【バイヤーのコラム】新しくMDグループに加わった佐藤です!
商品プランナー 佐藤
はじめまして!
新たにMDグループに加わりました、バイヤーの佐藤です。
チームの先輩バイヤーにたくさんのことを教えてもらいながら、あっという間に過ぎていくクラシコムでの日々。現在は、トップページの更新や商品の発注作業などを主に担当しています。
今回は、はじめましてのご挨拶を兼ねて、私のことを少し紹介させていただきたいと思います。
ものづくりを通して、日常にわくわくを。
大学で被服学を専攻し、服や繊維について学んでいた私は、就職活動をする中で自分の中にある「ふたつの思い」を見つけます。
ひとつ目は、「ものづくりに携わりたい」という思い。
子どもの頃から、手を動かしてなにかをつくることが大好きでした。
公園で鬼ごっこする同級生を横目に、母の見よう見真似で家にこもってミシンと格闘していた幼少時代。
小学3年生の時、仲のいい友達4人組で色違いの花柄のスカートをつくり、うれしくて毎日のように学校へ履いていったことが私の原点だなぁ、と思います。
大学4年間で服や繊維の知識をはじめ、工業製品としてのものづくりの現場のおもしろさを学び、その過程に携わりたい!と思うようになりました。
▲大学の教科書は、今でも時折見返す私のバイブルです。
ふたつ目は、「日常の小さなしあわせのきっかけづくりがしたい」という思い。
お気に入りの服を着ていると自分にちょっと自信が持てたり、おいしいおやつを食べると夕方以降の仕事がちょっとはかどったり。
何気ない日々の中で出会う、小さなしあわせってありませんか。
日常を今よりほんの少し前向きにするきっかけづくりができるような仕事がしたい、と思うように。
そんなふたつの思いを抱えて入社したのが、オリジナル商品を通信販売で展開する会社。
そこで、雑貨やファッションアイテムの商品企画の仕事に携わっていました。
▲5年間を過ごした、大好きな神戸の風景。
たくさんのものに触れ、ものづくりの現場を訪れ、充実した時間を過ごした5年間。
このときに学んだ、ものづくりの知識や人とのつながりはこれからのクラシコムでの仕事にも存分に活かしていきたいと思っています。
2度の転職。離れたからこそ気づいた、自分の価値観。
結婚に伴う転居のため通信販売の会社を退職し、その後は製菓メーカーでマーケティングと商品企画の仕事を始めます。
前述したふたつの思いを満たしているし、仕事へのやりがいは感じるもののどこかもやもやする日々。
その原因を探る中で、自分自身が心惹かれるものたちには共通して、「ストーリーがある」ということにふと気がつきました。
職人さんが熟練の技でつくった…という生産過程に刻まれるストーリーや、革や麻など使うたびに風合いが変化しストーリーが刻まれていく…というもの。
また、大切な人からの贈り物のように、ものの先にある「人の気配」が感じられることが私にとっての「ものの価値」に結びついているということにも気づきます。
そういったものづくりを、1社目の会社で志していたのですが、やりきれずにやむなく退職してしまったという不完全燃焼な気持ちもどこかに抱えていたのかもしれません。
▲使うごとに風合いが変化していくお気に入りのものたち。
自分が心惹かれるものや価値を感じるものにもっと正直に向き合いたい。
その価値観に共感してくれる人に向けてものづくりをしていきたい。
その思いに気づき、転職を決意しました。
いつしか芽生えた、「あこがれ」がきっかけに。
元々、「北欧、暮らしの道具店」のお客さんだった私。
お買いものをしたりコラムを読むことで、日常に小さなしあわせを得ていました。
取り扱っているアイテムが持つ「ストーリー」に心ときめき、商品ページやコラムから感じられる「人の気配」を通して、お買いものをするためだけではなく、自分の心のよりどころとして気づけば毎日サイトを訪れるように。
毎日決まったお店のサイトを訪れることなどなかった私はいつしか、「私が目指していたものづくりをこのお店でできたらいいな」という気持ちを抱くようになっていきました。
そして運よく、転職を決意したタイミングでクラシコムの定期採用があるということを知り、その門戸を叩くことに。
▲店長&MDグループのみなさんと気合いの一枚。
入社をして、クラシコムのいいところだなぁと感じたのは、仕事と暮らしが気持ちよくリンクしているということ。
暮らしの中での気づきが仕事のヒントになることが多く、その逆も然り。
私がクラシコムの定期採用にチャレンジする決定打となった、クラシコムのワークスタイルを表す「仕事は真剣な遊び」という言葉。
この言葉の通り、暮らしも仕事も全力で楽しんでいる人が本当に多いんだなぁということを日々実感しています。
私自身がお客さんとして「北欧、暮らしの道具店」を訪れるたびに感じていた小さなしあわせ。
これから、ストーリーのあるものづくりを通して、みなさんの日常の中の小さなしあわせづくりのお手伝いができたらうれしいです。
どうぞよろしくお願いします!
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