【やっぱりティーマが好き】北欧食器の王道、ティーマの魅力って? 愛用歴15年以上のスタッフと一緒に紐ときました
北欧食器の大定番、「TEEMA(ティーマ)」。
そのシンプルで機能的なデザインと、絶妙なカラー、豊富なラインナップで、1952年の発売以来、世界中で愛され続けています。当店でも開店当初から取り扱っており、多くのスタッフが愛用中です。
この特集では、新色の発売を記念して、長年ティーマを愛用しているスタッフ青木の自宅を訪ねました。これまでもコラムやラジオ「チャポンと行こう!」でたびたびティーマについて語ってきた青木と一緒にあらためてティーマの魅力を紐ときます。
記事の後半では、おすすめしたい色の組み合わせや、他スタッフの使用レビューもご紹介しています。愛用中の方も、これから迎える方もぜひご覧いただけたら嬉しいです。
ティーマ アイテム一覧はこちらかれこれ15年以上、食器棚にはずっとティーマがあります
▲スタッフ青木の愛用ティーマ。カラーはホワイト、パールグレー、イエロー(現行のハニーとは別のカラーです)、セラドングリーン(廃盤)
青木の私物のティーマを見せてもらうと、様々な色・形のものが揃っていました。はじめての出会いは20代前半、東京・青山の「SPIRAL」でカップ&ソーサーを見かけたのがきっかけです。
青木:
「シンプルなのに冷たい感じがしなくて、カップの厚み、ソーサーの立ち上がり、ツルンとした質感……もう全部がいいなと。ただその当時は憧れるだけで、『またいつかね』と思っていました。
実際に購入したのは、何年も後だったと思います。当店での取り扱いが始まったとき、あのとき見たシリーズだ!と再会。
一番最初に迎えたのは、ホワイトのマグ。今すぐ毎日使うのならマグカップだな!と思ったからです。白すぎない、かわいいミルク色に一目惚れでした」
青木:
「その後、プレートやボウルなど順に買い揃えていきました。
ティーマは毎年シーズンごとの限定色が出たり、定番カラーも定期的に入れ替わるので、時期や組み合わせで自分だけのコレクションになっていくのも楽しいですよね。
私は、ホワイト以外だと『イエロー』が一番好きなんです。色んなカラーを使っていた時期もありますが、今はパラティッシとも相性の良いホワイトとイエローが我が家の食卓の定番となりました」
日常的に使う中で、ティーマのどんな部分が気に入っていますか?
青木:
「やはりタフで扱いやすいところですね。運ぶときにあまり緊張しなくていいし、家族の誰が洗っても安心です。
息子が小さい頃は、カップ&ソーサーのプレートにおやつを、カップにミルクを注いで使っていました。
それからこのピカピカすぎない絶妙なつや感も好きなんですよね〜。こんなに長く使っても、つやつやできれいなまま。細かいキズは沢山ありますが、それも今まで大切に使ってきた証だなと思えます」
▲「リムの幅や立ち上がりもちょうどよくて、持ち上げやすく、盛り付けもしやすいです」
青木:
「スタッキングされて食器棚に並んでいる姿も、きれいで気持ちがいいです。他の食器と一緒に置いていてもまとまりが良いのはありがたいですね。
一見なんてことない "ふつうさ" だけれど、つい手に取ってしまう使い勝手の良さ。それが長年愛用している理由なのかなと思います」
定番カラーが大集合!
これからティーマを迎えるなら?
▲現在当店で取り扱っている定番のティーマ(シーズン限定色を除く)
限定色をのぞいて、現在当店で定番として取り扱っているティーマは5カラー・9種類。
自分の暮らしにあった色やサイズを選ぶのは楽しいですが、沢山あってどれにしようか迷ってしまう人もいるかもしれません。お買いものの参考になったらと、青木と一緒におすすめを考えてみました。
01.
まだ手に取ったことがない人へ
「ファーストティーマ」どれにする?
例えばこれからティーマを迎えたいという友人がいたとして、青木なら何をおすすめするか聞いてみました。
青木:
「スープやグラノーラにぴったりな15cmボウルもいいのですが、パン派の人には21cmプレートをおすすめしたいです。これ、山型の食パンがぴったり収まるサイズなんです。
最近はよく、イギリスパンでフレンチトーストを作ってのせています。角食パンなら少し余白ができるので、季節の果物も添えてワンプレートにできますし、ピザトースト、ホットサンドなんかをのせてもいいですね。
おかずを3品くらいちょっとずつのせて、お茶碗とお椀をつければ定食屋さんっぽい盛り付けも。プレートはいくつかサイズがありますが、手にとる回数が一番多いのはこの21cmプレートです」
02.
これがあると安心!な
「スタンダードセット」を考えてみる
以前、パーソナリティを務める当店のラジオ番組「チャポンと行こう!」で、「いつか息子が一人暮らしを始めるときには、ティーマをひと揃い持たせたい」と話していた青木。
そこで先ほど選んだ21cmプレートを軸に、3点セットを考えてもらいました。
青木:
「まずはやっぱりマグをつけたいです。毎日使えますし、あらためてこの形が絶妙なんですよね〜。シンプルなのにかわいい!
そしてやっぱり15cmボウル。鍋や具沢山のスープ、サラダなども受け止めてくれる万能な存在なので、手に取る頻度も高そうです」
青木:
「この3つがあれば、朝・昼・夜と色々な食事に使えそうですね。
例えば……
朝食:「15cmボウル」にグラノーラとフルーツ
昼食:「21cmプレート」に炒飯やオムライス、「15cmボウル」に残りのお味噌汁
夕食:「21cmプレート」にメインのおかず、お茶碗とお椀をつけて定食風に
いざ本当に息子に持たせるとなったら、カレーやパスタを食べるのにぴったりな21cmボウルもつけて、4点セットにしてもいいなと思います」
▲左:15cmボウル、真ん中:21cmプレート、右:マグ
03.
ときめく「色の組み合わせ」考えてみました
今の定番カラーは、ホワイト、パールグレー、ハニー、リネン、ヴィンテージブルーの5色。
青木:
「2色以上を組み合わせるなら、ホワイトを基準に選ぶとまとまりそう。個人的にかわいいと思った組み合わせをいくつか作ってみました」
- ホワイト × リネン -
「まずはホワイトとリネン。淡い色同士がかわいくて、大好きな組み合わせです。パンと飲み物のようなサクッと食べられるおやつか、朝ご飯に使いたくなりそう。
リネンは和食も洋食も、白いテーブルでも木のテーブルでも合いそうで取り入れやすいカラーだなと思います」
- ホワイト × ハニー -
「この組み合わせは元気が出ますね!
ハニーはアボカドのグリーンや、チョコレート色のおやつがすごく合いそう。チョコブラウニーやチャンククッキーを作ったらきっとこの組み合わせを選んでしまうだろうなと思います」
- ホワイト × パールグレー × ヴィンテージブルー -
「3色選ぶなら、寒色チームでまとめるのがかわいいなと思いました。
ホワイトとパールグレーの淡い色同士の組み合わせ、やはり好きです。ヴィンテージブルーを混ぜるとグラデーションになってきれいですね。深みのある青は和食器との相性も良さそう。
普段よく飲んでいるカフェオレやミルクティもよく合いそうです」
他スタッフにも「愛用ティーマ」聞いてみました
ここからは他の愛用スタッフの声をお届け。
ちなみにアンケートを取ったところ、愛用カラートップ3は、ホワイト→リネン→パールグレーでしたよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「これがはじめて迎えたティーマのお皿だったかもしれません。
真っ白とも違うビンテージ風の色合いが絶妙で、いい色だ!とつい勢いで購入しました。パンをのせると外国の朝みたいな気分になれますし、実は和食にも合う。そんな懐の広さがリネンのいいところですね。
17cmプレートは、パン、ホットケーキ、おかず、目玉焼きなら2人分、となんでものせられちゃいます。
憧れの北欧食器と思って迎えましたが、気を使わなくてよくて、すっと日常に馴染んでくれる。そして色柄の食器にも合うのがさすがだなと思います」
「息子たちに小さな頃からプラスチック以外の器にも触れて欲しいと思い、丈夫そうなティーマを取り入れました。17cmプレートは子どものワンプレート朝食や、おかずの取り分け皿にちょうどいいサイズ。
色は子どもたちが喜びそうなビタミンカラーのハニーを選びました。買ってきたお惣菜も美味しそうに見せてくれて、ヘトヘトな平日の夜もこの色を見るとちょっと元気が出ます。
ホームパーティーのとき、ハニーの色味がいいアクセントになってテーブルがかわいくなるのも嬉しいです」
「 "北欧といえばグレー" というイメージがあり選んだパールグレーは、他の食器やランチョンマットとも馴染んでくれる優しい色。
21cmプレートはパスタ、オムライス、ワンプレートご飯と幅広く使えるところがお気に入りです。リムがあるので、カレーなど汁気があるものも受け止めてくれます。ガシガシ洗えて気を使わないのも助かっています」
「淡い色とはまた違う、ヴィンテージブルーの渋さに惹かれました。落ち着いた深いブルーは食卓でほどよい差し色になってくれて、 作家ものの食器とも相性が良いです。
ティーマのマグは、縦横のバランスや側面の傾斜、持ち手の大きさや角度など、どこをとっても究極にシンプルで美しい形だなと思うんです。 たまにまじまじと眺めてはきれいだな〜と感心してしまうほど。
いくつになっても、好みが変わっても変わらずに愛せる食器だなと思います」
ティーマ アイテム一覧はこちら
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今年の秋冬は、テーブルをシックに彩ってくれそうな大人っぽいカラーが届きました。
こっくり深みのある赤が上品な「チェリー 」と、ほんのりグレイッシュで落ち着きのある「アイスブルー 」。
使うたびうっとりしてしまう数量限定のティーマは、こちらからご覧いただけます。
2025年秋冬限定カラーはこちら写真:滝沢育絵(1〜18枚目)
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