【スタッフコラム】集めてしまうものや、捨てられないもの。
お客様係 望月
つい集めてしまうもの、使い道がないけれどかわいくって捨てられないもの。
春に控えた引っ越しを前に少しずつ身のまわりの整理を始めたのですが、まずは手始めに雑貨からと思ったのが最後、(いつものことですが)手が止まり頓挫しました。
あまり収集するタイプではないと思っていたのですが、無意識に集めていたものや、こんなものまで取っておいたのかと呆れてしまうものまで。それはそれは色んなものが出てきました。
まず、集めてしまうものは「赤べこ」。
福島県に祖父母がいたため、小さな頃から赤べこが身近な存在です。大人になった今も、赤べこのものを見つけるなんだかほっとして、つい手にとってしまいます。
自らアイテムを探すというよりは、偶然見つけるという出合い方が好きで、以前はふと立ち寄ったお店やフリーマーケットで。今だったらインターネットで見つけてと、意識していないはずなのですが、我ながら赤べこ遭遇率が高い気がしています。
今年は丑年なので、例年よりも赤べこを目にする機会が増えたのも個人的にはとてもうれしくて。赤べこの「何か」と出合える日をどこかで期待している自分がいます。
なかなか捨てられないものも出てきました、「包み紙」。
お菓子の空き箱や缶と違い、これといった使い道が思い浮かばないのでひたすら眺めるだけなのですが……、これがなかなか捨てられなくて。
チョコレートや飴、和菓子など。どこか懐かしくって素朴な包み紙と丁寧に包まれた様子を想像すると、とても愛おしいです。
家族に見られたらきっと一寸の迷いもなく捨てられると思うものの、スクラップするようなマメさもないため、雑貨を保管している紙箱の中でひたすら眠っています。
正直なところ、見るたびに手放そうかとも思うのですが……今回も判断を先送りにすることにして、そっと箱の蓋を閉じました。
可愛いだけに、私にとっては大変悩ましい存在です。
実家の母は包装紙や缶など、とにかくなんでも取っておくタイプだったので、思春期の頃は「もう〜捨てなよ〜」なんて言うのが私の役目でしたが、今では気持ちが分かります。
さてさてだいぶ脱線してしまったところで、道のりは果てしないですが、今週末あたりから本腰を入れて片付けや整理に取り掛かりたいと思っています。
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