【今日のスケッチ】ちいさな頃、怖がっていたもの。
こんなこと、ありませんでしたか?
幼いころ、家の壁紙や天井のシミがなんだか怖い……夜はそこに近寄りたくなかった、なんて思い出です。
このお盆休みに実家に帰省していたとき、小さい頃に怖がっていた壁をまじまじとみる機会がありました。
「そういえば、この木の羽目板にある節が『目』に見えてきて怖かったっけ」
玄関に面した廊下は、夜になると真っ暗で不気味で、廊下のむこうにある部屋に行きたいとき、数メートルの距離がなが〜く思えたんですよね。
けっこう成長してからも怖がっていて、それを隠して早歩きしていたのを思い出しました(笑)。
例の羽目板は実家が増築されたときにつけられたもので、当時は今みたいに細かく注文するリフォームやリノベーションは難しく、大工さんにおまかせ状態だったそう。それを祖母は後になって「この羽目板は好きじゃない」と悔しそうに語っていたらしいです。
90歳になる祖母は、その悔しさはもう忘れているんじゃないかしら。
そして、今のわたしには木の節が『目』にみえることはなく、怖くもない。むしろこの壁を見ると帰ってきたな、と安心します。
学校やオフィスなど建物に宿る思い出はいろいろあるけれど、実家の歴史にちょっとだけ触れた帰省でした。
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