【スタッフコラム】「すること」よりも「心持ち」を決めて、のんびり過ごした10連休。
お客様係 渡邉
▲寝坊が怖くて今朝は1時間半も早く目が覚めました。
あぁ、ついに10連休が終わってしまいました。
過ぎてしまえば文字通りあっという間の10日間。でも正直なところ、始まる前は楽しみの他に不安もありました。
というのもここ最近、週末でさえ「休日」をうまく過ごせていない気がしていたからです。
わくわくするような場所に出かけなくちゃ、と張り切った日は空回りしてどっと疲れたり、家に閉じこもってテレビを見てばかりの日は、息子と過ごせるせっかくの休日なのに手を抜いてしまったとため息をついたり。
他の人はどんな風に過ごしているんだろう。正しい休みの過ごし方ってどんなもの?
部屋の壁を塗り替える、手作りおやつに挑戦する等、連休中にしたら満足できそうなことをいくつかリストアップしてみても今ひとつ気分が上がらず。
1日3食×10日の食事をどうするかなんてことも含めて、直前まで途方に暮れていました。
「いい休日」って何だろう?
どうすればこの連休を楽しかったと思えるだろう。今の私や家族にとってのいい休日って何だろう?
ぐるぐる考えて辿り着いたのは「気楽にご機嫌に」ということでした。
どこかすごい場所に行こうとか、何かを成し遂げてやろうとかではなくて、どう感じたいかという気持ちを軸に行動を決めよう。
普段の悩みはさておき、息子のしたいことにとことん付き合ってみるのもいいかもしれない。私もああしなきゃこうしなきゃとガミガミ言わず、自分も家族も甘やかそう。
言葉にするととても単純ですが、これが思った以上の効果をもたらしてくれました。
バスが大好きな息子と一緒に、目的地を決めずにバスを乗り継いであちこちへ行ってみたら、おいしいメロンパンのお店を発見したこと。
熱々はまだ食べられないからと避けていたしゃぶしゃぶを家族3人で初めて食べに行ったら、予想通りの大変さではあったけれど、たくさん食べてくれたこと。
夜更かしした日も、「早く寝ないと鬼が来るよ〜」と脅す代わりに、ワンマンショー(ステージを作って歌とダンスを披露してくれます)を息が上がるまで見届けたら、ものすごく喜んでくれたこと。
▲子どもの昼寝中、家事をする代わりに実家から引っ張り出してきた昔の雑誌や、新しい本を読んでリフレッシュ
どれも些細なことだけれど、「やらなきゃ」「どうしよう」の代わりに「まぁいっか」「面白そう」を積み重ねた10日間は気楽で、穏やかで、楽しくて。
ピリッとしそうになったことがなかったわけではありません。でも心にさざ波が立った時、この休みは機嫌よく過ごすと決めたのだと、プレーキ代わりにもなってくれました。
結局手の込んだ料理なんて一度も作らなかったし、壁の色も元のまま。連日の遊び相手と抱っこの疲労からか、最終日に体調を崩して整体院に駆け込みましたが、心はスッキリ。
今日からまた繰り返されていく日常。毎日この調子ではきっと暮らしが回らないし、ゆるゆるになった財布の紐と生活をちゃんと元に戻せるか?という新たな不安もあるけれど、せめて心は穏やかに過ごせたら。
そう思ったら少しだけ、これからの週末も楽しみになってきました。
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