【BRAND NOTE】他のどこでも見たことない!私たちがひと目惚れした「お茶」が生まれるまで。

毎日ごくごく飲める体にやさしい麦茶・キリンのmoogy(ムーギー)。この新商品は "女性の暮らしになじむ" をコンセプトに、生活をちょっと幸せにしたいという思いのもと、社内で募った20代〜30代の女性デザイナーが開発に加わっています。今回は、16種類ものボトルデザインを作ったデザイナー3名にインタビューし、ものづくりの現場からこだわりポイントを聞きました。

編集スタッフ 津田

_MUG0775写真 鈴木静華

はじめて、お茶にひと目惚れしました。

コンビニやスーパーの棚、そして自動販売機にずらりと並ぶボトル入りのお茶。たくさんの種類があり、持ち歩きにも便利で、とても身近な存在です。

でも、キリンビバレッジ株式会社から新たに登場した缶入りの麦茶『moogy(ムーギー)』は、そんな身近なお茶と違ってどこか雑貨のような佇まい。

心がなごむ柔らかなパステルカラーのボトルと、手描きのイラストやロゴ。ずーっと撫でていたくなるような、すべすべの手ざわり。しかも同じ味で16種類ものパッケージがあるというから驚きです。

そんな他のどこでも見たことないお茶に、ひと目で私たちの乙女ごころはギュッと掴まれてしまいました。

「北欧、暮らしの道具店」でも日々たくさんの雑貨をご紹介しています。その中には、スタッフのひと目惚れから取り扱いが決まったものも少なくありません。

だからこそ、自分たちが心から「いい」と思えるものが暮らしにあることの良さ、そしてその裏側に作り手の熱い思いや試行錯誤があることを知っています。

moogyにもきっとそんなストーリーがあるはず。そのお話を聞きたくて、今回ご一緒することにしました。

(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)

 


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moogyはぬくもり4素材(焙煎大麦・生姜・カモミール・レモングラス)をつかった健康ブレンド麦茶。カフェインゼロ・無糖で、飽きのこない、毎日飲み続けていただける味わいです。ECサイト『LOHACO(ロハコ)』で先行販売中。

moogy公式サイトはこちら


 

moogyをデザインしたのは、私たちと同じ「企業で働く女性」でした。

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期待に胸をはずませながらオフィスを訪れた私を迎えてくれたのは、キリンビバレッジ株式会社で働く3人のデザイナーでした。

左から遠藤さん、寺島さん、水上(みずかみ)さん。私たちと同じ20代〜30代の働く女性です。

しかも嬉しいことに、3人とも以前から当店をご覧くださっていたのだそう。「ぜひご一緒したかった」と言っていただき、私の緊張もすぐにほぐれて楽しく取材がスタートです!

 

「自分の必要」が「だれかの必要」につながるように

_MUG0940↑キリンビバレッジ株式会社のオフィスにお邪魔しました。大きな窓からは都会の景色を一望!とても気持ちのいい空間でした。

moogyが誕生したきっかけは、ECサイト『LOHACO』との共同プロジェクト。20代〜40代の育児や仕事に忙しい女性たちの毎日に、小さな幸せをお届けできるような商品を作りたいとの思いからスタートしました。

そのプロジェクトに手を挙げた女性社員たちが、商品開発の中心に。そこには本日お話を伺うデザイナー3人をはじめ、小さな子供をもつお母さん社員もいました。

たとえば、そのお母さん社員の日常はというと、朝から夕方まで仕事に奮闘し、子どもの保育園のお迎えのため急いで帰宅、晩ごはんの準備や皿洗いに洗濯などの夜家事を済ませつつ、子どもを寝かしつけて、ようやく1人の時間を持てるのが夜の22時過ぎ。

デザイナーの3人にも聞いてみると、やはり同じように仕事や家のことなどで1日が慌ただしく過ぎていくといいます。

毎日へとへとになりながらも「自分がちょっとご機嫌になれる」のは、どんなときだろう。彼女たちの頭にぱっと浮かんだのが、お気に入りの雑貨をインテリアに加えたり、朝起きて好きな洋服に袖を通すとき。

平日の夜22時以降にパソコンやスマホで『LOHACO』を訪れ、足りなくなった日用品を補充するためのお買い物でも、たとえば休日のショッピングで好きな雑貨を探すような楽しさを味わえたら……。

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「慌ただしい日々のなかでも “お気に入りのもの” が身近にあるということは、きっと毎日を少し幸せにしてくれる、という思いがありました」

 

目指したのは「常温でもおいしいお茶」でした

mug_DF2_0044(撮影:クラシコム)

自分たちが暮らしのなかで、どんなものを必要としているのか。そのことと向き合って生まれたのが「女性×健康×毎日」というコンセプト。

単なる水分補給としての飲みものではなく、女性の “こころ” も “からだ” もサポートできるものを作りたいと考えたそうです。

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「開発にかかわる女性社員をはじめ、1年を通して冷えが気になるという声がありました。私自身も、冬はもこもこソックスや湯たんぽを愛用し、夏も通勤中やオフィスの冷房対策で長袖やストールが手放せません。

季節に関係なく、なるべく常温や温かいものを飲みたいのですが、ボトル入りのお茶で気軽に買えるものってなかなかなくて。そういう商品があったら嬉しいなと思っていました」

だからmoogyがこだわったのは、常温でもきちんと美味しいこと。

中味には焙煎大麦*をメインに使い、女性に好まれる生姜やハーブ(カモミール、レモングラス)などの “ぬくもり素材” を加える方向で商品開発が進みます。

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「生姜の風味をどのくらい強くするか。合わせるハーブはどれが一番いいのか。私たちデザイナーも開発に加わって、納得のものが出来上がりました。

一般的な麦茶と比べると、すっきりとした後味。そしてノンカフェインだから飲み疲れないのも、個人的には嬉しいポイントです」

*キリンの健康プロジェクトが発見した、ぬくもり素材。香ばしく飲みごたえがあり、シーンを選ばず、いつでもごくごく飲めます。

 


ひと目惚れするほどの、パッケージが生まれるまで。


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忙しい女性の毎日に小さな幸せを。moogyでは、商品の中味だけでなくパッケージでも、その思いを表現したいと考えました。

ここからは、彼女たちデザイナーが、どんなふうにパッケージを作り上げていったのか、ものづくりの背景に迫ります。

 

平均「3秒」。これは何の時間?

_MUG0998↑moogyのデザイナーの遠藤さん。明るい笑顔が印象的な方でした。

「3秒」。この時間は、私たちがスーパーやコンビニエンスストアの商品棚の前に立ってから、飲みものを選ぶまでの平均時間と言われています。

わずか3秒という短い時間で「商品コンセプト」を魅力的に伝えつつ、しかも手にとってもらうためには「競合商品より目立つこと」や「中味が想像できること」も重要だそう。

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「これまで担当したデザインでは、店頭でお客様が商品を選びやすいように『分かりやすさ』を優先してきました。たとえば「何のブランドか?」「どんな味か?」といったこと。

でも、カバンに入れて持ち歩いたりデスクに置いたりしたとき、そういうパッケージの飲みものにワクワクすることってあったかなと、あらためて考えてみたんです。

moogyはECサイトでの販売だったため、店頭での『3秒』にとらわれずに、私たちが本当に暮らしにあったら嬉しいものをデザインしようと。

どんな味なのか。素材はなにを使っているか。そういった情報は購入時にサイトで読んでいただけるので、思い切ってパッケージから無くすことに決めました」

 

1つの味で16種類の手描きパッケージ

mug_DF1_0012(撮影:クラシコム)

自分たちが本当にいいと思えるものを。そんなデザイナーの思いを象徴するのが、moogyの16種類もあるパッケージです。

店頭で販売するなら同じ味のお茶には1種類のパッケージが基本。でも「いつも同じボトル」ではなくて、今日の服装や気分に合わせて「自分の好きな色や柄」を選ぶことができたなら。

自分たちと同じように毎日忙しく過ごす女性たちへ、クローゼットの前で洋服を選ぶときのような、ちょっとしたワクワクをお届けできるのではないか、と考えました。

_MUG1295↑寺島さんのスケッチブックに描かれたmoogyの柄。ペンや筆の繊細なタッチや、絵の具の淡いカラーが、驚くほどそのままパッケージに反映されています。

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「moogyではデザイナー3人とも商品のコンセプトづくりから関わっていたので、はじめてデザインの打ち合わせをするときも、すぐに意見がまとまりました。

パッケージは、自社プロダクトとして製造できる最大数である16種類つくること、そして工業製品だけど手しごとのぬくもりが感じられるような手描きの柄にしようと、デザインの方向は即決でした」

 

「これがいい」の裏側には、いくつもの「これじゃダメだ」がある

_MUG1433↑左から寺島さん、遠藤さん、水上さん。Macルームと呼ばれる部屋によく3人でこもり、Macでデザイン案を作成しては、中央のテーブルに集まって意見交換したそう。

デザインの方向性が見えてきたところで、実際のものづくりがスタート。その道のりは、3人が納得できるまで試行錯誤を繰り返すことでもあったそうです。

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「製造の都合上、1ケースには大体4種類くらいのパッケージがランダムで入ることになります。

お客さまの元にどんな組み合わせで届いてもワクワクしてもらえるように、16種類のベースの柄を決めたあとも、色の組み合わせやバランスは、なんどもなんども検討を重ねたポイントでした。

たとえば、色も含めてほぼデザインが決まっているいくつかの柄に、検討中の1柄をあえていくつも色違いで作って並べてみては、3人でアイデアを出すこともしばしば。

『なんかこの並びだとワクワクしないね』『ここのブルーはもっとスモーキーにしたい』など、とにかく率直なダメ出しをしていましたね」

_MUG1347↑パッケージのサンプルが出来上がったら、こんなふうにルーペで覗いて色チェックをしていたそう。手元の書類に「ここは黄色を減らす」「ここは赤をのせる」など、細かく印刷指示を書き込み、印刷会社に渡します。

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16種類の柄が完成したあとも、そのひとつひとつに名前を付けたり、裏面やバーコードのデザインをしたりと、3人のこだわりは続きます。

特に、裏面のバーコードや品質表示欄は、当店スタッフの間で「かわいい!」と話題に。じーっと見ていたくなるほど、細かなところまで作り込まれています。

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「個人的にも細かなところまで気がきいてるモノが好きなんです。そういうお菓子の箱とか、つい集めてしまったり、なかなか捨てられずに取っておいたり。

毎日の暮らしになじむ、というコンセプトのmoogyも、そんな風に感じてもらえたらいいなと思い、パッケージの柄だけでなく、ロゴや裏面のバーコードにもこだわりました。

品質表示は手描き風のフォントを採用していますが、商品ロゴは寺島が手描きしたもの、リサイクルマークは私が手描きしたものを、そのまま使っています」

_MUG1095↑さまざまなフォントで描かれたmoogyロゴのデザイン案。商品の顔でもあるロゴも、何度も検討が重ねられていました。

同じお茶で16種類もの柄のバリエーションがあるmoogy。

その裏側には、彼女たち3人の「本当にいいと思えるものを作りたい」というこだわりと、それをカタチにするための地道な作業が積み重ねられていたことが分かりました。

 


おまけコラム
「私たちもmoogyを飲んでみました!」


mug_DF2_0019(撮影:クラシコム)

こうして完成したmoogyには「私にブーケ」「海辺の窓」「しばふでゴロン」など、16種類それぞれに名前が付けられています。

ものづくりの裏側を知ることで、さらにmoogyのことが気になってきた私たち。こちらのコーナーでは、当店スタッフ2人が実際にお気に入りのボトルを選んで、飲んでみた感想をレポートします。

 

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mug_DF1_9938(撮影:クラシコム)

かわいいものが仕事のモチベーションを上げてくれる

スタッフ二本柳:
「可愛いパッケージのお菓子がデスクにあるだけで仕事のモチベーションが上がるように、お気に入りの柄のmoogyがあれば仕事中もほんのすこし気持ちに『ゆとり』が持てるような気がします。

このボトルは大好きなピンク×花柄のもように惹かれて選びました。今日の服装とも雰囲気が合っていたのもいいなと思って。

実際飲んでみたところ、生姜が大好きなので味もとても好みでした。生姜の香りはしっかりですが、味はふんわり香る程度。カモミールなどのハーブもほのかに感じるバランスで全体的にやさしい味でした」

*選んだボトル…くすんだピンクに描かれたブルーのお花がかわいい柄には「ツンデレな気分」という名前が付いています。デザイン担当は遠藤さん。

 

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mug_DF1_0066(撮影:クラシコム)

“雨でもへっちゃら” な前向きさに惹かれて

スタッフ齋藤:
「『雨でもへっちゃら』という前向きな名前と、カラフルなパッケージに惹かれました。

仕事を終えて、保育園にお迎えにいって、夜の家事を済ませて、子供を寝かしつけて……。1日の終わりにこんなかわいいボトルが手元にあったら『毎日いろいろあるけれど、明日はどうにかなるはず。今日は今日だ、次いこう!』という気持ちをもらえそうです。

そのままごくごく飲むのもいいですが、個人的にはコップにうつしてレンジで温めてから飲むのが好みでした。ノンカフェインだから子供にもお裾分けできていいですね」

*選んだボトル…「雨でもへっちゃら」は、カラフルなラインが描かれた楽しげなボトルです。デザイン担当は寺島さん。

 


納得できるものづくりは、 “作りたい” と “作れる” のバランスをとること?


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インタビュー中に「moogyをつくるなかで、一番苦労したことは何ですか?」と問いかけると、3人は「 “作りたいもの” と “作れるもの” のバランスだった」と答えてくれました。

そう聞いたときに、私はハッとさせられました。

“作りたい”という思いはもちろん大事なことですが、それだけでは多くの人に届けるプロダクトを生み出すことは難しいのかもしれません。

商品として成り立つ、という意味での “作れるもの” をシビアに見極める視点を持ち、理想と現実のバランスをとりながら、何度も「これではダメだ」と自分がつくったものにダメ出しをして納得するまでやり直すのは、とても地道で苦しいプロセスではないでしょうか。

でもきっと彼女たちのなかに「自分の『必要』をカタチにしたい」という情熱があったからこそ、他のどこでも見たことがないような、私たちが思わず胸をときめかせてしまうような、そんなmoogyが生まれたのだと思います。

そしてデザイナー3人のことをもっと知りたくなった私は、第2話で「かばんの中身」「好きなお菓子のパッケージ」などを見せてもらうことに!

それぞれ違うけど、どこか似ているところがある。そんなmoogyのパッケージデザインでも感じたような空気感を、彼女たちのモノ選びの目線からも感じられました。

(つづく)

 

▼『moogy』はLOHACOでご購入いただけます。moogy12

 


▼moogyの公式Instagramアカウントのご紹介

moogy_insta

今回登場した3人をはじめとしたmoogyの開発チームが、「いいわたし、いい暮らし。」をテーマに、日々の暮らしの中で見つけた、ちょっと幸せになることをいろいろご紹介していきます。
https://www.instagram.com/moogy_official/


 

 

もくじ

 


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