【クラシコムの社員食堂】炊飯器で作る「簡単パエリア」で秋の味覚たっぷりのお昼ごはん
炊飯器で作る簡単パエリアのレシピ・ポイントをご紹介します。パエリアはお鍋で作ると火加減などがちょっと難しいですが、炊飯器ならとっても簡単で失敗知らず!これからの季節、お客様をお招きする機会にも華やかでパーティ映えする頼れるメニューです。
まきあやこ
こんにちは、社食担当のPerch. まきです。
今年の秋は週末にいいお天気が続いて、お出かけ日和が多かったですね。
Perch.も東京蚤の市に出店をしたり、サンドイッチのポップアップストアを吉祥寺の絵本屋さんの軒先に開店したりと、いいお天気を満喫しながらイベントの秋を過ごしました。
そんな間に、思い立って、金沢へお気に入りの器を求めに行って来ました。というわけで、今週は金沢のおいしいお魚やお野菜をたっぷり使って、秋の味覚をお届けしました。
今週のお献立
◎金沢の魚介のパエリア
◎加賀太きゅうりとベーコンのスペインオムレツ
◎柿と梨のマリネ
◎加賀大根と金時草のナンプラースープ
朝から賑わう、秋の近江町市場
▲私が訪れた時は蟹が解禁直前。きっと今頃は蟹がたくさん並んで市場中が真っ赤になっている頃ですね。
市場が大きな街を旅するのは、本当にわくわくとします。
朝起きて、市場に向かったなら、まずは全体をぐるっと一周。この時、お店の人に見たことのない地元の野菜やお魚の料理法を聞くのもたのしい時間です。
調理法にもその地域独特の文化が反映されていて、毎回勉強になることがたくさんあります。
▲加賀野菜色々。地元の料理人の方もたくさん買い出しにいらしていました。
食材を見たり、お話を聞いたりしながら、仕入れのお財布とも相談し、東京のスタッフともメールで相談をしながら、社食のお献立をぐるぐると考えます。
そして今回は、和食というよりは、洋食っぽい感じでお料理するのがたのしいかな、と思いついて、メインをパエリアに決めました。
見栄えもばっちり。炊飯器で作る簡単パエリア
パエリアは、パエリアパン(平べったいお鍋)で作ろうと思うと、火加減なんかがちょっと難しく、たくさん作るのにはコツが必要なこともあります。
けれども、炊飯器で作るととっても簡単に、失敗せずに作ることができます。
炊飯器にお米を入れたら、濃いめに作ったサフラン水(サフランにお湯を注ぐだけで作れます。)をいれて、予めにんにくとオリーブオイル、塩・こしょうで火を通しておいた具材をのせて炊き込むだけ。
この時のポイントは、具材を炒めた時に出た、魚介類のおいしいお汁も一緒にいれて炊き込むこと! おいしい出汁をお米が吸って、おいしいパエリアになりますよ。
炊きあがったら具材を取り出して、お米に塩・こしょうやガーリックオイルで味付けをして、色とりどりの具材をのせたら完成です。
▲パエリアは大好評で、この日はおかわり続出となりました。
これからの季節、お客様をお招きする機会にも、華やかでパーティ映えする頼れるメニュー。
今回は、金沢の旬の鱈、メギス、小さなイカなんかを使いましたが、おいしそうな魚介類をみかけたら、ぜひ試していただきたいです。
ちなみに、今回の旅の目的はこちらの展示でした。すっかり寒くなった閉店近くに駆け込んで、うつくしい作品を拝見したら、こころが深呼吸したようでした。忙しい最中でしたが、来てよかったなぁ、と思いました。
素敵な器と金沢食材をたくさん抱えて、今回も苦笑いするくらい大荷物で帰宅。
次は、どこの旅先から、おいしいお昼をお届けできるかな。来年も、いろんな街の、いろんな市場を訪ねられたらいいな、なんてことを思いながら。
そろそろ今年も終盤ですね。
さて来週はなにを作りましょう?
では、また次回。
まきあやこ
料理家 Food producer / stylist、ケータリングチームPerch.主宰。2013年よりFOOD unit GOCHISOとして活動を開始。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
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