【開発秘話】収納をもっと自由に、おおらかに。本多さおりさんと「洗える収納ケース」をつくって、わかったこと

商品プランナー 中居

こんにちは。商品プランナーの中居です。

本日、整理収納コンサルタントの本多さおりさんと一緒につくった「洗えるペーパー収納ケース」が発売となりました。

収納の悩みは尽きないもの。スタッフ間でもことあるごとに話題にのぼる、年齢やライフステージ問わず切実性の高いテーマだと感じていました。

だからこそ、当店の読みものにも何度もご登場いただいている整理収納のプロである本多さんにイロハを教えていただき、一緒にものづくりをしてみたい! きっと取り組みを通じて得られる“何か” があるのではと思ったんです。

実は私・中居はもともと本多さんの大ファン。10年以上前からずっと書籍やブログを読み、暮らしの心支えとしていた憧れの人でした。

今回は、そんな企画を経て得たたくさんの学び、そしてどのようにこの収納ケースができあがったのかをご紹介します。

 

ヒントは「紙袋」・・・?

最初にお声がけしたのは2022年春のこと。

足かけおよそ2年、紆余曲折を経てたどり着いた今回のケース。一見ごくごくシンプルな見た目なので、開発期間の長さを意外に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

けれどこれこそ、本多さんと一緒につくる意味がある!と確信できたアイテムなんです(完成後、本多さんにもそうおっしゃっていただけてホッとしました)。

きっかけは本多さんのinstagramで「紙袋だって収納用品」という投稿を見かけたこと。

それまでにも「新たな収納グッズはなるべく買わずに、まずは家にある物で試してみましょう」といった発信をよく見かけていました。

その最たるものが、買い物した際にもらえる「紙袋」を収納ケースに変えてしまうというこのアイディア。手軽な素材、シンプルな形が汎用性の高さ、アレンジのしやすさを生み、家の中で活躍する。

もしこの紙袋に、様々なご家庭の収納事情を見てきた本多さんならではのエッセンスや、デザイン性、耐久性も加わったら……!

こうして企画の輪郭が見えてきました。

▲見た瞬間にこれだ! と閃いた投稿

 

ざっくり仕分けが◎ 使いやすさの肝はその“サイズ”

さっそく「紙袋のようにポンポン放り込めて、手軽にすっきり整う収納アイテムはいかがでしょう」とご相談。

するとあっという間にたくさんのアイデアが! とくに目からウロコだったのが以下のポイントです。

・収納の難しさを感じている方ほど、小さめの収納用品を揃えがち。でも実は大きくざっくりのほうが整理しやすい。

・大きいカテゴリーで区分けして、中で仕切るほうが探しやすい◎ とにかく個口を少なく、仕組みはシンプルに!

・容量のある収納グッズって意外とちょうどいいものが見つからない。買うのもハードルに感じる方が多い。

それならば、包容力のあるサイズに!ということで、サイズ決めには本多さんのご意見をたっぷり詰め込むことに。

とくにこだわったのが、「奥行き35cm」です。

整理収納サービスで伺うお宅で、奥行き35cmほどの棚を多く見かけたそう。またパントリー収納も意外と奥が深く、奥行きを十分に活かせる収納グッズの必要性を感じていたそうなんです。

奥行きをしっかり確保しつつ、何を入れ、どんな棚に何個収めたいのだろう? を緻密に検証しながらサイズを決めていきました。

▲無印良品のスチールユニットシェルフ(W86×H120×D41)に収めた状態。上段からS・M・Lサイズ

そうして完成したS/M/Lの3サイズは、ポンポン放り込める包容力汎用性の高さがミソ。

使い方は商品ページでたっぷりご紹介していますが、ここでは本多さんイチオシの使い方を!

S:軽いので吊り戸棚にぴったり。形や厚みがさまざまな水筒やお弁当グッズ、タッパー類の収納に。

M:A4サイズが収まるので、DMやプリントの一時置きに。雑誌、子どもの作品などにも。(出しっぱなしでもOKなデザインのものを探されていたそう!)

L:大容量なのでクローゼット収納に便利。シーツの替え、たまにしか使わないバッグ、ツリーの飾り、洋服のお下がりなどに

▲担当デザイナー・鈴木が作成した大きさ検証資料の一部。実際に入れたいもののサイズも考えながらサイズを絞り込んでいきました

 

佇まいやデザインにもこだわりを詰め込んで

素材選びも頭を悩ませたポイント。

・形が決まりすぎず、中身に合わせてちょっと膨らんでくれるくらいが使いやすい

・不要になったときのしまいやすさ、処分のしやすさも考えたい

そんなアドバイスをもとに選んだのが、セルロース繊維でできた丈夫かつ洗えるペーパー素材です。

インテリアに馴染む自然な風合いも兼ね備え、オープン棚に並べても悪目立ちしません。

白い壁紙のお宅、濃いめの家具をポイントにされているお宅、それぞれに馴染むようホワイト・グレーの2色を用意しました。

▲自立はしますが柔らかい素材なので折り曲げることもできるんです

デザインポイントでもあるハンドルは「置くときにどちらが正面なのか迷いたくない」というご意見から両面に!

そんなささやかな部分にまで “生活重視、ラク優先 ”をモットーとする本多さんらしさが散りばめられていますよ。

 

おまけに、開発の裏側をほんの少し

意外にも、商品づくりははじめてとおっしゃっていた本多さん。ときに一緒に迷いながらも、的確なアドバイスで導いてくださいました。

今年の夏、1stサンプルの使用感を伺いに自宅を訪ねた際も、あっという間に「これも入りますね」「ここの収納にもいいかも」とどんどん試してくださる。そのイキイキとした姿がとても印象的でした。

ガチガチにルールを決めるのではなく、暮らしに合わせて「実験」することそのものを楽しんでいらっしゃる姿に、あぁ暮らしを楽しむってこういうことかもと勇気をいただけたんです。

収納って、もっと自由でいいのかも! とふっと肩の力が抜けた気すらしたのです。

散らかっていると「片付けなきゃ……」と気が重くなりますが、できるところからやってみて、違ったらまた試して。

前よりちょっとスッキリしたかも! を繰り返して、少しずつ暮らしやすくなったら嬉しい。そのくらい、おおらかに向き合うでいいのかもしれません。

完成した収納ケースはきっとそこに寄り添ってくれるもの。ぜひ自由に様々な場所で使いまわしていただけたら嬉しいです。

▲憧れのご自宅にも伺えて、思わず満面の笑みのわたし(写真・左)

 

▼商品ページはこちらからどうぞ

photo:芹澤信次(1,2,5,6,9,11枚目)


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