっぱりもっと早く買えばよかった〜!な、記録なのでした。
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