【スタッフコラム】なるとが1本、家にありまして。
編集スタッフ 栗村
先日妻が、なると巻をまるまる1本買ってきました。
「かまぼこよりもしっとりとして好きなの」
衝撃でした。
妻がなるとを1本買うほど好きだったということもそうなのですが、なるとの味を意識して食べたことがなかった自分にとって、あのふたつは同じものくらいの感覚で捉えていたのです。
早速切って、お皿に並べてみると、なかなかチャーミング。
なるとだけメインで、しかもこんなに味に集中して食べたことがなかったのでちょっと新鮮です。
何よりもあのおまけ的存在を「こんなにたくさん食べられるなんて!」という贅沢感含めておいしいということがわかりました。
ということで、今日は食べ物にまつわる小さな発見をちょっとだけ紹介させてください。
ひよこ豆は、ひつじ豆
我が家では、なるとに続いて空前のひよこ豆ブームが来ています。
水で戻す前の姿は、本当にひよこにみたいでかわいいな〜なんて思っていたのですが、ふとネットでひよこ豆について検索していると、学名は「Cicer arietinum」というらしく「羊のような」という意味なんだそう。
ひよこじゃなくて羊? いやいやいやと思って角度を変えてみたら、まさに羊のよう。
むしろ、もこもことした感じは羊の方が似ているかもしれないななんて思いながらひよこ豆の可能性を感じていました。
枝豆の可能性は無限大
可能性といえば大豆ってすごいですよね。
醤油、味噌、納豆、豆腐、きな粉……何にだってなれるのですから。
こんなに可能性のある食材は他にあるのだろうかと、1シーズンに1回くらいは大豆に驚いている気がします。
それでなのですが、つい先日その可能性がさらに広がった瞬間がありまして……枝豆です。
すっかり忘れていました。大豆になる前は枝豆ですから、断然枝豆の方が可能性無限大でした。もやしにもなることだってできますし。
もしも枝豆の進路相談のようなものがあったら、僕には的確にアドバイスできる自信がありません。
ラムネの香りの新学期
最後はちょっとだけ違う話なのですが、春って一瞬ラムネみたいな香りがする時がないでしょうか。
ラムネというか、PEZ(ペッツ)というか、爽やかで甘い匂い。街を歩いていると、ふわっと一瞬だけ感じることがありまして、あれはなんの匂いなんでしょう。
今年の春もまだあの香りのもとを発見できていないのですが、一瞬香っただけで学生の頃の新学期が始まるそわそわした気持ちなんかが思い起こされます。
近所の学校ではいよいよ新学期が始まったようで、外から学生の声が聞こえてきました。どうやら声だけ聞いていると楽しそうな春がやってきたみたいです。
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