【バイヤーのコラム】靴磨きに目覚めたキッカケは同じ形の違う靴
バイヤー 下平
お気に入りの靴って出会えるととても嬉しいし、毎日履きたくなりませんか?
まだ学生だった頃、私にとっていいお値段だった革の靴を自分の安易なメンテナンスが原因で履きつぶしてしまったことがあります。
その靴が履けなくなってしまってから、「なぜもっと勉強して、適切にメンテナンスしなかったのか…」と、無知だった自分を悔いました。
それから5年後、その靴が定番商品となり店頭に出ているのを見つけて、軽い気持ちで試し履きしてみました。
「この感じ…懐かしい!」という感情が駆け巡り、気づけばあの靴と同じ型のものを購入していました。
「この靴は絶対に大切にしよう!」と心に決めました
着る服は当時と変わっているものの、どんなコーディネートにも対応してくれるベーシックさのおかげですぐに私のスターティングメンバーへと返り咲きました。
すぐに海外旅行へ行った時に連日履いてしまったこと、雨に濡れてしまったことで、いつの間にかあまりよろしくない状態に…。
「これはまずい!」と思い、すぐさまシューケア用品を調達…!
クリームなどは上質なものを、ブラシやクロスやシューキーパーはお安く百円ショップなどでGETしました。
まずは皮革用石けん(汚れがひどい時に使うもの)を泡立てて汚れを洗い、風通しのいい日陰で乾かします。
よく乾いたらオイル、そして靴の色に合わせて悩んで購入した色のクリーム。
乳液もつけて磨いたら靴紐を通して、ピッカピカになりました!
お手入れは想像よりずっと簡単で、そして効果の大きいものでした。
綺麗になった靴を履いて新しい気持ちで出勤
外に出てみると靴はつやつやと輝いて、歩くたび下を見てにやにやとしてしまいました。(怪しいですね…)
春の訪れを感じさせる風が、植物の匂いを含んでいて気持ちが良いのも相まって、とても気分のいい出勤に。
「この靴は長く履けるようにしたい。毎日履いて傷ませないように、雨に濡れないように、細心の注意を払おう…」と心で思いながら一歩一歩を踏みしめました。
靴を大切にする、ということを私は同じ形の違う靴から学んだのでした。
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