【特集|お花と上手に暮らすコツ】第4回:同系色から始める、お花アレンジ。
編集スタッフ 二本柳
フラワー&グリーンスタイリストのさとうゆみこさんに教わる、お花と上手に暮らすコツ。
前回は1種類のお花を束にしたアレンジを紹介いただきましたが、第4回の本日は、何種類かのお花を組み合わせていきましょう!
同系色のお花でアレンジ。
<手順>
1. 枝分かれした脇役を花留めとして先に入れた後、主役の花を入れてみる。
2. 全体の大きさを考えながら奥行きがでるように配置する。
3. 間を埋めるように他の花も入れていく。
4. 全体のバランスを整えて完成!
「お花の組み合わせは、同系色からはじめるのがオススメですよ。1色で統一されていると、全体的にまとまりがでやすいので素敵な仕上がりになりやすいんです」
上手にお花を生けるコツ。
1. すてきに見せるお花の選び方
※お花の種類:(左から)クリスマスローズ、スカビオサ、パンジー、ラナンキュラス、ビバーナム・ティナス
さとうさん:
「お花を何種類か組み合わせるとなると、ちょっとハードルが上がった感じがしますよね。でも、同系色で組み合わせるということを意識すればとっても簡単ですよ!」
2. 活ける前に、器に対する花のバランスや
ボリュームを考えてみる
「いざ器に生ける前に、器の大きさとお花のバランスをざっくりと確認します。このくらいでいいかな〜と決めてから生けるだけでも、失敗しにくくなりますよ」
3. 主役の花を決めるのが大切
「全体をバランスよくまとめるコツは、主役の花を決めること。正面から主役が美しく見えることを意識して活ければ、あとは脇役をそのすきまに挿していってあげるだけでOK」
4. 茎の太いものは先に挿しておく
「大きく枝分かれしたものは先に器に入れておくことで、花留めになり、活けやすくなりますよ。植物1本1本の形をよく観察してから、その形を生かすような順番で活けると上手にできると思います」
今日のまとめ。
1. お花を組み合わせるときは、同系色から始めると失敗知らず。
2. 生ける前に器とのバランスを考える。
3. 主役の花を引き立てるように活ける。
4. 大きく枝分かれしたものを花留めにすると活けやすい。
お店で自分なりに何種類かお花を選び、オリジナルの束を持ち帰ると、そのぶん愛着もわくような気がしますよね。
そんな時には、花屋さんをぐるりと見回して同系色のお花を選び取ると、かんたんに見栄えのするアレンジを作れるようです。
次回もどうぞお楽しみに!
もくじ
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