【あの人ならどう着る?】ベーシックな洋服や、抜け感のある小物を合わせて。渡辺靖子さんの私服コーデ
編集スタッフ 松田
家の中でも、外でも着れて、一年を通して着たいと思える着回し自由なワンピースがあったら。そんな想いでつくった「年中着たくなるサイドギャザーの2WAYワンピース」が発売となりました。
一枚でさらっと決まり、それでいてカジュアルになり過ぎない仕立て。ワンピースとしてはもちろん、ボタンを開けて羽織りにもなるので、さまざまなシーンで着回しができるというのが特徴です。
今回は特別コンテンツとして、渡辺靖子さんにこちらのワンピースを着用いただきました。
30代の頃、イギリスのマーガレット・ハウエルの工房でデザイナーアシスタントとして勤めていたこともある渡辺さん。シンプルで飾りすぎず自然な装いでありながら、渡辺さんらしいスタイルがしっかりと確立されていて。まさに私たちの憧れる「素敵な大人」。以前公開した当店の特集でも、そのセンスの秘密についてお話を伺ったことがありました。
今回、153cmの渡辺さんにはSサイズのブラックのワンピースをご着用いただき、私服と合わせてどんな風に着てみたいか、コーデのポイントともに伺ってみました。
お出かけシーンには一枚で。
少しキッチリした雰囲気に
【POINT】
・ワンポイントに水玉柄スカーフを
・レザーのフラット靴は、丸みのあるフォルムが今の気分
・袖口をひと折りして軽やかなバランスに
渡辺さん:
「実のところ、ギャザーのあるロングワンピースって私のワードローブにはないんです。小柄なので、丈感が難しく感じるのと、ギャザーがあると可愛くなりすぎる印象があって。だから最初は、このワンピースもうまく着こなせるか心配だったんです。
でも実際に着てみたら、ハンガーにかけて見ていたときよりもシルエットが広がらず、ストンと落ちて綺麗に着ることができました。袖口をひと折りして手首を出すと、さらに軽やかな印象になって好みかな。カフスのデザインも素敵ですね」
渡辺さん:
「サイドギャザーが腰の低めの位置にあるから、落ち着いて大人っぽく見えるのかも。
透け感があるブラックなので、印象が重くなりすぎないのもいいなと思いました。実際、着心地も軽くって疲れないのも大事なポイントですね」
渡辺さん:
「足元はカチッとしたパンプスよりは、丸みのあるフラットな靴の方が今の気分に合っているかなと思って、こちらの靴を選びました。
ワンポイントで首元にスカーフを巻いて、少し上品さをプラスしました。首周りがスッキリしたデザインなので、スカーフも巻きやすいなと思いました」
部屋では羽織りとして。
抜け感のあるリラックスコーデ
【POINT】
・ワンピのボタンを外して、カーディガンのように
・ボーダー柄のリラックスパンツを合わせて
・サンダルは、エナメル素材を選ぶと上品に
渡辺さん:
「家にいて、すこし肌寒いなと感じる時はロングカーディガンをよく羽織ります。
このワンピースは前ボタンを外せるので、カーディガンがわりにも。羽織りものは丈が長い方が、お尻周りの冷えもカバーできるので安心です」
渡辺さん:
「こんなふうに袖をキュッとまくると、家事もしやすいですし、シルエットの変化も楽しめますね。着心地が軽いので、リラックスできて良いと思います。
肌触りがよくて気に入っているボーダーのリラックスパンツを合わせて、 『ちょっと抜けのある』雰囲気で着るのが好みです」
渡辺さん:
「サンダルもエナメル素材のものなら、カジュアルすぎない印象にできますよ。このBIRKENSTOCKのサンダルは、これからの季節によく履いている一足です」
白ニット+デニムとの相性も◎
ネイビーのストールでシックに
【POINT】
・デニムには太めの黒ベルトをアクセントに
・落ち着いた色のストールでシックに
・カジュアルすぎない、白レザー素材のシューズをチョイス
渡辺さん:
「ワンピースとして一枚で着るのも素敵でしたが、季節の変わり目の時期などに、外出時の薄手コートとして着用できるのも便利だと思います。
薄手の白ニット+デニムというベーシックな装いに、さっと羽織るのにちょうどいいなと。パンツスタイルが好きなので、個人的にはこのような着方が一番しっくりきました」
渡辺さん:
「デニムにトップスをインするときは、太めの黒のベルトをするとアクセントに。ストールは、ネイビーなど濃い色を選ぶとシックで落ち着いた雰囲気にまとめられると思います」
渡辺さん:
「うしろのギャザーも甘くなりすぎないほどよいボリューム感で、安心感がありました。
足元はカジュアルになりすぎないように、白のレザーシューズを。スニーカー型で履きやすくって大好きな一足です」
渡辺さん:
「ギャザーの寄り方や肩のドロップショルダーのデザインが絶妙なので、可愛くなりすぎないのがこのワンピースの特徴ですね。
マニッシュな装いが好きな方でも、きっと着やすいデザインだと思います」
渡辺さん:
「ふだんのシンプルな洋服や抜け感のある素材と合わせても自然で、自分らしさを加えやすいアイテムだと思いました。
いろんな場面に合わせて着方を変えられるので、一着あると頼もしい存在になってくれそうですね」
***
ベーシックでシンプルな装いを基本に、フォルムや素材などちょっと気の利いたアイテムを合わせて。「ワードローブにはなかったタイプだけど……」とおっしゃいつつも、自分らしいスタイルで着こなしてくださった渡辺さん。
その様子を拝見して、最近あまり出かける機会もないからとオシャレへの関心が薄まっていた私も、自分ならこのワンピースをどんなふうに着たいかな……と、気づいたら妄想を膨らませていました。そして着方次第で、どんなふうにもアレンジできそうなこのワンピースが欲しくなりました。
商品ページでもたっぷりとその魅力をお伝えしています。ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
【写真】鍵岡龍門
渡辺靖子
30代で夫と共に渡英。その後、ロンドンのデザインスタジオで働く。帰国後は2017年末まで東京・神宮前のイギリス家庭料理風のお店 「SW11kitchen」 を営んでいたが、現在は閉店。時折飲食のワークショップなどを開催している。
以前にご登場いただいた特集
【センスのいい人】第1話:服はたくさんなくていい、大人の普段着おしゃれ
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