【スタッフコラム】未来への作戦会議
商品プランナー 市川
先日、小さなオリーブを見つけました。
あまり見かけないサイズに心惹かれ、家へ迎えることに。
春くらいから色々と育てていますが、初心者の私にとっては初めての体験ばかり。梅雨が長かったこともあって、きのこがたくさん生えて、どうしよう!と慌てたこともありました。
そのなかで力強くぐんぐん成長してくれたのは、青い花が咲くプルンバーゴ。花が咲き終わったあとも刺し木をすると、別な根をはりしっかり育ってくれます。
刺し木も初めてで不安だったのですが、しばらくすると新芽が生えてきてくれました。いつ花が咲くのかな〜と楽しみに待っているところです。
小さなものを大きく育てていくのって、大変だけど楽しいなと思うことばかり。三姉妹をみていても、それと同じことを感じます。
▲きれいに食材を並べるのに集中!
ある日、子供だけでお風呂に入りたいということで入ってみることに。3歳、6歳、8歳でまだまだ私が洗ってあげることのほうが多い年頃ですが、何やら3人だけで話し合いをしたかった様子。お湯はためずにドアは少しあけるというルールで、そっと見守ることにしました。
耳をすましてやりとりを聞く私。まずは、末っ子を洗ってあげよう!ということになったようで、お姉ちゃんたちが奮闘していました。
その後は落ち着いたようで、「どうする〜?」「う〜ん……」などという言葉が聞こえてきました。
そぉ〜っと脱衣所に座り込んだ私は、ニヤニヤが止まりませんでした。
長女:「お店ひらくとしたら、なんて名前にしようか?」
次女:「 “いちかわケーキのお店” とか?変かな。」
長女:「せっかく3人でやるんだから、 “三姉妹のケーキ屋さん” とか?」
将来パティシエになりたいお姉ちゃんたちは、夢を目標に変えて何やら作戦会議をしていました。
末っ子は、おもちゃのお医者さんになりたいといっているのに、ケーキ屋さん会議に加えられている。でも、本人は気にせずのんびり遊んでいる様子。
おもしろいな〜と笑いをこらえるのに必死な私は、そのあたりで作戦会議の盗み聞きはお開きにすることに。
▲長女が末っ子くらいの時も同じように並べることに夢中でした。
その会議をしてから休日のごっこ遊びでは、各自の部屋を作って、行き来するのが定番となりました。
夢がパティシエなので、お料理自体とても大好きな子供達。「ひとりごとエプロン」を一緒にみることがあるのですが、まさに一人暮らしなので興味津々。なんでこの子は一人で食べてるの?という子供ならではの質問もとびでます。
それが、一人暮らしというものなんです。という私に、「そうなんだ〜」と答える子供たち。
まだまだ知らない世界がいっぱいで、興味はつきない様子です。
「私だけの城」にするのか「私達の城」にするのか、なんだか今から楽しみです。
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