【スタッフコラム】久しぶりの約束
編集スタッフ 西
大学生の弟と久しぶりに遊ぶ約束をしました。
何をして遊ぶかというと、Nintendo Switchの「オーバークック2」というゲーム。
普段ほとんどゲームはしませんが、面白いという話を聞いてやってみたくてたまらなくなり、ゲーム機を持っている弟を誘ったのが始まりでした。
注文された料理を制限時間内にできるだけ早く、たくさん作って提供するゲームで、とにもかくにも2人の連携がミソ。毎回異なるヘンテコなキッチンに翻弄されつつ、「お肉切ったよ」「ご飯炊けたよ」「お皿洗うね」「サンキュー」と常に声を掛け合いながらキッチンを駆け回り、料理を仕上げていきます。
シンプルなルールですが、これがすごく面白いんです! 姉弟揃ってすっかりのめり込み、全ステージクリアを目指すことに。実家に帰る目的の中に新たに「弟とゲームをする」も加わりました。
これまでも定期的に実家には帰っていたので、顔を合わせればお互いの近況から、好きな音楽や漫画のことなど、よく話はしていました。でもわざわざ約束をして一緒に遊ぶのはおそらく小学生の頃以来。「いつ空いてる?」とメッセージを送るのも、最初はなんだか照れくさく感じました。
ただ、最近はこの約束の日が結構楽しみなんです。ゲームが面白いのはもちろんのこと、私が何かヘマをしても「まぁ、姉さんだからね。」と何でも笑って受け流してくれる弟の前では、完全リラックスモードで居られるから楽ちん。夫とも両親とも、友人とも違う、昔から変わらない姉弟ならではの空気感が、なかなかに居心地が良いのです。
お互いの失敗もケラケラ笑い飛ばして、次はああしよう、こうしようと都度作戦を練りながら熱中していると、いつの間にか日が暮れていることも。日常生活から少し離れて、たまにはゲームの世界に没頭するのもいい気分転換になっています。
***
弟は来年の春、社会人になります。仕事の都合で東京を離れる可能性も少なくないのだとか。こうして気兼ねなく遊べるのも、今だけかもしれない。新たな門出を応援している想いは本当ですが、心のどこかにさみしいなという気持ちが湧いてきているのも正直なところ。
そういえば私が実家を出るときに母が「もっと一緒に遊びたかったなぁ〜」とポツリと話していたけれど、こんな気持ちだったのかな、などと想像してセンチメンタルになってしまう今日この頃です。
この先も、付かず離れず、顔を合わせれば楽しくおしゃべりできるような関係でいれたらいいな、というのが姉のささやかな願いです。
目標だった全ステージクリアまであと少し。一緒に楽しめる次の遊びを今のうちから考えておこう、と企んでいます。
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