【映像特別版】朝に弱いクロエさんの気分を上げていく習慣。
編集スタッフ 田中
フランス・パリの街なかから
アパルトマンに暮らすひとの朝じたく
みなさま、ボンジュール。
今日はちょっと日本を飛び出して、海外の暮らしの様子を楽しんでいただける映像をご紹介できたらと思います。
ご縁あって、フランスに住む映像監督・大盛維則(おおもりまさのり)さんに、パリに住むひとの暮らしを映像で届けてもらえることになりました。
「パリのアパルトマン暮らし」と題して、映画衣装さんとして働くクロエさんのモーニングルーティンをのぞきにいきました。
お休みの日は蚤の市を巡って、好きな“ガラクタ”との出会いを楽しんでいるというクロエさんは、老猫のピルエットとふたり暮らしです。
朝に弱いと話すクロエさんですが、目が覚めきらない様子で起き上がり、ひとつずつスイッチをいれていく姿はなんだか気ままな猫のようで愛らしくみえました。
クロエさんのモーニングルーティン
一杯のコーヒーとスキンケアから
普段からあまり大掛かりなメイクはしないというクロエさんの朝は、一杯のコーヒーと、お肌とエコロジーのためのシンプルなスキンケアから。
パリのひとたちは、週末のためにしっかりメイクはとっておくのだそう。
フランスの定番「クロックマダム」で朝ごはん
スライスしたパンにチーズをけずり、手でちぎったハムをサンドして。フライパンにバターを溶かして、押し付けながら焼いていく。別のフライパンでは目玉焼きをつくります。
ひっくり返して両面こんがり焼き上げたら、仕上げにチーズをけずりかけて、その上に目玉焼きを乗せる。
大胆な調理工程でさくっとできてしまうのに、立ち上がる湯気がたまらなく美味しそうでした。
蚤の市で見つけてきた古着がたくさん
蚤の市が大好きなクロエさんのクローゼットには、古着がたくさん溢れているそう。
仕事で使う衣装は別の場所に収納しているというから、お洋服にかける情熱が伺い知れます。
「朝はざっくりしているから、私で大丈夫かしら?」と謙遜していたというクロエさん。
飾らない様子でありながら、蚤の市を回って少しずつ集めたであろうこだわりの詰まったお部屋に暮らす姿はほどよく力が抜けていて、もしもお友達になれたなら、ずっと見続けてしまいそうな、とても心地よい気持ちになりました。
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大盛維則(おおもりまさのり)
シネマトグラファー。1986年東京生まれのニューカレドニア育ち。
2009年からパリを拠点に、劇映画、ドキュメンタリーなどのディレクター、撮影を中心に活動している。
「あ、この人生きてるなー」と腑に落ちる瞬間を切り取る旅の最中。
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