【スタッフコラム】伝えるだけじゃなくて、相手にちゃんと伝わるように
商品プランナー 加藤
唐突ですが、私は会議で上手にプレゼンテーションできる人や、心をぐっとつかむような文章を書ける人にあこがれます。
私自身、大勢の前で話したり、わかりやすく説明するのがとても苦手。だから、それが上手な人を見ると、すてきだなと思うし、ちょっとで良いからそういう才能が自分にもあったらな、と思うのです。
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急ぎの要件でスタッフ宛てに自分が書いたメッセージ。時間が経ったあるとき、なにげなしにそれを読んでみたら、要点のわかりにくい内容でおもわず唖然。肝心の主語が抜けていたりもして(!)自身の伝える力の乏しさに、なんだかがっかり。
最近はただでさえ、直接会って話すことがむずかしく、ニュアンスが伝わりにくいのに。伝えはしたけど、肝心の「伝わるか?」の視点が欠けているなぁと痛感しました。才能がないと嘆いている場合じゃなく、やり方を考えないといけないなと、今までの自分を省みました。
それ以来、少しずつ自分なりの工夫をトライしています。
たとえば、報告系は文書で、意図があったりそこからなにか相手に考えてもらいたいときには、なるべくテレビ会議で口頭で相談する、など伝え方の手法を線引きしたり。
ほかの人が話す内容を聞くときに、もし代わりに同じ話を自分がするとしたらという視点で、メモをとるようにしてみたり。
うまく伝える技術はないけれどできないなりに、相手に伝わるにはなにができるかなと考えて、ちょっとずつ取り組んでいるところです。
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毎日のように荷物を届けてくれる、運送会社の配達員さんがいます。ある日、その方が「今日は乾燥してるから、風邪に気をつけてくださいね」と声をかけてくれました。
心遣いが嬉しかったし、なにより日々の感謝もあってなおのこと、私もちゃんと労いの言葉を返したかったけれど、いい感じの言葉がパッと浮かびません。
せめて表情と声には気持ちを込めよう、と思いながら「お互いに!ありがとうございます」と返すのが精一杯でした。
本当は、配達員さんもご自愛くださいねとか、色々言葉を尽くしたかったのになぁと、話し下手の自分に落胆しかけましたが、目の前の配達員さんがウフフと笑顔になってくれたのを見て、どうやら気持ちだけは伝わったのかもと、ちょっとひと安心。
急にうまく話せるようにはならないけれど、伝わるためには?と考えを巡らせて工夫することなら、話し下手の私でもちょっとずつできそう。と、ぼんやりながら希望を感じたのでした。
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