【スタッフコラム】炊飯器でかんたん。米こうじで作る、はじめての甘酒。
編集スタッフ 二本柳
旅のおわりは悲しい。
いつもなら鬱陶しいはずの車渋滞ですら、帰るときはホッとするくらい 「おわり」 を見たくないという思い。これは、大人になっても子どもの頃のまま、なにも変わりません。
だから旅先では、必ずお土産を買って帰ります。
いつもの日常へ戻っても旅の余韻がつづくように、せめてもの 「おたのしみ」を用意しておくのです。
山梨から持ち帰ったのは「米こうじ」。
先日、山梨に1泊2日のプチ旅行へ行ってきました。
そのときに 「おたのしみ」 として持ち帰ったのが 、甲府市にある創業150年の老舗味噌屋「五味醤油」さんの米こうじ。
店内で試飲させてもらった生甘酒がとびきり美味しくて、販売していないのか尋ねたところ 「自宅でも簡単に作れますよ〜」 とのこと。
酒粕の甘酒は作ったことがありましたが、米こうじは初めて。
作り方も丁寧に教えていただいたので、どんと1kgの大袋で購入しました。
炊飯器の保温機能で、甘酒づくり。
このコラムを書くにあたって、五味醤油さんからレシピの紹介も快諾いただきました。
いくつか教えていただいたのですが、私は一番手軽そうな 「炊飯器」 を使った方法をチョイス。
その作り方は・・・
揉みほぐした米こうじ(200g) と65度のお湯 (400ml) を炊飯器に入れて、よく混ぜます。その後、炊飯器を「保温」 に設定し、ふたは開けたまま、ぬらした布巾で覆い5〜6時間保温。途中かき混ぜながら様子を確認し、こうじの芯がなくなって甘みを感じたら出来上がり!冷蔵庫で5日ほど保存できます。
お店の方によると 「米こうじと水だけで作れるレシピはなかなかないので、
初心者の私でも簡単にできて、素朴な甘さがくせになる手作り甘酒。ぜひ試してみてくださいね。
▲朝飲むと、なんとなく頭がスッキリするような気がします。
出来上がったあと冷凍すれば、さわやかな甘酒アイスにもなるのだとか。
冷凍する間もなく毎朝ゴクゴク飲んでしまうのですが、今度はアイスにしてみようと思います。
ちなみに五味醤油さんがレジでくれたレシピメモには、甘酒のほか、「塩こうじ」 や 「しょうゆ麦こうじ」 などの作り方も。
この週末は、せっかくだから塩こうじも手作りしてみよう。そうそう、甘酒もまた仕込まなきゃ。
そんなことを考えているうちに、旅の 「おわり」 の寂しさは、もうすっかり吹き飛んでしまいました。
「五味醤油」
住所:山梨県甲府市城東1-15-10
定休日:日曜、祝日(お盆、年末年始)
営業時間:10:00~18:00
ウェブサイト:http://yamagomiso.com/
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