【クラシコムの社員食堂】お酢やハチミツでアレンジも自在。「自家製粒マスタード」を使った夜ごはん
粒マスタードの作り方と、簡単なアレンジ方法ののご紹介。手作りの自家製粒マスタードは仕込みたてはピリッと辛くて、これでおいしくなるのかな……。と心配になりますが、時間が経つと、マイルドで爽やかな香りのおいしい相棒になります。
まきあやこ
こんにちはPerch.のまきです。
年末年始は社食がお休みだったので、先週から社食がはじまり、今年もいよいよ本格スタートだなぁ、と感じています。今年も、週に2回、みなさんにおいしくてたのしい社食をお届けしたいと思います。
今週のお献立
◎鯖のローズマリーグリルときのこのソース
◎自家製粒マスタード入りキャベツと白いんげん豆のコールスロー
今週は、お正月明けで少しさっぱりとしたものがよろこばれるかなと思い、メインはお魚に。ローズマリーとオイルでマリネをして、臭みをとってからグリルしています。長ネギのしゃきしゃき食感が楽しいきのこのソースを併せて、ごはんが進むように作りました。
それから、自家製の粒マスタードを使って、春が待ち遠しい気分のキャベツのコールスローを副菜に。
意外と簡単? 自家製粒マスタード
自家製の調味料は暇を見つけてあれこれと作っていますが、アトリエに無くてはならないのが「粒マスタード」です。
作り方はとっても簡単で、マスタードシード(イエローとブラウンの2種類を使用。うちはブラウンの配合がかなり少なめ)にお酢とお塩、お砂糖に鷹の爪などを入れて放っておくだけ。途中で一旦取り出して、フードプロセッサーにかければ、好みのつぶつぶ感に調整することができます。
写真右側のものが、昨年5月に仕込んで熟成が進み食べ頃になったもの、左側はつい最近仕込んだもの。材料にほとんど違いはありませんが、随分色が変わっているのがわかります。
仕込みたてはピリッと辛くて、これでおいしくなるのかしら……と心配になりますが、時間が経つと、マイルドで爽やかな香りのおいしい粒マスタードになります。清潔な瓶で作れば、常温保存ができるのも便利なところです。
使うお酢によって出来上がりの印象が変わったり、ハチミツやお酒を入れて作る方法などもあって、アレンジがたのしめるのも、自家製マスタードの良いところ。
プチプチとした食感が、何に合わせてもリズミカルで、お料理の良いアクセントになってくれます。
先週、今年最初のお昼の社食にお伺いした際、「この日が待ち遠しかったです!」と口々に言っていただき、スタッフのみなさんが社食を楽しみにしてくださっているのが伝わり、とてもうれしかったです。
今年は、どんなおいしいものを作ろうかな、たくさんのおいしいをお届けできるといいな、と気持ちを新たにしました。
コラムをお読みくださっているみなさんにも、日々のお料理のヒントになるような、おいしいおすそ分けができますように。
では、また次回。
まきあやこ
料理家 Food producer / stylist、ケータリングチームPerch.主宰。2013年よりFOOD unit GOCHISOとして活動を開始。テーマ性のあるオーダーメイドのケータリングやお弁当、イベントでのフードコーディネーションを手がける他、フードスタイリング・レシピ開発などを中心に活動中。
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