【スタッフコラム】どうにかこうにか続けています、四十の手習い「フランス語」
お客様係 上山
ひとつのことを継続していくのって、本当に難しい。
そうわかっていながら昨年からはじめた「フランス語」の勉強。
節目の年齢「40歳」を過ぎてから、敢えて、「エイッ」とはじめてみたフランス語が、習い事にあきっぽい私にしては長続きしていることに驚いています。
この「フランス語」のレッスン、週に1回教室へ通っているのですが、実は毎週ジタバタしているのも事実(笑)
もう学生の頃の自分がそこにいるよう。単語を覚えようと一生懸命になればなるほど、空回る。「今日は音源を最低◎回聞くこと!」と自分にめいっぱい目標を課せすぎると、途中で飽きる。はぁぁ、、、
話せるには、ほど遠い現状ではありますが、そんな私がどうにかこうにかこの1年、フランス語の勉強を継続できたのは、なんなんだろう・・・。
心地よいフランス語の音の響きや美しい字面へのあこがれなのか?
左:友人に勧められた1冊、自分で読み上げてみたいフランス語の絵本。
右:フランス語をはじめたきっかけがこのアルバム
フランス語の響きって独特ですよね。日本語や英語では発音しない、よって生まれてこのかた発音したことのないような音もあります。特に難しいのは「R」が含まれる音。
スムーズにこなれたフランス語の歌声を聴くにつれ、その心地よさのとりこになっていったような気がします。まさにフランスの女性シンガー、ZAZの歌声がそれ。
この歌声に惹かれて朝の通勤時間に何度となく繰り返しアルバムを聴き続けているのですが、なぜか飽きない。ふわふわとココロ離れて、ほかの音楽へと向かうときももちろんあるんですが、ひとめぐりするとまた戻ってくる。
聴いているだけじゃ最近飽き足らなくて、フランス語の歌詞を目で追いかけながら聴く楽しみも覚えました。ああ、いつか自分でも流ちょうにしゃべってみたい!「R」の発音がんばります!
発声スピードも早いし、歌詞の意味をきちんと理解できていないから、まったく口が歌詞に追いついていかないのが現実ではあるんですけどね(笑)
「ZAZの歌詞をわかるようになる前に、絵本から入ってみよう、意味を考えるのならもっと簡単なはず」と、その昔絵がかわいいな~というだけで購入したフランス語の絵本もあらためて開いてみたり。
フランス語って「字面」も美しいんだな、これは再発見。ひと文章、ひと文書をじっくり読みこめるようになってみたい!
こう考えると、「しゃべってみたい」「読んでみたい」という単純明快な思いだけなのかしら、、、私の勉強意欲、それだけじゃない気もするんだけれど。
レッスン仲間とのんびりコミュニケーション、これかな?
レッスン仲間は6人ほど。みんな同世代くらい、オトナの女性です。
話の中心はもちろんフランス語のこと。「今週の単語は難しかったよね。」「来週までにココまで覚えるの!大変だ~」レッスンの帰り道は、各々今日の反省をしたりして。
1週間に1回だけ、仕事仲間や家族、友人とはまた違う人たちに会って、自分が興味のあることについて他愛のない会話をするのって、実はとても刺激になり、励みになっているんです。
仕事で疲れていたり、体調がちょっと優れず、レッスンに向かうことが億劫に感じるときだってあります。そんなときも、「エイッ」とレッスンに参加してみると、思いのほか頭が働いてくれたり、キモチがすっきりすることも。
この仲間内のコミュニケーションが実は継続できている理由のひとつなんじゃないかなーと最近は思っています。
これからも、四十の手習いはのんきに続きます
こうやって書き出してみると、今日までフランス語の勉強を続けられたのってとってもささやかなコトなんですよね。
おそらく本格的に日夜フランス語の勉強に取り組んでいる方にが見たら、「なんて呑気な勉強なんだい!」とお尻をたたかれてしまいそうな勉強方法かもしれないですけれど・・・。
これくらいが私にはちょうどいい塩梅なんです。
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