【今日のスケッチ】ひな祭りのお菓子が、思いおこさせる郷里。

編集スタッフ 田中

skecth_tanaka_20170223

幼いころからなじみのお菓子、ひな祭りの「おこしもの」

もうすぐ3月3日、雛祭りですね。女の子が生まれたお家では、初節句のお祝いを予定している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

我が家ではこの時期、あるお菓子を祖母と母がよく作ってくれました。じつは上京してから、そのお菓子が地域特有のものだったと知り、あらためて懐かしい思いがしています。

それは「おこしもの」と呼ばれるお餅。熱湯でこねた米粉を、鯛や扇など縁起物のかたちをした木型に入れて成型し、蒸したものです。愛知県の尾張地域で桃の節句のときに供えられているそう。

砂糖をつけたり、網で焼いてしょうゆをたらしたり、それはもう!格別のおいしさ。

「今日はつくった?」というのが学校から帰ってきたときの第一声。おこしものがあるかないかでテンションが変わるのです(笑)。

小学校高学年までは作るのを手伝っていて、赤や黄色、緑の食紅を混ぜた米粉をつかって型にはめる作業は楽しかったです。木型から餅を外すとき、手が痛かったなあ…….。中高生になると、部活で体力をつかっているので、常にお腹がへっていて、夕飯前の腹ごしらえのような存在でした。

まだお嫁にいっていないわたしと妹のために、両親はことしも雛人形を出したようです。なんだか嫌味のような?(笑)、いやいや、ありがたくその気持ちは受け取って、いま改めて「おこしもの」が猛烈にたべたくなっています。

 


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