【離れて暮らす家族へ】照れずに気持ちを伝えるのに、ぴったりな贈り物とは
ライター 藤沢あかり
離れて暮らす家族に向けて、どんなふうに気持ちを伝えていますか?
きっと、一番喜んでもらえるのは元気な姿を見せること。そうわかっていても、頻繁には訪ねられないこともあります。そのぶん気持ちを素直に伝えたいものですが、突然の「元気?」という電話はちょっと照れくさく、そう思ってプレゼントを贈ってみたら「なにも送らなくていいよ」なんて言われたりもして。いくつになっても、家族にまっすぐな気持ちをうまく伝えられません。
大切に思う人とのコミュニケーションのかたちはさまざまです。今回お届けするのは、その選択肢のひとつとして、より身近に家族を感じてもらう「写真を贈る」というアイデア。
ヒントをくれたのは、富士フイルムのプリントサービス「FUJIFILM Prints&Gifts」です。自分で撮った写真をパネル加工で特別な一枚に仕上げたり、子どもの成長の様子をカレンダーにしたり。そんな写真を使ったオリジナルのアイテムは、大切な人に気持ちを伝えるとっておきのギフトにもなるのだといいます。
離れて暮らすあの人へ。「写真を贈る」を体験した家族の元へ伺いました。
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(この記事は、富士フイルム「FUJIFILM Prints&Gifts」の提供でお届けする記事広告コンテンツです)
離れて暮らす親は、寂しく思っているのかも
お気に入りのインテリアに囲まれたこの部屋は、飲食店オーナーのヤマモトタロヲさんと、雑貨店を営む郁美さんの住まいです。4歳の長女と9ヶ月の次女、そしてミニチュアシュナウザーのストックとの、4人と1匹で暮らしています。
好きなものを、いつでも目に触れる場所に。そんなヤマモト家のインテリアをぐるりと見渡すと、アンティーク雑貨や民芸品、アート作品などに混じって、家族の写真もあちらこちらに。写真があると、そこに住まう人の温度が感じられるようで、なんだか親近感がわいてくるから不思議です。
タロヲさん:
「写真は、名古屋に暮らす僕の父をはじめ、離れて暮らす家族にも送っています。なにかイベントがあったときや、気が向いたとき、スナップ写真をコンビニでまとめてプリントして送るんです。
家族に写真を送るのは、やはり寂しい気持ちにさせているのかなぁと気になっているからでしょうか。この2年は、ずいぶん会いに行く機会も減っていましたから、写真を送ることで、ちょっと罪滅ぼしのような気持ちもあるのかもしれません」
「わたしたち、元気に暮らしているよ」という気持ちを伝えたい
今回、離れて暮らす家族への贈り物として、「FUJIFILM Prints&Gifts」をヤマモト夫妻に試していただきました。セレクトしたのは「WALL DECOR(ウォールデコ)」。気軽に撮った一枚を、簡単に、本格的なパネル仕上げや額装ができるサービスです。
タロヲさんたちにとっては、贈った相手への負担にならないことも選ぶポイントになったそう。
タロヲさん:
「ウォールデコなら、通常のL版でプリントしたものより特別感があるし、壁に飾っていつも目にしてもらえるだろうと思いました。以前、写真を共有できるデジタルフォトフレームを送りましたが、親には難しかったみたいで、使いこなせなかったんです。スマホも持っていませんし、やはり写真はデータよりもプリントしたものがいいようですね。これまでも写真を送ると、居間の壁にペタペタ貼ってくれていました」
▲端まで美しく仕上げられた、約20mm厚のパネル。注文した加工:カジュアル、サイズ=A2、6P、印画紙:グロッシー
実家に送るために選んだのは、ベビーバスケットにちょこんと収まる次女の姿や、日常の食事風景。家族写真は、次女が生まれてすぐのころ撮ってもらった一枚です。
タロヲさん:
「みんなが自然な表情で、愛犬ストックのおしりもかわいいでしょう。せっかくなら、子どもだけでなく家族みんなが写っている写真が喜んでもらえるのではと思いました。それに、こういう普段のなにげない瞬間や表情のほうが、家族を近くに感じられる気がします」
▲パネルは押しピン1本でかけられるくらいの軽さ。小さな子どもがいても安心して飾れます。
こうして同じ写真をみんなで見返していると、「このときはね……」と、記憶が次々とあふれだします。スマホをのぞいてスクロールするのとは、また違った時間が流れるのも、プリント写真のおもしろいところです。
タロヲさん:
「この写真は、七五三のご祈祷が怖かったらしく、ぎゅっとしがみついて甘えてるんだよね。それ以来、神社を怖がるようになって(笑)。ほんとうなら親も呼び寄せて一緒に七五三のお祝いをしたかったのですが、それもできなかったので、写真だけでも、と思いますね」
写真を通じて、自然に会話が増えていく
ご実家からの感想もお聞きしたところ、おふたりとも喜んでもらえたと明るい表情で話してくれました。
タロヲさん:
「僕の父は、突然立派なパネルが届いたとびっくりしたようです。うちには上等すぎる、なんて笑っていましたが、喜んで壁に飾ってくれています。
大きな家族写真は廊下に。軽いので、押しピン1本で大丈夫なところもいいですね。額だと重さがあるので飾るのに工夫がいりますが、これなら賃貸の家にも気兼ねなく送れると思います」
郁美さん:
「わたしの祖母にも送ったら、いい家族写真だね〜って。電話したらとてもうれしそうでした。ウォールデコは壁掛けだけでなくスタンド付きで自立させられるのがいいですね。ほかの写真と一緒に写真立てのように並べてくれているみたいです」
▲中央に飾った親子の横顔は旅先での一枚。注文した加工:カジュアル、サイズ=スクエアmini、印画紙:グロッシー
▲裏面のフック穴に付属のスティックを挿せば、写真立てのようなスタンドタイプに(※)。
※スクエアmini/6P/A4サイズのみ
思い出の色や景色を、美しく飾れるクオリティ
仕事柄、プロの写真やアート作品に触れる機会も多いというヤマモトさん夫妻。実際にウォールデコを手に取ってみた感想は、いかがだったでしょうか。
タロヲさん:
「想像以上にインパクトがありましたね。光沢仕上げは、アートの雰囲気が増すようでとてもよかったです。厚みもしっかりとありますし、写真がぐっと飛び込んでくる感じを受けました。
あえて明るすぎない、四隅に影が残るような写真を選びましたが、その陰影もきれいに表現されました」
▲富士フイルム独自のプリント技術により、人の記憶に残る美しさを再現。「日中に撮った七五三での一枚です。どこか夏祭りの夜みたいな色合いがいいなと思っていましたが、そのニュアンスがきちんと出ていて驚きました」
▲写真貼りをはじめ、ほとんどの工程が職人による手作業。「黒いテープ巻き仕上げも落ち着いた感じですし、木目の有機的な質感がプラスされるのもいいですね」とタロヲさん。
タロヲさん:
「写真はプリントそのものの魅力はもちろんですが、額装して初めて作品として成り立つ部分もあります。ただ、写真のサイズや雰囲気に合う額を選んで飾るのは、時間も技術も必要です。
ウォールデコは、届いたらすぐに飾れる状態まで仕上げてもらえるのがうれしいですね。正直なところ、ここまで作品らしく仕上がるとは思いませんでした」
写真を選ぶ時間が、あたたかい気持ちを味わうひとときに
▲家族写真は一番大きいA2サイズ。「届いたときは大きく感じましたが、こうしてみると、このサイズでよかったです。壁に飾ると印象もずいぶん変わりますね」
郁美さん:
「今回、どういう写真がうれしいかなとすごく考えました。自分の家に飾るために注文するのとはまた違って、祖母がひとり暮らしをしている家を思い浮かべながら。きっと壁には飾らないだろうから、スタンドにできるサイズがいいなとか、どんな表情のものを喜んでくれるかな、とか」
タロヲさん:
「同じ送るという行為でも、ただプリントしたものをそのまま送るのとは、こちらの気持ちも変わりますね。写真を選ぶ段階から、相手を思う気持ちをいつもよりも強く感じる気がします。
次に贈るなら、のんびり眺めてもらえる『フォトブック』もいいなと思っています。父は、毎日家にいることが多いので、ゆっくりめくりながら楽しんでもらえそうです」
離れた人へ、素直な気持ちを伝える写真のちから
▲夫婦それぞれ、独立時には親からアルバムを持たせてもらったそう
写真は「残しておきたい」と感じるほどの愛おしさや大切さの表れ。そんな大切なものだからこそ、言葉以上に気持ちを伝えてくれるのかもしれません。
身近な関係ほど、「会いたいな」「心配しているよ」なんて気持ちを素直に言いづらいもの。贈る人、贈られる人、それぞれの気持ちを温めてくれる写真というギフトが、口ベタのわたしにも自然にコミュニケーションのきっかけを与えてくれそうです。
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【写真】滝沢育絵
ヤマモトタロヲ
多摩美術大学建築学科卒業後、建築会社を経て料理の道へ。イタリアン、フレンチの店で修行し、2011年独立。ビストロ「aruru」「urura」、ベトナム料理「yoyonam」などを経営。インスタグラムアカウント@yama.taro
山本郁美
雑貨店に勤務し、雑貨のバイイングと店舗ディスプレイを担当したのち、2013年に雑貨と花のお店「pivoine」をオープン。インスタグラムアカウント@ikkyu.y
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