【着用レビュー特大号】大切な日の気持ちに寄り添う。「ブラックフォーマル」をスタッフが試着しました。
編集スタッフ 小林
当店オリジナル「ブラックフォーマル」は着心地の良さと、見映えの美しさを両立した、とっておきの自信作。
ワンピース(全4サイズ)とジャケット(フリーサイズ)をご用意しました。ワンピースのサイズは、それぞれ以下の身長が目安です。
Sサイズ 154cm以下 (7号)
Mサイズ 155〜164cm (9号)
Lサイズ 155〜164cm (11号)※Mサイズと丈が同じ、身幅が+3cm
Tサイズ 165cm以上(9号トール)※Mサイズと身幅が同じ、丈が+5cm
そうそう何度も買うものではないからこそ、検討は慎重にならざるを得ないフォーマルウェア。
そこで今回は体型の異なるスタッフ7名に着用してもらい、買うならどのサイズにするかをインタビューした「特大号」でお届けします。
また末尾には「もしジャケットを私服で着回すなら?」といった内容で番外編もご用意しました。着用感など、ぜひご参考になさってくださいね。
– 買うなら Sサイズ派 –
01. デザイナー 波々伯部(身長149cm)
波々伯部:
「身長149cmの私がもし買うなら、ワンピースはSサイズを選びます。
今家にあるものは、10年前くらいに購入したもの。当時はジャストサイズである5号のものを購入しました。
とはいえ今の年齢で買うとなると、先々の体型の変化や、子どものお世話などのことも考えてしまうので、動きやすくゆったり着られるのが理想です。なのでこの7号相当のSサイズは、ちょうど良いかなと。
着丈や袖丈も長すぎることなく、ノンストレスで着られます。むしろこの丈だと、座ったときも安心感があってよかったです」
「ただしフリーサイズのジャケットについては、袖をまくって着た方が全体のバランスがとれそうです。
これは袖口には裏地がついていないので、気兼ねなく袖を捲ることができました」
▲袖を伸ばした状態だと手の甲は全て隠れる長さでした
02. 商品プランナー 中居(身長153cm)
中居:
「私、これとっても欲しい。絶対買います!
そして買うなら、Sサイズを選びます。私は153cmなのですが、一瞬だけ、これからのことを考えるとあえて大きめのMサイズを選ぶのもいいかも……?と心が揺れました。けれど、やはり丈や身幅などが体型に合っていて、綺麗に見えるのはSサイズ。
それにSサイズも十分身幅がゆったりで、着心地も楽ちん。特に心配なく着られそうです」
「比較対象としてMサイズを着てみると、もっと身幅がゆったり。さらに着丈も、より長くなります。
決して着られないサイズ感ではないものの、やはり全体的に大きいからか、体に対して黒色の占める面積が大きく、ちょっと重たく見えてしまうかも……と心配に。
あくまで好みによるかなと思うのですが、私はSサイズを選びます」
「ちなみに自宅には10年前に購入したものがあるのですが、久々にクローゼットから出して見てみたら丈が短すぎるデザインで、もう今となっては着られません(泣)
これなら形もデザインもシンプルだし、これからの10年、心配することなく愛用できそうです」
「フリーサイズのジャケットは、襟のデザインがとても素敵!
柔らかく肩に沿う落ち感があるので、ワンサイズですが、着られてる感じはしませんでした。
もしかすると人によっては若干大きめに感じるかもしれませんが、個人的には、むしろそこは結構嬉しいポイント。お腹や腰をふわっとカバーしてくれるので、むしろ安心感があります。冬場など寒い日の防寒にも良さそう。
私の場合、パタパタと作業などが必要なときだけは袖口を折って、式などのかしこまった場では折らずに着用すると思います」
▲袖口をひと折りした状態でこの長さです
– 買うなら Mサイズ派 –
01. 編集スタッフ 青木(身長156cm)
青木:
「身長156cmの私はMサイズとLサイズを着比べました。どちらも着丈は同じなのですが、身幅があるLの方が着心地はゆったり、Mはジャストサイズ、という感じです。
とはいえMサイズでも着心地に窮屈さは感じません。
身体のラインが出ることはなく、むしろシュッとして見える気がしたので、私が買うならMサイズを選びたいです」
▲Mサイズでも身体のラインを拾いません
▲座るとこのような丈感です
「また私の場合、Lサイズを着ると身幅というよりも、ネックラインが若干大きいように感じました。あまりデコルテを出すのが得意ではないので、その点も含めてMサイズの方が好みです。
ただゆったりな分、立ち座りの動作や、動き回る場面でも安心感があるのはLサイズ。
パッと見た印象ではさほど違いがあるように感じないので、あとはどんなスタイルが好みか、それ次第だなと思います」
▲作業時など、ワンピースの袖はボタンを外さずそのまま折ることができます
「私、実はちゃんとしたフォーマル服を持っていないんです。
だからこうして慣れない洋服を着るとずっとソワソワしてしまいますし、実際に何を選んだらいいのかもよく分からない。
けれどこのジャケットはとても着心地がよく、普段着のような軽やかさ。ゆったりとしたドルマンスリーブで、親しみやすい形だなぁと思いました。
袖をひと折りしようか悩むものの、このままでも特に不便はなさそうです」
02. 店長 佐藤(身長160cm)
佐藤:
「私の場合、Mサイズがぴったり。一番きれいに着こなせるサイズ感と感じますし、ワンピースの着丈や裾からの足の出かたもソワソワせず安心感もあります。
程よいゆとりがあり動きやすさも感じられるので、さらに身幅をとってつくってあるLサイズではなくMサイズがちょうど良さそうです。
それにしても、見た目以上に生地がとっても軽い! こんなにもしっかりと、丈の長さがあるのに快適な着心地です」
「今回の開発は実の母にも試着してもらったり、スタッフのお母様にも試着していただいたりして、細かなシルエットやラインを何度も調整しました。
今の自分にしっくりくるものでありながら、これから10年先の自分や、私の母世代など、幅広い年代に似合うものを目指したつもりです」
▲ジャケットのポケットは飾りです
「例えば、ワンピースにはあるのですが、ジャケットにはポケットを付けませんでした。型崩れの原因となるからです。
とはいえ胴体部分に全く何も無いと、全体が間延びして見えてしまう。そこで開発チームで話し合い、デザインとして「飾りポケット」をつけています。
ついつい忘れてこのポケットを使いたくなってしまうけれど、これがあるとないでは、大違い!
開発時にこだわった点は他にも多々ありますが、そうした細かな点まで一つひとつ、計算して作っています」
「周りのスタッフの話を聞いていても、ブラックフォーマルは大切な日の装いだけれど、必要な場面を目前に、焦ってデパートに駆け込んで買うことが多いもの。実際に、私の場合も同じでした。
けれど、しゃんとした気持ちで、愛着を持って着られるものがクローゼットにあったら。
そんな想いから開発したものです。このブラックフォーマルが皆様にも愛される一着となったなら、とても嬉しいです」
– 買うなら Lサイズ派 –
01. 商品プランナー 市川(身長156cm)
市川:
「156cmの私がMとLの2サイズを着比べたところ、Lサイズを購入したいなと思いました。
どちらも問題なく着ることができたものの、Mサイズはフィット感が強め。
お腹周りは特に気にならないのですが、肩周りがきゅっとしています」
「おそらく冬場はインナーを仕込むでしょうし、正座することや子供の抱っこなどを考えるとMサイズは若干心配。
そうそう買い替えもしないものなので、ゆったりとしたLサイズの方が安心できそうです」
▲Lサイズは身幅がゆったり
「私が今持っているものは8年前に買ったもの。8年でだいぶ体型や好みが変わったので、もう着ることはないかなと思います。
だから今度買うものはできるだけ長く着られるものを選びたいと思っていたのですが、これはまさに理想。
ほんのりと伸びる生地なので、しゃがむ動作もなんなくできましたよ」
▲Lサイズで正座のシュミレーションも◎
01. 編集スタッフ 齋藤(身長161cm)
齋藤:
「161cmの私も、MとLの2サイズを着比べてみました。正直なところ見た目にさほど差はなく、着心地は若干Lの方がゆったりしているかな?という印象。
私はわりと肩幅があり手が長いタイプ。加えて体型が変わることを視野に入れて、長く着るなら身幅が大きいLサイズの方が良さそうだなと思いました」
「ワンピースは袖の部分のデザインがとても可愛いですね。着丈もふくらはぎが隠れて、足の一番細いところだけが出るので嬉しい。
フォーマル服は夏と冬用を持っているのですが、着心地や丈感、これで大丈夫なのかな……と気にしつつ着用していました。
セットアップで着られるのも嬉しく、こうして装いに安心感を持てるのはどんなシーンでもありがたいなあと思います」
– 買うなら Tサイズ派 –
01. スタッフ 木下(身長169cm)
木下:
「169cmの私の場合、買うならTサイズを購入します。
昔一式揃えたものが今でも活躍しているのですが、それにしてもこのデザインがとても素敵で、セットアップで欲しくなってしまいますね。
ワンピースは丈もちょうどよく、気になる足のラインをうまく隠してくれる長さで嬉しいです」
「特にお気に入りなのはジャケット。形がとても美しく、上品!
デコルテや顔まわりをきれいに見せてくれる、繊細なパターンだなと感じました。
着丈もちょうどよく、軽いので肩こりもしなさそう。これなら私服でも着まわせそうですね」
番外編:ジャケットを私服で着回すなら?
木下:
「柄のあるブラウスや、シャツなどと合わせて。ネックラインが素敵なので、インナーの形も気にせずに着まわせそうです。
袖はひと折りして抜けを出しつつ、アクセサリーを見せると素敵かも」
佐藤:
「サロペットの上からさらっと羽織って、カジュアルにも着まわせそうです。
足元がスニーカーの日でも、大人っぽくまとめてくれる気がします」
波々伯部:
「Tシャツや、デニムにさらりと合わせて着たいです。
襟が後ろにかけて立体的に立ち上がるデザインなので、クルーネックのトップスとも相性が良さそう」
photo:清水奈緒(1枚目のみ)
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