【BRAND NOTE】山梨で出会った「ニッポンの果実」に、私たちは「いいね!」を押したい。

ライター 小野民

産地だけのお楽しみ?みずみずしい果実の味わい

四季の変化が豊かな日本には、種類もさまざまなおいしい果実がたくさん。旬になれば、産地では当たり前に食べられているけれど、あまり市場に出回らず、多くの人が「名前は知っているけれど、食べたことがない」というものも意外に多いのだとか。

あらためて日本の果実について、想いを巡らせるきっかけをくれたのは、今回お取り組みをするキリンビールの「キリン 氷結® 山梨産 太陽のすもも(限定出荷)」でした。

希少ゆえに、そのおいしさを知られていない果実が日本各地にあります。そんな果物にスポットを当てるのが、キリンビールの「いいね!ニッポンの果実。」プロジェクト。今回のすもも(2018年5月29日発売)も、そのひとつです。

「果実の風味をぎゅっと込めた氷結だからこそ、商品を通して果実の魅力を伝えられる」という開発者の想いと、その味わいに、私たちはすっかり「いいね!」と共感。氷結だから再現できた、すもものお酒の魅力をお伝えしたいと思いました。

そこで前編では、「いいね!ニッポンの果実。」プロジェクトの肝となる、果物産地へ。

▲キリンビールで商品開発グループに所属する森永里乃さん(左)。産地に足を運ぶのは、大好きな仕事だそう。

「氷結® 山梨産 太陽のすもも」の開発を担当した森永さんと、山梨県南アルプス市を訪ねます。

(この記事は、クライアント企業さまのご依頼で製作する「BRAND NOTE」という記事広告コンテンツです)

 

桃やぶどうもいいけれど……フルーツ王国山梨は「すもも」が自慢!

私は3年前から山梨に住んでいるのですが、東京から引っ越して驚いたことのひとつに、果物の豊富さがありました。

なかでも、これまでほとんど食べたことのなかった「すもも」の種類の多さにはびっくり。聞けば山梨はすももの生産量日本一なのだそう。

「氷結® 山梨産 太陽のすもも」の「太陽」も、品種のひとつ。氷結が選んだ「太陽」にはどんな特徴があるのでしょうか。

 

手間ひまかけて育てられた、太陽のすもも

▲すももの受粉作業。花粉をつけた羽で花をひとつずつそっと撫でます。この時期は朝から晩まで、農家さんは総出の手作業が続きます。

キリンビールの森永さんと訪れたのは、4月のすもも畑。迎えてくれたのはJA南アルプス市管内のすもも農家、浅川さんです。ちょうど、すももの花の受粉作業が終わりに差し掛かった頃合いでした。

すももを育てるにはとても手間ひまがかかるのだそう。冬の剪定作業、春の受粉、生育中の繊細な果実の管理と収穫まで手をかけることはたくさん。貴重なすももを守るため労は厭いません。

浅川さん:
「収穫は、ちょうどいい硬さを見極めてひとつひとつ手摘みします。氷結の缶を持つとちょっと凹むじゃない?そのくらいがちょうどいい。缶の底の硬さではまだ熟していないかな」

優しく手摘みされた新鮮なすももは、ブルームと呼ばれる白い粉のようなもので守られています。これは、空気中の菌から守ったり、酸化を防ぐ効果があるそう。ブルームを落とさず、実を傷つけないよう、丁寧に箱詰めされて出荷します。

浅川さん:
「食べる機会の多い地元の人は、すもものおいしさを知っているんですが、なじみがない人にとっては、『すももは酸っぱい桃』という誤解があってあんまり人気がなくてね。これまで、こんなにたくさんのすもも果汁を提供したのは初めてなんじゃないかな」

これまで、お酒はもとよりジュースをはじめとした加工品としてもあまり商品化されてこなかったすももを、森永さんたちはどうして氷結にしようと思ったのでしょうか。

森永さん:
「すももの甘酸っぱさと氷結は絶対に相性がいいという確信があったんです。でも、商品化にはたくさんの果実が必要になるので、すももの生産が盛んな山梨県のJAさんにご協力いただくことになりました」

いろいろなすももを検討して、果汁が多くて甘みも強い品種「太陽」のストレート果汁を使うことに決定。とはいえ、収穫したもののほとんどは生食用として売り先が決まっているため、2016年は果汁を確保できずに断念。2017年はじめから、氷結のためにすももを育ててもらうことになりました。

浅川さん:
「『氷結® 山梨産 太陽のすもも』をきっかけに、今まですももを食べたことない人が、生食のすももも食べてみたいって思ってくれたら、農家としても嬉しい。そんな期待を持っています」

 

農家さんも納得!すももの風味をしっかり感じる理由は?

▲パッケージにすもも畑が描かれているのは「陽の光を浴びる木々が美しくて、忘れられなかった」からだそう。森永さんの想いが密かに込められています。

農家さんの願いである「生食のすももを食べてみたい」と思わせる気持ちを、いかに飲む人へ届けるか。森永さんは試行錯誤を続けました。

森永さん:
「すももをかぶっと食べたときの果汁感をいかに伝えるかを大事にしたいんです。

搾った果汁そのままのおいしさを感じてもらうには、濃縮還元でなく、ストレート果汁を使っている氷結がぴったり。熱を加えずに搾ったままの果汁を凍結させるので、果物のみずみずしさを含めたおいしさを、そのまま味わうことができるんです」

考えてみれば、果物のジュースも同じ。私は「ストレート果汁」のジュースが好物で、見つけるとつい手が伸びます。その理由はまさに、果実そのままを感じられるから。その果物の味わいを知りたくて、先日も品種違いのりんごジュースを取り寄せたばかりなことを思い出しました。

さて、「太陽そのもの」を目指して完成した「氷結® 山梨産 太陽のすもも」の味はいかに。実は、浅川さんの感想をうかがうのは、この日が初めて。森永さんは、緊張の面持ち……。

浅川さん:
「うーん、おいしい。なんといっても香りがいいよね。プシュッと開けて、口に近づけただけでふわっとすももの香りがする。でも、なによりびっくりしたのは後味なんです。

これは、まぎれもなく太陽の味。さわやかな甘みをしっかりと感じます。太陽を育てている農家なら、『これは太陽だ』って絶対に分かると思うよ」

この言葉に、森永さんは思わずガッツポーズ。

森永さん:
「太陽のおいしさを、きちんと氷結にとじこめることができたことがなにより。生食の味を一番よく知っている農家さんに、おいしいと言っていただいて、心底嬉しいです」

 

ニッポンの果実産地と食卓を、いいね!でつなぐ

氷結の「いいね!ニッポンの果実。」プロジェクトは、知る人ぞ知る味だったすもものおいしさを、みんなの食卓へ届けるきっかけを作りだしています。

甘みと酸味がほどよく混じり合った重層的な風味こそが、きっとすももの持ち味。プシュッと缶を開けた時の甘い香りに包まれながらごくっと飲めば、白ワインをさらにフルーティーにしたようなすっきりした喉越しも味わえます。

この味わいは確かに、お酒としての魅力も格別。華やかさがあるから単体でも、食事に合わせるイメージも浮かびます。限定出荷のおいしさですから、目にしたら、まずは一本お試しでいかがでしょう。

後編では、すももそのままに近い風味を再現した「氷結® 山梨産 太陽のすもも」で楽しむ至福のひとり飲みのご提案。食いしん坊とお酒好きを自称するツレヅレハナコさんに、簡単おつまみとアレンジドリンクを教えていただきます。

(つづく)

【写真】佐々木孝憲(4、6枚目をのぞく)


もくじ

 

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ライター 小野民

編集者、ライター。大学卒業後、出版社にて農山村を行脚する営業ののち、編集業務に携わる。2012年よりフリーランスになり、主に地方・農業・食などの分野で、雑誌や書籍の編集・執筆を行う。現在、夫、子、猫3匹と山梨県在住。

 


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