【あの人が着てみたら】大人になった今こそ。本日発売のティアードスカートを渡辺靖子さんが着回してみました
編集スタッフ 津田
当店の新作「リバティプリントのティアードスカート」が本日発売になりました。
発売記念のコンテンツとして、今回は渡辺靖子(わたなべ・やすこ)さんにご登場いただきます。
シンプルなお洋服を、カジュアルにさらりと着こなす渡辺さん。私服と合わせた着回しコーデを見せていただきながら、普段のおしゃれについてもお伺いしていきます。
実は、最近あまりスカートを着ていなかったんです
「実はね……、こんなこと言っていいかしら、私、スカートは最近ほとんど着ていないんです」と、お茶目に笑う渡辺さん。
たしかに過去のお写真を拝見していると、ほとんどがパンツスタイル。けれど、開発を担当したプランナー緑川は、そういう方にもトライしてほしいと企画しました。
パンツ派の方でも、柄ものに慣れていない方にも、着やすい工夫がたくさんあるのですが、ご試着してみていかがでしたか?
渡辺さん:
「Sサイズは身長150cmの私でも確かに着やすいですね。
年をとって体型が変化しているでしょう。若い頃は、ミニでも膝丈でも、気にせずはいていたんですが、今はふくらはぎが見えるとそわそわしてしまう。スカートから離れた理由の一つだと思うんですが、これはマキシ丈なのがよかったです」
▲渡辺さんは身長150cmでSサイズを着用
「素材にタナローンを選んでいるところには、ものづくりのこだわりを感じました。しなやかで、上質なのに、手入れは洗濯機OK。優秀なコットンですよね。生地がいいので、たっぷりした着丈でも、軽やかに感じます」
40代からのカジュアルは “ちょっといい日常着” が大事
過去にはイギリスで暮らし、マーガレット・ハウエルの工房で働いていたこともある渡辺さん。つくりのいいものを、さらりとおしゃれに着こなす姿は、いつだって私たちの憧れです。普段のお洋服は、どんなふうに選んでいるのでしょう?
渡辺さん:
「コットンやシルクなど、天然素材のものが好き。中でも、コットンはいい素材ですよ。毎日着られて、手入れがしやすくて、デイリーライフを助けてくれるもの。
ただコットンと言っても、糸の細さ・織りの密度・生地のなめらかさ・縫製など、高いものには高いなりの理由がある。納得できるものを身につけるって気持ちがいいじゃないですか。日常をちょっと上向きにしてくれますよね。
大人になりカジュアルが難しくなってからは、手頃な流行服だけではなく、少し高くても長く着られるようなつくりのいいものを選ぶようにして、服に助けてもらってきたように思います」
▲シンプルな服に小物で柄を取り入れる。「ペイズリー柄はトラディショナルで好きな柄です」と渡辺さん
「今回のスカートは、柄もいいなと思いました。
ペイズリー柄はトラディショナルなので、流行り廃りがないですし、色数は多いけれどトーンがまとまっているから、実のところトップスにどんな色を持ってきても合わせやすい。花柄ほど甘くならず、総柄はシワが目立たないのもありがたいですよね。
大事に扱えばずっと長く着られますし、もしかしたら母から娘へと受け継げるかもしれない。そういうところも魅力だと思います」
それでは、こちらのスカートをどんなふうに着たいか、渡辺靖子さんに私物と合わせた着回しコーデを見せてもらいました。
お出かけにも、リラックスにも
渡辺靖子さんのスカート着回しコーデ集
身長150cm Sサイズ着用
style 01
夏の終わりは紺色のノースリーブを合わせて
渡辺さん:
「まずは休日のお出かけに着たいなと、ノースリーブのコットンニット+スポーツサンダルに合わせてみました。
9月上旬はまだまだ普通に夏の暑さです。とはいえ、秋の気配も取り入れたい。トップスは、タートルネックですが、肩が隠れるくらいのノースリーブで涼しさを。足元のサンダルには、暗い色のソックスを合わせて秋っぽくしてみました」
「オンの時は、どうしてもパンツスタイルになるので、このスカートはオフの日に着たいです。足さばきもいいですし、裏地の肌触りもよく、気持ちまで軽やかにしてくれますね。両側にポケットがあるのも便利です」
「スカートにボリュームがあるので、トップスはコンパクトに。Aラインのシルエットを出すと、私くらいの身長でも着やすいです。
色は黒にしようかとも思ったけれど、ネイビーのほうが明るくなって、引きで見たときにバランスがいいかなと選びました」
style 02
秋はスカートを主役に
シンプルな白ニット+ブーツのコーデ
渡辺さん:
「リラックスした着心地だから、一人でのんびり映画や美術館に行くというシーンなどにも似合いそう。秋の始まりはこんなふうに着たいなと、ウールカシミヤの長袖ニット+ブラウンのサイドゴアブーツを合わせてみました」
「秋とはいえ、9月の終わりから10月ごろまでは、まだ暑い日もあって洋服選びがむずかしい時期。暑苦しいイメージを避けるために、ニットの色を軽くしてみました。
オフホワイトとの組み合わせは、複雑な色のペイズリー柄を引き立ててくれるので、スカート自体を楽しめるコーディネートになると思います。
足元は、カジュアルなサイドゴアブーツですが、レザーでほんの少し引き締めました。こういうバランスが好みなんです」
「長めの丈で、座っていても足がすっぽり隠れるのがいいですね。けれど生地が軽いから、思いのほか邪魔にならないです。
ウエストはゴムで、きれいに見えるのにストレスのない着心地。映画を見たり、長距離の移動をしたり、座っている時間が長い日も頼れそうです」
style 03
ざっくり編みのカーディガンなら足元は軽く
冬のあったかコーデ
渡辺さん:
「さらに季節が進んだら、ざっくり編まれたバルキーカーディガンを羽織りたいです。
足元はストラップシューズで、靴下はオフホワイトに。服にボリュームがあるから、足元は軽くして、全体のバランスを取りました」
「ウール+ヤクのカーディガンは軽くてあたたか。冬のはじまりは羽織としても活躍します。
お友達とランチに行くなら、あくまで気取らず、カジュアルなんだけど、ちょっとだけキレイな感じにもしたい。そんなときに、このスカートはぴったりだなと思いました。
あと、もしもの話ですが、高原のリゾートでのんびり過ごすときにも似合いそうだわと想像していたんです。シワが目立たないし、小さく畳めるから、旅にも持って行きたくなりました」
いつものトップスが、ひとさじ新鮮に
夏のノースリーブから、冬のバルキーカーディガンまで。私服と合わせて3つのコーデを見せてくださった渡辺さん。あらためて、着用いただいた感想を聞いてみました。
渡辺さん:
「どのトップスも合わせやすかったです。バランスが取りやすくて優秀なスカートですね。下半身にあったかインナーを仕込んでおけば、ほとんど一年中、活躍すると思います。
程よくティアードが入っていて、シルエットがきれいなところも気に入りました。甘すぎず、軽やかで、カジュアルだけど品がいい。大人になった今着たい服です。
ペイズリー柄は長く着られるのも好きなんです。一年中という意味でも、何年も、あるいは何世代もという意味でも。一枚あれば、きっとたくさん活躍してくれますね」
§
“このスカートだから大人になった今着たい” 。お客様にも、そんなふうに感じて、手に取っていただけたら嬉しいです。
渡辺さんのコーディネートの作り方も、おしゃれの参考になりました。ベーシックに着こなすなら、全身のAラインを意識してトップスを合わせると良さそうとのこと。
サイズはSとMの二種類です。身長別のスタッフによる着用レビューもございますので、気になった方は、ぜひサイズ選びのご参考にしてください。
▼「リバティプリントのティアードスカート」商品ページはこちらから
【柄の色味について】
光の当たり方や見る環境により、柄や色の見え方が異なります。下の写真が「室内の自然光」かつ「近く」で見たときの印象に近いものです。なお、お使いのPCモニター、スマートフォンの機種によって、実際の色味と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。
【写真】芹澤信次(22枚目除く)
渡辺靖子
30代で夫と共に渡英。その後、ロンドンのデザインスタジオで働く。帰国後は2017年末までイギリス家庭料理風のお店 「SW11kitchen」 を営んでいたが、現在は閉店。時折飲食のワークショップなどを開催している。
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【センスのいい人】第1話:服はたくさんなくていい、大人の普段着おしゃれ
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