【あそびに行きたい家】家事動線から考える収納の方法とは?整理収納コンサルタントの家づくり (整理収納コンサルタント・本多さおりさん宅)
編集スタッフ 神村
“ついで” を意識した家事動線で
家事のハードルを下げる工夫
ルームツアー動画番組「あそびに行きたい家」。今回お邪魔したのは、整理収納コンサルタントの本多さおりさん宅。
ロの字型に回遊できるように作られた少し特殊な間取りは、設計士さんとの対話の中で生まれたアイデア。前の家での生活の様子を設計士さんに見ていただく中で、部屋間の扉がいつも開けっ放しなことを指摘され、「家事の動きを妨げたくないのかもしれない」という気づきがあったといいます。
収納の仕方やものの配置は住み始めてから都度ベストな方法を考えて今の形になったのだそう。ぜひYouTubeでお楽しみください。
ものの配置は暮らしに合わせて変えていく
乾物などの食材や保存容器、食器などをキッチン下の引き出しに種類ごとに分けて収納しているという本多さん。引き出しの中のレイアウトは暮らしていく中で使いやすさを模索して入れ替えながらその都度ちょうど良い配置を試しているといいます。
本多さん:
「今は食卓に一番近い引き出しに食器を収納しています。子どもたちも自分の食器を取り出せる高さで、自分たちで運ぶことができる年齢でもあるのでこの場所に落ち着きました」
▲パントリーにはパンやグラノーラの他に、日用品も収納。
本多さん:
「夫が帰ってきて時計などの小物を置くスペースもパントリーにあります。キッチンでもあり通路でもあるので、日用品も取り出しやすいこの場所に。『キッチンだからこれを置く』ではなく『この動線上だからこれの置き場に』というように整えています」
子供のおもちゃは “ジャンル分け” で簡単に片付けられるように
小学生と保育園児のお子さんがいる本多さん。年々増えていくおもちゃの収納方法にも工夫が詰まっていました。
本多さん:
「子どもたちもやっぱりお気に入りのおもちゃがあるようで、毎日使うものとほとんど使わないものがあるんです。まずは1軍から3軍まで仕分けして、見えるところに出しておくのは1軍のおもちゃだけにします」
▲ジャンルごとにラベリングをして無印良品の収納ボックスに。
本多さん:
「収納ボックスにラベリングをすれば、あとは種類ごとに入れるだけ。大人も子どもも簡単に片付けることができます。2軍と3軍のおもちゃは一旦クローゼットに眠らせて、また使いたくなったら出すというようにしています」
全ての空間が繋がっていて、区切られた部屋がない本多さん宅。一人の空間が欲しいと感じる時や、子供たちの成長に合わせて空間を分けたいと感じることもあるといいます。
そんな時は、引き戸を出して空間を区切ったり、布を1枚天井から垂らすことで視覚的に区切ったりすることを試しているのだそう。
今となっては、「常に区切られた空間ではないからこそ、生活の変化に合わせてカスタマイズが可能な家だと感じていて、これからも色々な方法を試してみたいです」と笑顔で話されているのが印象的でした。
本編はYouTubeでお楽しみください。
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本多さおり
暮らしをラクにまわす工夫に日々想いをめぐらせる整理収納コンサルタント。新刊『あるものを活かして愛着のある部屋に育てる』(大和書房)では、どんな間取りにも応用可能な片付け術を紹介。http://hondasaori.com/
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