【バイヤーのコラム】新しい冷蔵庫。我が家のリビングにやってきた!
バイヤー 森下
ついに、我が家にやってきたんです。ファミリーサイズの冷蔵庫が……!
設置完了されたときは、思わず冷蔵庫に抱きついてしまうほど興奮しました。
***
今までは一人暮らしのときから使い続けていた135リットル容量の小さな冷蔵庫を、夫婦2人で使っていました。
大食いの2人にとってはとても小さいサイズで、食材を買いに行くたびに優先順位をつけながらやりくりしなければならないほど。さらに経年変化もあり、冷蔵庫本体の機能も衰えてきていました。
こうなったらもう新しい冷蔵庫を買おう!と意気揚々と電気屋さんに行き、わくわくしながらファミリーサイズを購入!
しかし設置当日に、我が家のキッチンにはファミリーサイズの冷蔵庫が入らないことが判明。(下調べの甘さが歴然……)
目の前に新しい冷蔵庫があるのに、泣く泣く返品する羽目になりました。
大きな買い物だから妥協したくない。将来家族が増えるかもしれないし、なによりまたあの小さい冷蔵庫に戻るのは日常的に苦しい。
悔しくてキッチンの広い物件を探し始めるほど悩み続けていました。
ゼロベースで考えれば、新しい発見も
「もういっそのこと、キッチンに置くのを諦めてリビングに置くのはどう?」
この夫の提案に、え!リビングに置くの!?と戸惑いつつ、そういう発想がなかったので面白さを感じて前向きに検討することに。
そこからはシミュレーションの連続。
キッチンとの動線はもちろん、壁と床にマスキングテープを使ってサイズ感を把握したり、ありものの家具を置いて圧迫感がどれくらいあるかを確認したりと念入りにチェック。
他にもインテリアの邪魔にならないように壁と同じ色の白をセレクトするなど、気になる要素も解消していきました。
わたしの周りに前例がなかったため、いつも以上に慎重に考えた甲斐もあって、大満足な結果に。
実際に使ってみると以前より動線がスムーズになったり、キッチンの冷蔵庫スペースに棚を置いたことで調理器具が取りやすくなったりと一石二鳥なことも。
なにより「普通はこうでしょ!」という固定概念を一旦忘れて、ゼロベースで何ができるかを考えた結果、我が家にとって一番いい方法を導き出せたのがうれしかったのです。
日々暮らしている中でも、こんな風に柔軟に考えて楽しく過ごせたらなと改めて思った出来事でした。
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