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【冬コーデの便利帖】後編:ストールはどう巻く? ニット帽のかぶり方って? 出かける前、1分でできるおしゃれの仕上げ
編集スタッフ 須賀
特集『冬コーデの便利帖』では、スタイリストの植村 美智子さんに、明日からちょっと自信を持って家を出られるような、冬アイテムの着こなしのコツを教わります。
後編では、お出かけ前の仕上げについて気になるあれこれを聞いてみました。
簡単でおしゃれなストールの巻き方を知りたい!
「 “きちんと畳まない” のがこなれ感を出すポイントです」
▲左:きちんと畳むとお行儀のいい感じに。右:少し形を崩すとこなれ感が出ます。
── ストールの巻き方がワンパターンになってしまいます。簡単で、おしゃれで、できれば自転車や満員電車にのっても崩れにくい巻き方を教えてください。
植村さん:
「大判のストールの場合、まずどんな巻き方でもまっすぐ・きちんと畳まないのがポイントです。長方形のストールの角をひとつだけ持って垂らし、その状態で巻くといい感じに形が崩れてこなれ感が出ます。
今回は私が普段よくやる巻き方を紹介しますね。動画はストールを首に一周巻いたところからのスタートです」
①首に一周巻く
②首に巻いた輪っかの内側から、輪っかの下になっている方の布(今回は左に垂らした方)を持ち上げて穴を作る
③反対の端(今回は右端)を穴に通す
④全体を整える
※左右は入れ替えてもOKです。
植村さん:
「ポイントとして、最後に全体を整えるとき、首に巻いた部分を少し横に広げるとバランスがとりやすいです」
植村さん:
「ちなみに個人的におすすめしたいのは、正方形や三角形のストール。私もずっと前から愛用中です。
ひと巻きでちょうどよい長さのものが多いので、巻き方に迷うこともないですし、巻くだけで形が決まります。
あまり見慣れないかもしれませんが、お店でも意外と販売されているので気になった方はチェックしてみてください」
▲左・真ん中:三角ストール。右:正方形のストール、三角に折って使います。
冬の厚手トップスをブラウジングしたいときは?
「前と後ろの2点だけをウエストインしましょう」
── ニットなど、厚手のトップスをウエストインしたい場合のコツはありますか?ウエストがパンパンになって見栄えが悪くなってしまいます。
植村さん:
「裾はすべてインせず、前と後ろだけを入れればOKです。
ポイントは綺麗に入れすぎないこと。左右不対象だったり、ドレープがあったりする方がむしろこなれて見えますよ」
①左右の脇腹より少し前の部分を、小さくひと折りしてからボトムスにインする
②後ろの裾を一点だけ持ってボトムスにインする
③全体を整える
植村さん:
「もし余裕があれば、完成した時に前が短め、後ろが長めになるように整えるとバランスがいいと思います」
袖をいい感じにクシュッとまくるには?
「インナーの中に入れ込むと、いい感じ&落ちてきません」
── コーデに抜け感を出したいときや、思いのほか室内が暑いときなど、袖をいい感じにクシュっとまくりたいのですが、うまくできません。
植村さん:
「私がいつもやっているのが、中に着ている長袖インナーの内側にトップスを入れ込む方法。こうすると自然なクシュっと感がでるだけでなく、袖が留まってくれるので落ちづらいです」
①袖口から10cmほど下を持つ
②中に来ている長袖インナーの内側に持った部分を入れ込むようにしてまくる
植村さん:
「ポイントは、袖口から10cmほど下の部分を入れ込むこと。袖口の形はそのまま残すことで、自然な仕上がりになると思います」
ニット帽、どうかぶるのが正解ですか?
「眉毛の上に、指一本分の余白を作りましょう」
── ニット帽のかぶり方がわかりません。大人に似合うかぶり方のコツがあれば知りたいです。
植村さん:
「正面から見た時に、おでこの面積が広いと若い印象になるので、個人的に大人は深めにかぶるのがおすすめです。目安として、眉毛の上に指一本分の間をあけてかぶってみてください。
また横は耳の上半分を隠してかぶるようにすると、傾き具合もちょうどよくなると思います。髪の毛はすべて入れるのではなく、少し出すとやんちゃになりすぎないですよ。
ただし、ニット帽のデザインや頭の形、髪型などによっても似合うかぶり方は多少変わってきます。これらのコツをベースに、鏡の前でよい塩梅を研究してみてくださいね」
***
前後編にわたり、植村さんに色々な着こなしのコツを教わりました。
スニーカーをローファーに変える、メガネを足す、ストールはまっすぐ畳まない、など印象を変えるのはちょっとしたこと。今回その “ちょっと” を知れたことで、冬のおしゃれがもっと楽しめそうです。
– 掲載アイテムのお問い合わせリスト –
▼ストールが3つ並んだカット
左・中)トライアングルストール 共に¥17,600|TICCA
右)スクエアストール ¥16,500|manipuri
TICCA|https://ticca.jp/
manipuri|https://manipuri.jp/
photo:滝沢育絵
styling:植村美智子
もくじ
スタイリスト。雑誌や広告などで活躍し、2010年より個人向けファッションコーディネートサービス「Liltin’(リルティン)」もスタート。著書に『洋服の選び方』(マイナビ出版)、『「今の自分」に似合う服』(天然生活ブックス)などがある。
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