【スタッフコラム】明日、考えが変わっても。
今年1年を振り返ると、仕事やプライベートで、何かを決めるというシーンが増えました。
昔から超がつくほどの優柔不断で、一つ一つの選択にとにかく時間がかかります。(バシっと物事を決断できる人に心底憧れるのですが、そっち側にはまだまだいけそうにありません。)
昨日はA案しかないと思っていたのに、少し時間を置いて考えたらB案も良い気がしてきた。1つのことを何周も繰り返し考えてしまう性分に、自分で呆れてしまうこともしばしばです。
ある日、仕事で「昨日はこう思ったけれど、やっぱりこうしたい」と内心ドキドキしながら伝えたとき、いつも一緒に働いているスタッフとこんなやり取りがありました。
あるスタッフとは「一晩考えて、私もそう思った」と考えが合致し、舵を切るように方向転換。また別のスタッフとは「考えた結果、そのままがベストだと思う」と意見を交わし、納得してそのままの選択を。それぞれの最後には「巡ってくれてありがとう」という一言が返ってきたのです。
伝えるかどうしようか迷っていた私の考えの変化について、昨日はこうだったはずと責めるより、より良い選択に向かって再定義できるしなやかな心持ちに、本当に救われる思いでした。
私自身はというと、自分の考えが一変することに、もしかして大人として無責任?カッコ悪い?と、正直なところ恐怖心があったんです。
でも今改めて目まぐるしいスピードで移ろう世の中のこと、暮らしのこと、そんな毎日の変化に目を向けると。
昨日と今日で考えが変わったり迷ったりすることは悪いことではないようにも思えて、一度決めたからと線を引いてやり過ごしてしまう方が、どんどん視野が狭くなってしまうなと気がついたのです。
明日考えが変わってしまうことを恐れるよりも、1日1日いろんな局面で起きる選択を、そのときの最善を尽くせるように、自分なりに精一杯考えて、いい意味で迷い続けられたら。
余談ですが、家族間ではつい言った言わない論争が起こりがちな我が家です……、年末に向けてしなやかであろう!とひそかに決意しています。
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