【新商品】手しごとの温もりを感じる、ずっと大切にしたいトートバッグに出会いました。
商品プランナー 佐藤
・trois temps/トロワトン/手織り2WAYバッグ ¥32,400(税込)
こんにちは、バイヤーの佐藤です。
まだ朝晩は肌寒いですが、日中は上着がなくても外出できる日が増えてきましたね。
オフィスから見える桜の木はぷっくりと蕾が膨らみ、一斉に花開く日を今か今か…と待ち望んでいます。
本日ご紹介するのは、trois temps(トロワトン)手織りの2WAYバッグ。
春からの新生活や旅行のおともにもおすすめしたい、とっておきのアイテムなんです♪
手織りでしか作れない、特別な風合い
こちらのトートバッグは生地を織るところから1点1点手作業で作られています。
時間と手間をかけ、やさしく空気を含ませながら織られた生地は、ふっくらとした風合いに仕上がります。
色の組み合わせや柄ゆきで印象が大きく変わってくるトロワトンの手織りの生地。
今回は4つのパターンの柄を組み合わせて生地を織ってもらいました。
温かみのある雰囲気ながらも、黒と白の色合わせで大人っぽい印象に。
こちらの生地と持ち手・ショルダーカラーの組み合わせは当店先行でのお取り扱いとなりますよ♪
日常使いにぴったりな、使いやすさ
安心感のある大きめサイズは、1泊2日程度の荷物ならすっぽり収まるほど。
雑誌やA4サイズの書類もらくらく入るので、日常使いから仕事の時など幅広いシーンで活躍してくれそうです。
また、幅広のショルダーが体にやさしく沿ってくれるので、たっぷり荷物を入れても肩が痛くなりにくいところもうれしいポイントです。
ショルダーと持ち手部分には栃木レザーを使用しています。使うほどにしっとりといい風合いになっていきますよ。
内側にはポケットが一つ。バッグの中で迷子になりがちなものの指定席に使ってくださいね。
アトリエにお邪魔しました!
ある日私が偶然訪れた雑貨屋さんで開催されていた展示会で出会った、繊細な模様のバッグやストール。
北欧のニットやテキスタイルのようでもあり、どこか懐かしいこぎん刺しのようでもある細かな織り模様に一目で惹きつけられました。
近づいて商品を眺めていると、「1点1点、私が手織りで作っているんですよ」と声をかけてくれたのが、作り手の藤野さんとの初めての出会いでした。
今回当店でお取り扱いをさせていただくバッグももちろんすべてが手づくり。
その製作現場を覗き見すべく、東京・吉祥寺にあるトロワトンのアトリエへ伺いました。
▲アトリエの入り口にはかわいいアイテムがずらり!実際にこちらで購入する事ができるそうです。
トロワトンは、藤野さんが立ち上げてから今年で6年目になリます。
藤野さん
「もともとアパレル会社でデザイナーをしていたのですが、30歳を過ぎた頃にもう少しゆっくりと自分のペースでものづくりをしたいと思うようになったんです。
ちょうどそのタイミングで母が手織りをはじめて。
母が作った手織りのストールをなにげなく巻いたとき、その軽さと暖かさにびっくりして。そこからはほぼ独学で手織りの技術を習得していきました」
私自身初めてバッグを手にした時、そのサイズやボリューム感から想像していたものよりも軽くてびっくりしたのを覚えています。
デザインから織りの作業、縫製まですべての工程に携わる藤野さん。
小さなマス目を塗りつぶしながらデザインを起こす作業はとても緻密。たて糸とよこ糸が織りなす模様を想像しながら、小さなマス目を塗りつぶしていきます。
▲小さな目に1本1本糸を通していきます。
実際に生地を織るためには、まずは糸を揃える準備作業から。
だいたい2時間半ほどかけて準備作業を行い、やっと織り作業がはじまります。(私ならここでくじけてしまいそう…)
生地を織る作業もとても繊細で神経を使うもの。バッグ2つ分の生地を織るのに、2時間ほどの時間がかかるそうです。
準備作業と合わせると、なんと4時間以上の時間を経てやっと生地ができあがります。
藤野さん
「時間はかかりますが、手間をかけるからこそ手織り独特のふっくらとした風合いに仕上がるんです。
糸と糸とが織りなす絶妙な凹凸感は、うちの生地の特徴なんです。
その独特の質感や風合いを、手にとって感じてもらえたらうれしいですね」
ブランド名の「trois temps(トロワトン)」とはフランス語で3拍子という意味。
藤野さん
「なんでも、3つのものがかけ合わさったときの可能性の広がりがおもしろいと思っていて。
組み合わせはその時々で変わりますが、お客さま・作り手・商品だったり、デザイン・色・素材だったり…。
トロワトンのアイテムは、特にデザイン・手間・コストの3つのバランスを大切にしているんです」
振り返ってみると偶然にも藤野さんはなにかと「3」という数字との関わりが深いんだとか。
藤野さん
「手間をかけた作家もののような印象のあるトロワトンのアイテムですが、ファッションアイテムとしてのバランス感覚を忘れないようにしていて。
ブランドが長く続くように、「今」の消費者への納得性を実現させるにはどうしたらいいかということを自問自答しています」
思いを込めて、時間をかけて生まれたものだからこそ、たくさんの人の手に渡って欲しい。
そんな藤野さんの熱い思いが込められた、トートバッグ。
日常に寄り添う特別な存在として、手にとっていただけるとうれしいです。
商品ページもぜひご覧くださいね♪
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