【バイヤーのコラム】はじめての南半球、ニュージーランドの旅のこと。

編集スタッフ 松田

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昨年の11月にちょっと遡りますが、冬休みをもらって、学生のとき以来はじめての長期旅行に行ってきました。

目的地は赤道の向こうの国、オセアニアのニュージーランドです。

Processed with VSCO with c1 preset▲はじめての南半球の旅、胸が高鳴ります。

どうしてニュージーランド?

fc_nz_matsuda170123_013▲ニュージーランドは、日本とはちょうど真逆の季節。春のぽかぽかした陽気に包まれていました。

日本の3分の2の面積に、30分の1の人が暮らしているニュージーランド。
他の国に比べると、観光情報も少なく、ちょっとマイナーな旅先のようで。「どうしてニュージーランド?」とよく聞かれました。

一番はじめのきっかけは映画「ロードオブザリング」。
地球の果てのような荒涼とした大地や山々。どこまでも続く平原。
そのほとんどの撮影がニュージーランドだったというのが衝撃で。

画面越しじゃなく、いつか自分の目でその世界をみてみたい!というのが一番の理由でした。

 

湖と星空の町へ。

fc_nz_matsuda170123_007▲移動中も、羊や牛、馬の群れがあちらこちらに。のどかです。

まず向かったのはクライストチャーチから、車を走らせて約3時間ちょっと。
美しい湖が広がる町、テカポという小さな町です。

ここの湖が、本当にすごかった。

“ミルキーブルー”といわれる青い水面が、空の色と一緒なのでまるで平野にも空があるような景色が、とっても美しくて。

fc_nz_matsuda170123_008▲展望台からみた湖。

fc_nz_matsuda170123_001▲聞こえてくるのは野鳥のさえずりだけ。

fc_nz_matsuda170123_022▲湖の水が透明すぎて写らない!

そしてこの町で有名なのが、世界一美しいといわれている星空です。

夜は気温の冷え込みが激しく、骨の芯まで凍えてしまいそうなくらい寒かったのですが、覚悟を決めて外に出て見上げると、空からこぼれてきそうなくらいの満天の星。

fc_nz_matsuda170123_040▲うまく撮影できなかったのですが、天の川も見えました。

長い間みていると、遠近の感覚がわからなくなって、自分自身が星空の中にいるようなふわふわした感覚に。
レンズに収まりきれない空のあまりのスケールの大きさと美しさに、自分の存在の小ささを改めて思い知った夜でした。

 

美しい町クイーンズタウン。

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自然を求めて訪れたニュージーランドでしたが、途中で訪れたクイーンズタウンの街の美しさにも感動しました。

紺碧の湖、壮大なサザンアルプスを抱いた地形で、“女王さまにふさわしい”という理由から名付けられたクイーンズタウン。

Processed with VSCO with a6 preset▲海のように大きな湖。

半日あれば歩いて回れるほどの小さな街ですが、まるで絵本の世界のような可愛いらしい町並みに、キュンキュンでした。(どこか北欧の町並みにも似ているような)

fc_nz_matsuda170123_034▲公園を散策。

fc_nz_matsuda170123_036▲思わずため息が出る、美しい公園。

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オシャレなカフェもあちこちに。
魅力的すぎて、半日で3件も回りました(コーヒーでお腹がタプタプに…)

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想像以上に辛かった、絶景ハイキング。

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旅の中で試練となったのは、マウントクックという山の麓を目指した往復5時間のハイキング。

もともとアウトドアに疎い私なのに、平坦な道のりだからきっと楽勝と思っていたのが大きな過ちで…。

途中から笑顔と余裕は一切なし、髪を振り乱し、ヒェ〜という身体にムチを打って、なんとかゴール。

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fc_nz_matsuda170123_046▲景色は言葉にならないくらい素晴らしかったです。もっと味わう余裕と体力があれば…

クリームを塗ったのに、汗ですっかり流れてしまい、その後ひどい日焼けに悩まされました…(大自然恐るべしです)

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ファームスティで垣間見た、ニュージーランドの暮らし。

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今回の旅の中で、一番気持ちが揺れ動いたのが、農場を運営するご夫婦のもとでの、ホームステイでした。

fc_nz_matsuda170123_052▲トラクターに乗って、農場を案内してくれたお父さん。

fc_nz_matsuda170123_051▲丘から一面に広がる敷地。なんと6000匹も羊を飼っているそう。

お母さんの温かい手料理、特に採れたて卵や新鮮な野菜で作ってくれた朝食が、この上なく美味しかった。

Processed with VSCO with a6 preset▲「美味しい!」というリアクションがナイスね!と優しいお母さん。

拙い英語しかできなくて申し訳ない気持ちいっぱいだったのですが、娘さんや息子さんのこと、代々受け継いできた農場のこと、羊たちや牧羊犬のこと、大好きなワインやビールのこと、美しい自然を愛しているということ、ステキな町の人たちのこと、そしてここでの暮らしを心から楽しんでいるということを、ゆっくりと優しい英語で教えてくれました。

Processed with VSCO with t1 preset▲ファームステイ先のねこは、かなりの甘えん坊です。また会いたいな。

**

帰国してから、「私がこうして食事を作っているとき、ホームステイ先のお母さんもまた、あのキッチンで、お父さんや誰かのために美味しいご飯をつくっているのかな」と、南半球の丘に佇むあのお家に想いを馳せるようになりました。

ちょっとだけ世界が広がったような。そんな感覚です。

いつかまた会いに行けるように、出会った景色をたまに思い出しながら、私もいまの場所で精一杯楽しくがんばろう、と思います。

 


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