【スタッフコラム】顔つきさんをどうしよう
今年初めに引っ越しをして、以来悩み続けていることがあります。
それは、顔つきの子達の飾り方。正直、ワンルームの我が家に飾るにはあまりにもたくさん持ちすぎているんです。
売られていると、つい欲しくなってしまう。それを知っている友人や家族が、プレゼントしてくれる。実家を出る時に荷物をあらかた持って出たこともあって、気がつけばその数なんと52体。(数えました)
長年一緒の子たちだからなおさら、「手放す」なんて考えられないんです。
当店では動画コンテンツを担当しているので、取材で素敵なお宅に伺うこともあります。
存在感のある家具に、余白のバランスが考えられた壁。抽象的なポスターが飾られていたりして、そこに色を添えるように植物があったら…! 何度か取材にいくうちに、憧れのインテリアはいくらでも思い描けるようになりました。
「どうしたらこんなに素敵なおうちにできるんだろう」と思うと同時に、「我が家、なんか子供っぽいな」とも思ってしまうんです。
もしや子供っぽさはこの顔つきの子達からくる? そんなことも、思わずにはいられませんでした。
先日「あそびに行きたい家」の取材で波々伯部宅に伺いました。集まっていたいろんなジャンルの雑貨や小物に、波々伯部は楽しげに「好きなんですよね」と語ってくれたんです。
彼女の笑顔と言葉に胸を打たれながら、いつもの顔つきちゃんたちに出迎えられて帰宅した私。
いつのまにか「 “良い” インテリアはこうあるべき」という思い込みができていたのかもしれないな-。ぼんやり畳に寝っ転がって、窓際の彼らを眺めながら、そんなことを考えたり。
思い描いている理想のインテリアは頭の中に存在するけれど、この子たちを押し入れにしまったり手放したりするのもなんだか違う気がする。
でもやっぱり、まとまってなさすぎる気もする。
足したり引いたり入れ替えたり、しっくりくる彼らの居場所を模索している昨今です。
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