【スタッフコラム】転んだって、ずぶ濡れになったって。

編集スタッフ 齋藤 編集スタッフ 齋藤

ずっでーん!!

一瞬なにが起きたかわからない、真っ白な時間が訪れたあと「あ、わたし転んだんだ」と気づきました。

すたっと立ち上がり、そそくさと歩く……。

ヒリヒリする膝を気にかけながら駅へ向かい、ふと下を見ると、お気に入りの洋服の膝部分がビリっ。ワタシ、そんなに盛大に転んだのか……とあまりの状態に可笑しくなります。

大人になってから、躓くことはあれど、転んで服がやぶれ膝を擦りむくまでのことは、思い出せません。

お風呂に入るときのズキズキする感じや、歩くとき洋服にちょっとすれる感じ、転んだときについた手のしびれや、立ち上がるときの「やってしまった〜」という気持ちのどれもがほんとうに久しぶり。

でも一つ、不思議といつもと違う感情もでてきました。それが、ある種の「爽快感」でした。

▲夜、「お風呂痛そうだな〜」とボヤいていたら、傷をつくる大先輩の息子がお風呂時のポイントを教えてくれました……

平日のその日は、朝から夕方までノンストップ。まっすぐな言葉を受け、思いを噛み締め、気持ちを巡らせて未来を考える。そんな1日を終えて帰路につくところでの転倒は、もうなんだか、一日の締めくくりとしては大アリ!と感じられて。

なんでみっともなく転んだんだろう。疲れたなぁ。そもそもあのときこうしていたら……と以前は躓きをきっかけに悶々と考えてしまうこともあったけれど、そんな気持ちはこの日微塵も感じないで済みました。

さらに翌日。今度は子どものお迎え時に限って一番の土砂降り。急いで家を出たためにスニーカーも雨仕様ではないからすぐにビッチャリ。靴下もぬれていきます。

迎えに着いた頃には、レインコートから出ていた洋服の色が目にも鮮やかに変わるほどに濡れ、「見て見て!」と言いたくなるほど。それでもこの日、帰り道は軽やかだったのが不思議でした。

その理由は、もしかすると、この新生活かもしれない?と感じています。

4月から新しいステージを迎えた子どもたちの、日々の心の移り変わりはあまりに大きく、毎日文字通り振り回されていました。上に登ることもあれば下に落ちることもある。言いすぎてもやもやと反省した1日を過ごした後、あっけらかんとした顔で帰ってくる。

わたしがいくら心配や助言をしてみても、行動を起こすのは本人で、物語はスタートしているんだと感じる日々。

そんな姿をそばでみていたら、転ぶこともずぶ濡れになってかっこ悪いな〜と思うことも、そうやって前に進めているなら、結構いい。笑い飛ばしてしまおう、と。

大人になっても、物語は続いている。転んだことも生きている証拠、なのかも。

とはいえ、膝がやぶれてしまったお気に入りの洋服は、早々に直さねば……!と心が持ってかれています。

 

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