【店長コラム】「お母さんは今日、会社で何をしていたの?」
店長 佐藤
(とあるMTG風景の一枚。なにかで爆笑していますがマジメなMTGだった、はず…)
誰かと話して終わる一日!?
5歳の息子から「お母さんは今日は会社で何をしてたの?」と毎日のように聞かれます。
「うーん、そうだね、3つくらい会議があったり、そのほかにも何だか色んなスタッフと話をしていたなぁ」
もっとクリエイティビティを含んだアピールを息子にもしたいところなんですが(笑)、この「色んなスタッフと話をしていたなぁ」という曖昧模糊とした答えの中に私の仕事の実態があるなぁとも思うのです。
勿論こうしてコラムを書くなど集中する時間も持っているのですが、あらためて整理してみると 「よく見る」→見たことに基づいて「気づく」→気づいたことを「伝える」つまり「話す」 というサイクルが自分の仕事の中心部分なのかもしれないと。
なんて書いていますが、それでも見落としてしまうこと、気づけずスルーして失敗することも……。
逆を言えば「よく見ることができていなかった」→だから「気づけなかった」→やらかす→その失敗をスタッフと共有して反省する。これもまた仕事の中心部分なわけです(汗)
でも、できるだけちゃんと見ていたい。気がつきたい。だから「北欧、暮らしの道具店」というお店や「クラシコム」という会社の中をじっくり観察したり、お客さまからいただくお声に耳を傾けながら、いろいろなことを感じ迷い考える日々を送っています。
たとえば「この点についてはスタッフに率直に伝えなくちゃ」とか「もっと、こういう書き方に変えたほうがいいんじゃないかな」「こういう商品を紹介したら喜んでもらえるんじゃないか」「あのスタッフがちょっと元気がないように見えるけど話を聞いてみよう」「この思い付きってどうだろ?代表の青木に相談してみよう」そんな心の声が次から次へと浮上してきます。
そして気づいたことを「伝える」に確実に着地させるために、「気づき」を忘れないようにする工夫が何より大切なのだと思い知ることがありました。
伝え忘れがないようにするための、小さな工夫。
なにかを感じたり気づいたりするのって、だいたい仕事中じゃないことが多いんです。
料理をしながら頭のなかでひとりモヤモヤと考えているときだったり、寝る前にダラダラしているときだったり、ある本を読んでいる最中だったり、家でゆっくり自分たちが運営しているサイトを見ているときだったり。
そこで「もっと、こうしたほうがいい」「あれは、このスタッフに伝えなくちゃ」そう思ったことを忘れないようにしたくて、ある時期からiPhoneのメモ機能を活用するようになりました。
『今日のメモ』というタイトルのメモを作って、そのメモを開くと「明日会社に行ったら言うこと、確認すること」「様子を見て確認すること」という2つの欄を設けています。
その名のとおり、ふと思いついたこと・気にかかったことで、明日にでもすぐ伝えたほうがよさそうなことは前者の欄に、様子を見てからでもよさそうなことは後者の欄に、ただただ気づいた順に箇条書きにしていく。
さらに私の場合はGoogleカレンダーですべてのスケジュールやtodoを管理しているのですが、自分の毎日のスケジュールに繰り返しの機能を使って「朝イチ!今日のメモをチェック」というのを入れています。
まず会社に行って朝一番に確認するのはGoogleカレンダーなので、真っ先にこのスケジュールが目に飛び込んでくる。ここでiPhoneのメモに書き連ねている内容を確認する。
すると「あ、そうだ!あのスタッフにこれを伝えなくちゃ」とすっ飛んでいくわけです(笑)そして、伝え終わったらメモを消す。この繰り返しです。
別のアプリを使うなどしてカレンダーと同期するなど、今まで色んなやり方を試したのですが、どうやら私にはこのくらいザツで簡単な方法が性にあっているようで「あ、それ言おうと思ってたのに忘れてた」ということが格段に減りました。
今日もこんなふうにして、誰かに話しかけたり話しかけられたりしながら一日が過ぎていく有難さをかみ締めたいと思います。
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