【この夏、柄にときめく】本日発売の「大人のためのサマーワンピース」を着て、甲斐みのりさんがクラシック建築を訪ねました
編集スタッフ 津田
夏の日差しによく似合うワンピースで、お出かけを楽しみたい。
そんなプランナー東郷の思いから生まれた「この夏、柄にときめく」大人のためのサマーワンピースが、本日発売となりました。
クラシカルな建築にもふさわしい品のいいデザインでありながら、着てみると軽やかで、風が通るから涼しく、自宅の洗濯機でOKと、扱いやすいさも抜群なんです。
こちらは特別コンテンツとして、ワンピースが大好きという、文筆家の甲斐みのりさんに着ていただいた様子をご紹介します。名建築へお出かけするような気分で、たっぷりお楽しみください。
*商品写真の色は、商品ページをご覧ください。天候、お使いのモニター設定、お部屋の照明等により、実際の商品と色味が異なる場合がございます。
甲斐みのりさんと、名建築とワンピース
この日、甲斐さんが訪ねたのは、東京の白金台にある「港区立郷土歴史館(旧公衆衛生院)」。駅からわずか徒歩1分ですが、敷地に入ると緑が多く、鳥のさえずりが聴こえるほど静かな場所です。
甲斐さん:
「私がクラシック建築に出かけるときは、個人的な正装としてワンピースを着て出かけます。物語の主人公になった気分になれるので。旅に出るときも同じです。 “いい景色に出会えますように” という願かけと、旅好きでお出かけをとても大切にしていた祖父母に習っています。
この青い花柄のワンピースは、どこかなつかしいクラシックさもあるから、きっと旧公衆衛生院の雰囲気によく合うんじゃないかなと思いました」
甲斐さん:
「旧公衆衛生院は、実際に映画やドラマなどに使用されていて、自分も物語の中にもぐりこんだような気持ちになれるのが嬉しいんです」
▲NHKのドラマ『虎に翼』にも登場する旧公衆衛生院。「目黒から白金は、庭園美術館など名建築が他にもあるので、建築散歩コースに立ち寄るのにおすすめです」と甲斐さん
歩くたび、可愛い柄が目に入るのがうれしかったです
▲甲斐さんは身長160cmでMサイズを着用。すねは隠れて足首が覗く丈でした
中央エントランスを入ると、2階中央ホール。そこから上階へつづく階段や踊り場も素敵で、ワンピースを着た甲斐さんが佇むと、まるで物語がはじまりそうな雰囲気です。
甲斐さん:
「もともと青系のお洋服が大好きなんです。華やかだけれど品がよく、落ち着いて見えるので、少女時代に読んでいた物語の主人公になったような気持ちになれるし、ちょっとおめかしして出かけたいときにも重宝します」
▲床の大理石や腰壁、美しい照明、甲斐さん曰く「まるでクッキーのような」天井のレリーフなど、建設当初のまま文化財として大切に保存されています
甲斐さん:
「このワンピースのブルーもとても素敵です。ウィリアム・モリスからインスピレーションを受けた柄というお話にも、心を掴まれました。
名建築の床や壁って、真っ白ではなくクリームのような色。柔らかな色合いの空間に、ワンピースのブルーとオレンジの柄の相性がいいなと思いました」
甲斐さん:
「丈が長めなのもいいですね。足元がソワソワしないですし、歩いているとき、階段を登るとき、スカートのすそが視界に入るたび、気持ちが明るく晴れやかになります」
軽やか、涼やか、夏に着たくなるワンピース
甲斐さん:
「ワンピースは着心地がよく、さらっと軽やか。よく風が通るから涼しいです。
透け感はそこまで気になりません。日差しにあたると足元がちょっと透けるくらいでしょぅか。上品に透けているのが見た目にも涼やかで好きでした。インナーは、私物のペチコートを合わせています」
甲斐さん:
「首元は、暑苦しさがなく、アクセサリーとの組み合わせも楽しめる開き具合です。名建築はあちこち見てまわりたいので、気づくと汗をかいていることもあるけれど、そのベタベタも気になりませんでした」
甲斐さん:
「袖は、二の腕が隠れるくらいです。気になるところをカバーしてもらえるから、ただ可愛いだけでなく、大人が安心して着られるなと思いました。肩まわりの動かしやすさもバッチリです」
バッグや靴を考えるのも楽しくて
甲斐さん:
「今日はかごバッグと革靴+ソックスを合わせましたが、小物で変化も楽しめそうですね。私はカラータイツが好きなので、このブルーにはグレー系が合いそうかしらなんて想像していました。
薄手のカーディガンやサマーコートのような羽織とも合わせやすそう。梅雨の肌寒さやエアコンがつらいときでも、温度調整しやすそうです。
生地が柔らかくて座ったときにゴワゴワせず、シワが目立ちにくいのもいいですね。両サイドにポケットもありますし、実際にお出かけしてみて、かなり万能なワンピース!と思いました」
リボンの結び方で雰囲気を変えられるから、旅にも良さそうです
甲斐さん:
「ウエストのリボンで着こなしが変えられるところも好きでした。前で結んできゅっとしめるのと、リボンなしでゆるっと着るのとでイメージが変わり、1泊2日くらいの旅であれば、こちら一着で違った雰囲気になっていいなと思います。
畳んでもシワがつきにくいので、荷物に入れるのも気を遣わなくてよさそうです」
甲斐さん:
「自宅の洗濯機でOKとのことだったので、お手入れも試してみました。
夕方に洗濯ネットに入れて、おしゃれ着モードで洗って、ハンガーに吊るして干しておいたら、その日の夜のうちに乾いていました。夏なら夜に洗って翌朝着ていくこともできそうです。洗濯した後のシワも、ほとんど気になりません。
畳むときに気づいたのですが、このワンピースは広げると四角形になるんですね〜。おかげで、とっても畳みやすかったです。旅行に持って行くとき本当に便利、と思いました」
袖を通した瞬間から “特別な一日” に
見た目の可愛さだけでなく、着心地のこと、乾きやすさ、シワの出方など、細部に至るまで、きめこまやかにレビューしてくださった甲斐さん。
最後に、旧公衆衛生院の見どころの一つである「旧講堂」を見学しました。340席もの座席が階段状に配置されており、椅子のクッションと天井以外は、当時のままとのことです。
前から見渡す景色は雰囲気たっぷりで、取材チームがしばし圧倒されていると、ふと甲斐さんから「何度来ても、うっとりします」との言葉がこぼれました。
▲甲斐さんもお気に入りという正面左右にある陶製のレリーフは彫刻家・新海竹蔵氏の作品
物語の主人公になったように。袖を通した瞬間から特別な一日になるように。甲斐さんが、この日のお出かけを心から楽しんでくださっているのが、伝わってくるような情景でした。
甲斐さん:
「柄のワンピースって、大好きなんです。季節に合わせて一枚は持っておきたいと思います。その可愛さは、私にとって変わることのないもの。古めくことのない永久不滅にときめくものです。
とはいえ大人になると、“可愛い” に対して控えめな気持ちになりがちですが、好きなものを我慢するのももったいない。だからこそ、お気に入りで着心地のいいものが一枚クローゼットにあるのは、とびきりうれしいことだなと思います」
サイズはSとMの二つ。こちらの身長が推奨の目安です。
S:153cm以下
M:154cm以上
着用レビューでは、身長別のスタッフが着てみた感想もご紹介しています。ぜひサイズ選びのご参考にしてください。商品ページでも詳しくご案内しております。
お客さまにも、このワンピースで大好きな場所へお出かけいただけたら。そしてここから始まる夏を楽しんでいただけたら幸いです。
▼「この夏、柄にときめく」大人のためのサマーワンピース 商品ページはこちら
【写真】濱津和貴
甲斐 みのり
文筆家。旅、散歩、お菓子、手みやげ、クラシックホテルや建築などを主な題材に、書籍や雑誌に執筆。自治体の観光案内冊子の監修も手がける。著書は『日本全国 地元パン』『にっぽん全国おみやげおやつ』『たべるたのしみ』『くらすたのしみ』など50冊以上。『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』が原案のドラマ『名建築で昼食を(東京編)』の監修も手がけた。
Instagram:@minori_loule
撮影協力
〈港区立郷土歴史館(旧公衆衛生院)〉
1938年竣工。設計は、隣接する東京大学医科学研究所や、安田講堂など東大キャンパスの建物を手がけたことで知られる内田祥三(よしかず)氏によるもの。美しいスクラッチタイルの外観や、前庭からのぞむ連続アーチが印象的。1Fにはカフェもある。
東京都港区白金台4-6-2 ゆかしの杜内 9時〜17時(土曜のみ20時まで)※有料展示室の入館受付は閉館の30分前まで。第3木曜休(祝休日等の場合は前日)、建物への入館は無料(常設展観覧料は大人300円)、建物ガイドツアーも毎月開催、詳細は公式URLで確認を。
https://www.minato-rekishi.com/
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