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【あの人が着てみたら】いつもの装いに、旬のアイテムを足すのが好き。重松久惠さんの「ベロアカットソー」着回しコーデ
まだまだ暑い日が続いていますが、街中では早くも秋の気配を感じさせるアイテムを見かけることも。当店でも、今年いちばんめの秋らしいトップス「ベロアカットソー」が本日発売となりました。
シンプルなデザインながらも、秋らしいベロア生地でつくったカットソーは、サラリと薄手で夏の終わりから季節を先取りしたコーデを楽しむのにぴったり。ほどよい光沢もあって、顔まわりを品よく明るくしてくれるベロア生地は、ずっと気になる素材のひとつでした。
ベロアの服がはじめてという方でも、いつものカットソーに近い感覚で着ていただけるように、ごくシンプルで着回ししやすいデザインにこだわって仕立てています。


今回の特集では、私たちの憧れの女性のひとりである重松久惠さんにベロアカットソーを着ていただき、私服コーディネートを見せてもらいます。
やわらかなツヤ感のベロアカットソーどんなときも元気をもらえる。服が大好き
今年のはじめに、当店のインテリア特集にご登場いただいた重松久惠さん。もともとファッション誌の編集をされていたこともあるほど、お洋服が大好き。今でも月に一着以上は新しい服を迎えるのだとか。
重松さん:
「仕事をがんばった帰り道に、好きな店で気になる服をいろいろ試着するのが好きなんです。試着するうちに楽しくなってくるし、自分に似合うものが見つかったときの高揚感がたまりません。お洋服っていくつになってもワクワクするし、元気をもらえますよね」
▲クローゼットには、最近買ったイエローのセットアップが。お洋服で時代の気分を少しだけ取り入れるのが好きなのだとか
ワードローブには10年以上愛用している服が多いものの、持ち前の好奇心で、いつもの服にトレンド感のあるアイテムを1つ足して時代の気分を楽しむのも好きなのだそう。
10年前から「D&DEPARTMENT」の商品開発コーディネーターとして、さまざまな布や織物、生地を扱う重松さんに、私服コーデを見せてもらいながらベロア素材のいいところをお聞きしました。
ちょっとだけトレンドを足してみる
60代のおしゃれの楽しみ方
キャメルは同系色でまとめて
ベロアの素材感を楽しみたい


重松さん:
「キャメル色のカットソーはカジュアルに着てみようと思って、カーキのオールインワンを合わせて、ワントーンでまとめてみました。同系色でまとめると、素材が浮き立つので、ベロアの素材感をより楽しめそうだなと思いました」


重松さん:
「ベロアの光沢感が華やかで、顔色がぱっと明るく見えたのがうれしかったです。
ベロアって、それだけでちょっとおしゃれに見えるのもいいですよね。たとえば同じようなデザインのTシャツを合わせたらカジュアルすぎるというか、近所はいいけれど街に出かけるのはちょっと……となったり。ベロア素材というだけで、いい意味で普段着になりすぎないところがいいですね」


重松さん:
「デザインがシンプルだからどんな服とも合わせやすいですし、ベロア素材を楽しむための服だなと感じました」
ネイビーと相性がよかったのは
デニム地のボトムス


重松さん:
「ネイビーは、デニムとすごく相性がよかったです。ざっくりとしたデニムの質感と、ベロアの光沢が合いますね。今日はブルーデニムを合わせていますが、デニム生地ならどんな色のボトムスでも合う感じがしました。
もし初めてベロア素材を着るという方は、試しにおうちにあるデニムと合わせてみるのもいいかもしれません」


重松さん:
「じつは姿勢や首元にあまり自信がなかったので、襟元のあき具合が自分に似合うか少し不安でした。
でも実際に着てみると、思ったほど気にならず、むしろすっきりと見えて、少し痩せて見えたのが嬉しかったです」
重松さん:
「ベロアは洗ってもシワにならないので、そこまで気を遣わなくてもいいのでカジュアルに着られる点もいいなと思いました」


シルバーヘアによく合うグレージュ


重松さん:
「グレージュは、同級生の古希を祝う食事会に着ていくイメージでコーディネートしてみました。この色は、シルバーヘアとの相性がすごくいいですね。
わたしは60代半ばまで白髪染めをしていたのですが、伸びた根本を気にするのが嫌でシルバーヘアに移行しました。今は少しアッシュを入れているのですが、同じようにシルバーヘアがベースの明るい髪色の方は、グレージュがよくお似合いになると思います」


重松さん:
「ぴったりしすぎず、かといってゆるすぎず、ちょうどいいフィット感ですね。体型をあまり気にせず着られるシルエットだなと感じました。
ネックレスなしでも首まわりがきれいに見えましたが、ちょっとドレッシーな装いをしたいときにつける糸のネックレスとも合わせやすかったです」


重松さん:
「薄手なのでけっこう透けるのかなと少しドキドキしていたけれど、着てみたらキャメルやネイビーは全く透け感は気にならなくて、グレージュだけうっすらインナーが透ける感じでしたが、そこまで気にならなかったです。
他にもコットン素材の黒いスカートや、ボリュームのある白いスカートに合わせてみたいです。晩夏に着るなら、白のワントーンコーデの中にグレージュをポイントで合わせるようなコーディネートもやってみたいです」
ベロアの服は久しぶりと言いながら、次から次へと組み合わせを考えていく重松さん。コーデがはまったときは「よし!」って思わずガッツポーズをしたと、笑いながら話してくださいました。
新しい服と向き合うときって、こんな風に軽やかに楽しんだらいいんだと、忘れかけていた感覚が呼び起こされた感じもして。「私だったらどんな風に着ようかな」と、ベロアへの興味がますます高まっています。
ちょっと旬なコーデを試してみたいなという気分の方がもしいらっしゃったら、ぜひご検討くださませ。
やわらかなツヤ感のベロアカットソーphoto:濱津和貴
hair & makeup:大西あけみ

重松久惠(しげまつ・ひさえ)
文化服装学院卒業後、ファッション誌の編集者、アパレル勤務を経て独立。〈D&DEPARTMENT〉では商品開発コーディネートを務める。また、中小企業診断士の資格を59歳で取得し、さまざまな会社のアドバイザー、大学院講師としても活動中。
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