【僕のおやつ日記】時間が最後の調味料?ゆるくはじめてみた「つくりおき」生活。
OYATSUYA SUN 梅澤
こんにちは、OYATSUYA SUNの梅澤です。
我が家は、夫婦二人、共働きの生活スタイル。
昼にはお弁当を持って行っているので、外食しない日は三食作ることになります。
二人とも、料理は苦にしないタイプですが、それでも仕事のあと家に帰って作りはじめるのはなかなか大変です。
献立を考えるのも、悩みはじめてしまうとなかなか思い浮かばないもので、二人して「何食べたい?」「うーん、何食べたい?」「なんだろうね」「なんでも食べたいかも」「何食べようか……」と迷宮入りになることも。
そんな時、僕らの救世主になるのが「作り置き」です。
といっても、週末に一週間分きっちりつくったりはせず、日々のご飯をつくる中で、多めに作ったおかずを2〜3日に分けて食べています。
僕が一番よく作っているのが「トマトソース」です。
以前、玉ねぎとオリーブオイルをたっぷり使う簡単レシピを覚えてから、一度にたくさん作り、冷凍庫にストックするようになりました。
トマト缶2缶と刻んだ玉ねぎ2つ、オリーブオイルをたくさん入れて強火でどんどん水分を飛ばしてオイルを乳化させるだけ。お好みでニンニクやオレガノを入れても◎
そのままパスタにかけたり、チキンソテーや煮込みハンバーグのソースにしたり。
コンソメで伸ばしてスープにしても美味しいですし、写真のようにひき肉とケチャップを加えるとミートソースにもなります。
夏の間に活躍したのは「肉味噌」でした。
我々夫婦のバイブルである、よしながふみさんの料理漫画「きのう何食べた?(講談社)」に載っていたレシピでそのまま作って冷凍庫へ。
麻婆豆腐やジャージャー麺、豆腐にのせてお酒のつまみにしたり、野菜と炒めたりしました。
写真は、蒸した茄子に肉味噌をのせて白ごまを振ったもの。
広くアレンジが効くので、「肉味噌が家にある!」というだけで、なんだかとても心強く、疲れていても楽にご飯がつくれました。
こちらは、ズッキーニ好きとしては欠かせない「焼きびたし」。
白だしに少々の醤油を加えて、焼いた野菜を浸しておくだけの手抜きレシピですが、一晩浸しておくとしっかり味がしみておいしいです。
この焼き浸しは、作り置きする意味が前述二つと少し違い、作ってすぐに食べず、一晩寝かせることがおいしさに繋がっています。
まさに「時間が最後の調味料」。
実は、パウンドケーキやフォンダンショコラ、クッキーなど、僕らがお店でつくっている焼き菓子も、焼きたてより少し寝かせたほうがおいしいんです。
焼きたてはもちろん特別感があるのですが、焼きあがってから時間を置くことで、味がしっかり馴染んで、落ち着き、おいしさをしっかり味わうことができます。
何かとスピードが上がりがちな現代ですが、時にはじっくり待つことも大事なようです。
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