【バイヤーのコラム】大人になってピンク色にはまってます
バイヤー 竹内
最近ピンク色がとっても気になっています。
なんだかちょっと可愛すぎる?と照れてしまうピンク色。
でもふと、可愛すぎるってなんだろう?とピンク色に注目し始めたら、気になって、気になって……
今はすっかり好きな色になってしまいました。
部屋に飾る花をもし一輪だけ選ぶとしたら、ピンク色がいい。
一輪だけで華やかで、一日でも長く楽しめるようにと、かわいがりたくなります。
ステーショナリのお店でよく見る、「Rollbahn」のノート。カラフルで種類も豊富ですが、ついつい選んでしまったのはまたピンク!
お気に入りのカフェで選んだラズベリーのチーズケーキ。
ほんのりピンク色の断面と、ツヤっと濃厚なソースの色がたまらないかわいさ。
目にもおいしい、嬉しい一皿でした。
やさしいピンク色のTシャツ。
洋服となると、控えめなうっすらとしたピンクが自分には心地よいみたいです。
***
幼い頃の自分からすれば、「ピンクが好き」というのが自分でもびっくりな好みです。
2つ違いの兄がいる私は、常に兄の真似ばかりをする子どもでした。
スカートよりズボン。
お人形遊びよりテレビゲーム。
ヒロインマンガより、戦隊ヒーローもの。
兄とゲームや遊びで勝負をしても、やはり体力や頭脳の差がちょこっとあり、いつも勝てなくて。
でも、兄とは対等なのだ!と周りに知ってほしくて、なんとか男の子っぽく見せようとしていた時期がありました。
そんな頃は絶対に「ピンクが好き」なんて言ってなかったな。強く、たくましくなりたいから、それと対局のものを毛嫌いしていたな。
そんな自分が今、ピンク色が好きだなんて言っている……!
大人になるにつれて日常で我慢をしたり、感情を抑えなくてはいけない場面が増えたはずですが、案外自分の好みについては、子どもの頃よりもずっと素直にのびのびと向き合えているのかもしれないなあと。
大人になるにつれて、解釈の引き出しが増えたのかしら、とも。
昔は、可愛らしい、女の子らしい、ちょっとぶりっこなイメージだったピンク色。
今はただシンプルに幸せを感じる色だな~と心地よく思うのです。
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