【新商品】レースのような見た目にひと目惚れ♪シンプルな装いもこれ一つで華やか、手仕事が魅せるロングネックレスが登場。
商品プランナー 加藤
・KAORU/ロングネックレス/triangle(トライアングル)
¥ 11,880
こんにちは、バイヤーの加藤です。
本日は、KAORUのロングネックレスをご紹介します。
京都の路面店で知って、それから個人的にもずっと憧れていたブランド(いつもお店の前を通るたびに素敵だなぁと憧れていました…)、とある展示会で偶然、デザイナーの中西さんとお会いし、お取り扱いできることになりました!
レースのような繊細モチーフが、
シンプルな装いをぐっと引き立てる。
今回ご紹介する「moon(ムーン)」「triangle(トライアングル)」はレースのようなデザインに惹かれ、セレクトしました。その繊細さには、おもわずため息が出るほど…!
シルバー特有のギラッとした光沢ではなくて、つややかなきらめきは、大仰にならずしっくりなじみます。でもどこかアクセントになる、絶妙なテイストだから、無地のカットソーやブラウスでもこのネックレスがあれば品良くコーディネートが完成するんです。
モチーフがちょうど胸の下あたりにくるほどの身につけやすいチェーンの長さや、首が疲れにくいふわっとした軽さも魅力ですよ!
無地の服にも大人っぽく映えます。そして軽さも魅力です!
こちらのロングネックレスのモチーフは、日常のシーンやふと目にしたものから中西さんが着想を得て形にし、レースそのものの型を取るのではなく、すべて手作業で起こしているそうです。
KAORUは職人さんと中西さんご自身の手仕事によって、京都のアトリエでつくられています。今回はそんなアトリエの様子もご紹介しますね。
京都・KAORUのアトリエを尋ねました。
京都・鴨川の近く、五条大橋のすぐそばに構えるアトリエにお邪魔しました。
今回お話を伺ったのは、『KAORU』を手掛けるデザイナーの中西薫さんです。とっても気さくで大らかな雰囲気の中西さんに私もすっかりリラックスし、楽しく取材をさせていただきました。
運も引き寄せる人柄と思いきりの良さ。
1999年に設立されたKAORU。新聞で見つけた藤井大丸(京都の百貨店)のアパレルのポップアップイベントに出店すると大きな反響を呼び、一時的な出店が、現在のKAORU・藤井大丸店へ成長しました。
そしてその約3年後、中西さんはパリの展示会情報を雑誌で見つけ、思いきってパリへ飛びます。
中西さん:
「通訳がなく困っていたら通りがかりのジャーナリストが助けてくれました。しかし取材と勘違いされて、思いがけずいきなり主催者の前に通されたのです(笑)
” 作品を見てもらいたい、あとどうしたら展示会に出られるか聞きに来た “と身につけているアクセサリーを見せました。すると面白いと気に入られて、次のシーズンから出展できることになったんです」
△ブランド立ち上げ当初から現在も根強く人気のジュエリー
「挑戦したい、臆する気持ちより好奇心が優るんです」とニコニコ語る中西さん。
考えるよりもまず行動の大胆さが、運を引き寄せたエピソード。でももしかしたら、中西さんのどこか人を引き寄せる、温かな人柄にもパワーがあるのではと感じます。そして、その魅力的な精神はKAORUのアクセサリーにも宿っているのかもしれません。
美しいデザインのモチーフは意外なものも。
△中西さん自ら描いた過去の貴重なスケッチたち…!
中西さん:
「デザインは、元々建築を学んでいたので、装飾から着想したり。あと、ごはんが大好きで、野菜もモチーフになることもあるんですよ。」
「絵が描けないので”ミミズスケッチ”と呼んでます」と愛嬌たっぷりに笑いながら見せてくれたスケッチの数々。
中西さん:
「スケッチはあくまでも頭をクリアにする作業。着想を得たもののイメージからスケッチします。そして、その描いたスケッチ自体のいいバランスを探るんです」
そのものズバリでなくエッセンスを抽出し、インスピレーションの赴くままに実線を見出します。最終的にはもとのモチーフは曖昧になり、自由で美しいデザインにつながるのだそう。
レースのような繊細な模様は、こうしてひとつひとつ手で描かれ生まれたのだと、知らなかったデザインの背景にワクワクしました。
心を揺り動かされる真摯な手仕事。
△手を動かしデザインを決めていきます
一度成形した金属を再修正するのも、中西さんがつくるものの特徴です。糸のこやバーナーで削ったり溶かしたり接着を何度も繰り返し、自分のなかに感覚的にもつ正解に一致するまでアトリエでひたすら手を動かし続けます。
手の感覚と思い描くイメージへ向かう集中力。精緻な技術と根気が求められる仕事です。
機械を使う工程もありますが、クリエイションが上がるための手作業は、全く惜しまないと中西さん。
今回当店でお取扱いするシルバーは、磨きの工程を機械ではなく手で行っています。
あえて”磨き切らない”ことでピカピカとギラつかず、より陰影が出て、使うたびに風合いが増すのも特徴です。その絶妙な塩梅こそ手作業のなせる技。
△あえて手で削り、磨き切らない
アンティークのように経年変化するので、お手入れの洗浄をし過ぎないのもおすすめ。身につける人によって表情が変わる、育てる感覚が楽しめますよ。
中西さん:
「選んでくれた人がずっと使えて、永く可愛いと思えるには、自分の意識が最大限に研ぎ澄まされた状態のものであるべきと思うんです」
時間と労力を惜しまない、真摯なものづくりへの姿勢。そして、手仕事ゆえの温かみと、どこか中西さん自身の親しみやすさが伝わってくるから、KAORUの作品は魅力的なのだなぁと感じました。
今回セレクトしたロングネックレスも、きっといつまでも永く寄り添ってくれる、どこかお守りのような特別なアイテムになってくれるはずです。
商品ページもぜひご覧くださいね!
▶︎KAORU ロングネックレス
商品ページはこちらから↓↓
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