【クラシコムのしごと】広告にとどまらない、コンテンツ制作の舞台裏に密着しました
編集スタッフ 野村
開店15年目を迎えた「北欧、暮らしの道具店」。
徐々にスタッフも、チームも、新しいお客さまも増えてきたこともあり、あらためて当店で働くスタッフの現場を、不定期の連載「クラシコムのしごと」でお届けしています。
今回は、当店の広告コンテンツ事業を手がける「ブランドソリューショングループ」に密着しました。
▼現在Wantedlyにて、ブランドソリューショングループの募集を行なっています。詳細はこちらからご覧ください。
ブランドソリューショングループが担当する仕事は?
▲左から、グループマネージャー・高山、スタッフ高松、馬場(ばんば)、中村
ブランドソリューショングループの仕事は、企業のプロモーションやブランディング活動を、「北欧、暮らしの道具店」の世界観を活かしてお手伝いしていくこと。
記事や動画などの広告コンテンツ制作をはじめ、商品開発から一緒に取り組むこともあり、幅広い提案を通して企業の活動をサポートしています。
今回はチームメンバーのうち4名に集まってもらい、日々の仕事にどんな風に向き合っているのかを詳しく聞いてみました。
入社2年目スタッフが、クラシコムに転職したきっかけ
クラシコムに入社するまでは、メディア業界で記者や編集者としての経験もあった入社2年目スタッフの馬場。
このチームに加わるきっかけになったことのひとつは、ブランドソリューショングループが手がける広告記事コンテンツ「BRAND NOTE」のとある記事だったそうです。
スタッフ馬場:
「入社前から、夫婦2人で『北欧、暮らしの道具店』で買い物をしたり記事を読んだりしていました。ある時、妻が『haru(ハル)』のシャンプーを取り上げたBRAND NOTE記事を読んで、そのシャンプーを購入していたんです。
『北欧、暮らしの道具店』で紹介されていたから購入した、という妻の言葉に、こうしてユーザーと深いところでつながるような記事を手掛けている裏側ってどんな風なんだろうと興味が出てきて。
もし自分がその現場に関わることができたらワクワクするなと感じたのがきっかけでした」
スタッフ馬場:
「チームに加わってみると、とにかく担当する仕事の範囲が幅広いことにびっくりしました。
クライアント企業の方達への営業活動やお取り組み内容のディスカッションはもちろん、社内の編集スタッフや外部のライターさん・カメラマンさんと一緒に制作するコンテンツのディレクション業務も担当します。
僕たちブランドソリューショングループのスタッフに、『プランナー』という役職名が与えられているのも、ただ単に『メディア営業』という枠におさまらない仕事内容だからなのかなと感じています」
チームを横断した、大きな仕事も任せてもらえます
これまでの仕事の中で、印象深かったものについて尋ねてみると、入社7年目スタッフの中村が馬場がクラシコムへの入社のきっかけとなった『haru』との取り組みのことについて教えてくれました。
スタッフ中村:
「僕は、haruのシャンプーとの取り組みをずっと担当していて、たくさんのコンテンツ制作に関わってきました。
そんな中でも印象に残っているのが、当店でharuのアニバーサリーシャンプーを販売するというもの。一緒に商品を作って、当店で販売して、それをプロモーションするという、半年以上の長い時間をかけた取り組みでもあったので、記憶に残っていますね」
▲この夏、当店で販売されていたharuとのコラボシャンプー
スタッフ中村:
「シャンプーのパッケージデザインの部分から関わったのですが、これが面白い経験でした。
なぜ『北欧、暮らしの道具店』で販売するのか、それを表現するためのデザインはどんなものなのか。そうした要素をひとつひとつ噛み砕いた先にあるデザインを提案してまとめていくのは、難しくもあったし、すごく楽しい仕事で。
デザインや商品開発ができて、その商品についてコミュニケーションが取れる記事があって、その商品を販売するためのページがある、という当店が持っている機能をフル活用してお届けできた一大プロジェクトだったかもなぁと感じています」
何年経験を積んでも、新しいトライがあります
入社6年目の高松に、グループの雰囲気についても尋ねてみました。
スタッフ高松:
「ブランドソリューショングループは、自分の意思を持って自分が考えたことを柔軟に自由にやらせてくれるチームだなと感じています。
例えば、今までやってこなかった新しい広告コンテンツの提案を考える機会があって。最近関わったのは、洗濯洗剤の『エマール』とコラボしたインスタグラムのリール(短尺動画)を使った広告コンテンツです」
▲初めての短尺動画での広告制作では、わかりやすく、テンポよく見せるにはどうすればいいかと試行錯誤をたくさん積み重ねたそう
スタッフ高松:
「今までは、『北欧、暮らしの道具店』という場所の中で、どんな風に広告記事や動画コンテンツを見せるか、というところを大切にしてきました。
一方で今回のリール投稿は、今までのコンテンツ制作とは作り方の土台が全く違っていて。
見せる場所であるインスタグラムの特性をよく理解してコンテンツを作らないといけないし、制作メンバーも普段は一緒に業務をする機会が少ないSNS担当スタッフと共に作っていきました。
そのどの経験も新鮮で、こういう新しい試みもまだまだできるんだと感じられた印象的な仕事になりました」
お客さまに楽しんでもらえる広告づくりで、大切にしていること
最後に4人に、ブランドソリューショングループが大切にしていることを聞きました。
スタッフ高山:
「今まで様々な広告コンテンツを制作していますが、一番大切にしているのは、当店を訪れてくださるお客様に喜んでいただけるものになっているかどうかということです。
当店で取り扱う商品を仕入れるMDグループがどの商品をお客さまにお届けするのかを考えるのと同じで、僕たち自身がどんな広告をお客さまにご紹介したいかを真摯に判断するように心がけています」
スタッフ高松:
「私たち自身もお客さまと同じように生活者として暮らしているからこそ、その暮らしのことまで想像した広告コンテンツを届けられるといいなと思っていて。
私たち自身も本当にいいと思ったモノやサービスを取り上げることで、いつもお届けしているコンテンツとのズレがなく、広告もお届けすることができたらいいなと感じています」
スタッフ馬場:
「あとは、クライアント企業の方達の要求をそっくりそのまま反映するのではないのも、うちのチームの特色だなぁと思いますね。
お客さまが知りたいことや興味があることってなんだろう、ということを考えた結果、要求された内容を盛り込まない方がいいと思います、という相談をクライアントと交わすこともあって」
スタッフ中村:
「本当は『言われた通りにやります!』という方が楽なのですが、そうしないブレなさがチーム全体にありますね(笑)
最終的な成果をクライアントに提供したいからこそ、何を伝えて何を伝えないのかという会話をすごく丁寧に行なっていて。
そうした積み重ねがあるからこそ、読んだ方から反応をたくさんいただけたり。広告コンテンツとはいえ、お客さまとコミュニケーションできる機会になっているのかなぁと感じています」
私たち編集スタッフも広告記事コンテンツの制作で一緒に仕事をする機会が多いブランドソリューショングループ。いつも記事制作の細かな部分にまで目配せをしてくれるスタッフの姿に心強さを感じていました。
それはきっとお客さまにも、そしてクライアントに対しても真摯でいたいという姿勢をそれぞれのスタッフが貫いているからこそ感じられたことだったのかなと思います。
次回はどんなチームが登場するでしょうか。お楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
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【写真(6枚目)】鈴木静華
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