【サンダル図鑑】03:デニムやワンピースに。定番服をマンネリさせない「レザーサンダル」の選び方
編集スタッフ 津田
そろそろサンダルの季節。定番も好きだけど、ずっと何年も同じものを履いているとマンネリに感じてしまっていました。
そこで今年の気分にあうサンダルを、テーマごとにご紹介する特集をお届けしています。
第3話に登場するのは、デニムやワンピースに似合うもの。引きつづき、スタイリスト・北川沙央里(きたがわさおり)さんにお話を伺います。
カジュアルな服の場合、足元をレザーサンダルにすることでお出かけ感がアップ。スニーカーや革靴とはちがった、ほどよくラフな夏の足元コーデの作り方を詳しく教わりましょう。
デニムの足元には「抜け感」をつくる
Gaimo
北川さん:
「デニムに合わせるなら、リラックスし過ぎず、かしこまり過ぎず、ほどよい抜け感があるものを選びたいです。
スエード素材はレザーサンダルといえど柔らかな雰囲気で、カジュアルにもシックにも幅広くコーデできる優れもの。
足の甲をすっぽりを覆うデザインなら、肌を見せないのでよりシックな雰囲気に。歩きやすさの点でもおすすめです。
パリッとした生地感のデニム(リジットデニム)と色やデザインがあるトップスに合わせて、ちょっとしたお出かけにも履いていきたいです」
item data
Gaimo LOLA (ROBLE)/ ¥16,280(税込)
カジュアルこそ、おしゃれ気分を高めて
PENELOPE
北川さん:
「こちらもデニムに合いそうな、抜け感のあるスエード素材のサンダルです。
大人っぽい濃い目のカラーとステッチがポイントになっていて、よりシックに履きたい方におすすめ。シンプルにTシャツ+デニムに合わせても素敵です。
足首にかけるストラップが可愛いのですが、着脱はスナップボタンで楽ちんなのもいいところ。
ストレートデニムと合わせてきれいな感じで履くのもいいですし、ホワイトデニムと合わせるのも夏らしくて素敵だなと思っています」
item data
PENELOPE (BLACK)/ ¥8,800(税込)
ワンピースの足元は「ボリューム感」を味方に
Paraboot
北川さん:
「ワンピースには、ちょっとメンズライクなものやソールが厚いものを合わせると垢抜けた印象になります。
今年よく見かけるグルカサンダルも、ほどよい存在感があっておすすめです。足元にボリュームが出て全体のバランスが取りやすく、今っぽい雰囲気が作れるはず。
Paraboot(パラブーツ)のものは、太めのベルトでぽてっとした佇まい。ワンピースをちょっとカジュアルダウンしたい時に、素足はもちろんですが、靴下と合わせても可愛いと思います」
北川さん:
「老舗の革靴メーカーでもあるパラブーツは、歩きやすさに定評があり、ツヤのある上質で柔らかなレザーは佇まいも美しいですよね。長く愛せるつくりに信頼がおける憧れの一足です」
item data
Paraboot IBERIS(GLOSS BALNC)/ ¥41,800(税込)
どこから見ても美しい、とびきりの一足
NEBULONI E.
北川さん:
「こちらのグルカサンダルは、存在感がありつつより洗練されたデザイン。
どこから見ても美しく、上等な革靴のよう。足元を見るのがうれしくなるようなアイテムです。
ちょっとおしゃれして食事に行くときなんかに、ワンピースと合わせて素足できれいに履きたいです。
NEBULONI E.(ネブローニ)は、今でも熟練された職人さんがハンドメイドで一点ずつ細部まで丁寧に作っているイタリアのブランド。
最高級の革と美しい造形にこだわったサンダルは、コーディネートの主役になります。大事に履いて一生もののサンダルにしたいです」
item data
NEBULONI E. 6821R/LUKE (brown)/ ¥64,900(税込)
§
定番のデニム。定番のワンピース。
それはシルエットが好きで、着込んだ風合いもよくて、まるで自分そのものみたいになったお気に入りの服。だからこそ、今年の夏もマンネリせずに着たいと思っていました。
北川さんの「定番服を今の気分にシフトするサンダルの選び方」には、そんなコーデを作るためのヒントがありました。
全3話のサンダル図鑑はこれにて終了。真夏の暑さは大変なものですが、素足にサンダルでかろやかに出かけられる日が、ちょっとだけ待ち遠しくなっていたら嬉しいです。
【写真】柳原久子
もくじ
– 掲載アイテムのお問い合わせリスト –
Gaimo(シャーロックホームズ) TEL:03-6303-2686
PENELOPE(ビームス ボーイ 原宿) TEL:03-5770-5550
Paraboot(パラブーツ青山店) TEL:03-5766-6688
NEBULONI E.(フラッパーズ) TEL:03-5456-6866
その他のアイテムスタイリスト私物
北川沙央里
文化服装学院卒業。山本香織氏に師事後、独立。洋服のスタイリングを手がけ、主に雑誌FUDGEなどで活動中。シンプルでメンズライクなスタイリングが得意。
感想を送る
本日の編集部recommends!
小さな不調のケアに
毎日の習慣のなかで、自分の元気を底上げしたいから。中臣美香さんの「バスソルト」使用レポート【SPONSORED】
【数量限定】当店オリジナルコスメの「お得なセット」が登場!
当店人気のリップバームや新作のネイルなど、選べる6種のセットをご用意。クリスマスのギフトにもおすすめですよ
お買い物をしてくださった方全員に「クラシ手帳2025」をプレゼント!
今年のデザインは、鮮やかなグリーンカラー。ささやかに元気をくれるカモミールを描きました。
【動画】しあわせな朝食ダイアリー
身体に合って軽めに食べられる和風スイーツのような朝ごはん