【あそびに行きたい家】変化するモノとの付き合いを楽しむ暮らし(IDÉE VMD担当インテリアコーディネーター小林夕里子さん・AELUバイヤー真子拓也さん宅)
編集スタッフ 神村
古いものも新しいものも
変化を楽しみながら大切に使い続けて
ルームツアー動画番組「あそびに行きたい家」。今回お邪魔したのは、IDÉE VMD担当でインテリアコーディネーターの小林夕里子(こばやし・ゆりこ)さん、AELUバイヤーの真子拓也(まなこ・たくや)さんご夫婦宅。
フルリノベーションを前提で探していたという中古物件は、大きな窓から見える景色がとても気持ちが良く購入の決め手になったのだそう。空間を仕切らないように、キッチンの吊り戸棚を付けなかったり、一部の壁や扉はご自身で塗装を施したりと、お二人のこだわりが詰まった素敵な空間。ぜひ、動画でお楽しみください。
『器が育つ』変化する様も楽しみながら大切に使う
キッチンの戸棚の中には、拓也さんが買い付けた作家さんの食器がズラリ。どれも好きで、紹介し切れませんと笑顔で話してくれました。
拓也さん:
「シュッとした印象のものも好きですし、日本ぽくない海外の雰囲気のものも好きです。ちょっと渋い土器なんかは、油染みがつくと表情が変わって。『器が育つ』という表現をするのですが、少しずつ変わっていく様子を楽しみながら使い続けています」
▲割れてしまったカップも金継ぎで修復
夕里子さん:
「豪快に割ってしまったマグカップも、金継ぎで直して使っています。同じカップで割れていないものもあるのですが、私は金継ぎを施した物の方が好きなので、こちらをよく使いますね」
デンマークでの体験から、変化したモノとの付き合い方
北欧家具店に勤めていたときに、デンマークに数ヶ月ホームステイをした経験があるという夕里子さん。現地の人の生活に触れる中で、モノとの付き合い方に対する考え方に変化があったといいます。
夕里子さん:
「今でこそ、日本でもリノベーションが認知され始めていますが、当時は、古いものを直しながら暮らすという考え方がとても新鮮で。100年以上前の家具だとか、代々使い続けている照明だとか。古いものをメンテナンスをしながら大切に使い続けている様子を目の当たりにして、自分もこういう生活がしたいと感じるようになりました」
▲デンマークのホストファミリーから引き継いだ照明。メンテナンスをしながら大切に使っている。
家具や雑貨、壁に飾られたアート作品、そして食器や照明器具。ひとつひとつに思い出があり、たとえ壊れてしまっても、メンテナンスをしながら大切に使い続ける。変化を楽しむお二人の姿がとても印象的でした。
本編はYouTubeでお楽しみください。
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小林夕里子・真子拓也
こばやし・ゆりこ/2007年に株式会社イデーに入社、VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)として全国の店舗ディスプレイ監修や、ウェブやカタログのスタイリング、VMD講師も務める。個人名義の著書に『暮らしを愉しむお片づけ』(すばる舎)がある。Instagram:@yuricook
まなこ・たくや/2017年うつわギャラリーのAELUオープンよりバイヤーとして勤務。国内外の作家作品を取り扱い、AELUの展示のほか他社展示の企画や食器セレクトにも携わる。Instagram:@t_manako
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