COLUMN
【スタッフコラム】お客さま係、新スタッフの石井です！
お客様係 石井
はじめまして！ お客さま係にあたらしく加わりました、石井です。
長かった30代の厄年リレー最終年となる今年、はじめての転職をしてクラシコムに入社しました。
現在は、お客さまからいただいたご注文の確認や出荷手配、お問い合わせやお便りへのお返事などを担当しています。
入社以来、こうしてごあいさつできる機会を楽しみにしていました。緊張もしつつではありますが、自己紹介として私の暮らしぶりや最近思っていることなどをお話ししたいと思います。
7人家族で暮らしています
▲歯ブラシの置き方も試行錯誤の末、いまはこんな感じです。
実はワタクシ、子どもが5人おります。小学4年生から1歳まで、男子3人女子2人。
「熱が出た」「なんか食べるものない？」「消しゴムなくした」「明日着ていく服がないんだけど」「おなか減った！」「お風呂入りたくな〜い」「ごはんまだ？」と、毎日振り回されつつも、にぎやかに過ごしています。
しかし。
楽しい反面、何かと困るのが住まいについてです。
いま、7人で住んでいるのは2LDK。3歩あるけば誰かに当たるほどの人口密度となっております……。
「さぁ、どうしよう？」
手狭な家で、収納に困って、もうずっと、何年も、イヤになるほど、私が向き合ってきた問いです。
服を買ったら。本が増えたら。素敵な食器を見つけたら。
子どもたちにサンタからプレゼントが届いたら。ランドセルが3つになったら。
えっ。ピアニカと絵の具セットと習字セットも3つずつってこと？
うそ。長男の靴のサイズ、私と同じ？！もう靴箱に入りきらないよ〜。
などなど、などなど。
とにかく悩むこと、失敗すること、投げ出したくなることが、次から次へとやってきました。衝動買いをして、後悔することも日常茶飯事。
……ああ、いっそ砂漠の真ん中あたりで暮らしたい。
「私は」どうしたい？
▲家族旅行もちょっとした団体旅行状態。昨夏に行った佐渡島は空が広くて心も晴れました。
そんななかで出会ったのが、「北欧、暮らしの道具店」であり、クラシコムでした。
気軽に読みものや買い物を楽しんでいた私の心に、ガツンと飛び込んできたのが「北欧、暮らしの道具店」のテーマでもあるこの言葉です。
「フィットする暮らし、つくろう。」
このフレーズは、みなさんにはどんなふうに響くでしょうか？
私にとっては、「自分の思うままに、やりたいように、突っ走っていいぞ！」というエールのように感じられました。
そうか。私と家族が心地よいように、もっとわがままに暮らしてしまえばいいのだ！
・やっぱり子ども部屋は必要かしら
・テレビを見ないと世の中についていけなくなるかしら
・去年と同じコートじゃダサいかしら
こんなふうに、あんまり実態がない「まわり」や「世間」や「常識」にとらわれるのはやめました。
「私は」「家族たちは」どうしたいのか？を一番に考えることにしました。
すると。
「さぁ、どうしよう？」
苦しかったこの問いが、前向きで楽しげな空気をまとうようになったのです。
ままならない、も面白い
▲今年のひな祭りも、子どもたちがつくったおひな様で済ませてしまいました。
やりたいようにやってしまえ！となれば。
ベッドを手放し、テレビを手放し、壁一面の本棚を置き、2mのホワイトボードを壁にかけて、ベンチにかけるカバーを縫って。
なんだかアンバランスなところもありますが、だんだんと「私たちらしい」家になってきた気がする今日この頃です。
とはいえ、もちろん日々の悩みはつきませんし、失敗は何度もしますし、ときには砂漠で暮らしたくなったりもします。
子どもたちが大きくなってきたら、いまの住まいではどうしようもなくなるときが来るかもしれません。
でも。
「ままならないことや未完成なものも、あんがい面白いじゃないか」
そんなふうに感じられるようなきっかけを、「北欧、暮らしの道具店」にもらったように思います。
そして、縁あって私もクラシコムの一員になりました。
入社してからはまだほんの短い期間ですが、メールや電話を通して触れ合う機会があるたび、みなさんの暮らしに対する思いをひしひしと感じます。
そんなお客さまのお気持ちに、そっと寄り添えたら……。
理想へ向かって突き進みたい方がいれば、その背中を追いかけ。
ゆっくり歩みたい方がいれば、隣に並んで。
ちょっと疲れた方がいれば、いっしょにベンチに座ってひと息ついて。
そんなお客さま係でいられるように、がんばります。
これからどうぞよろしくお願いいたします！
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