【ノルウェー日記】緑が気持ちいい、オスロの町さんぽ。
ライター 桒原さやか
はじめての、オスロ。夫婦ふたり旅。
8月の北欧は夏休みシーズン。なんとなく人も町も、ゆったりした空気がながれています。
夏休みに夫とともに、ノルウェーの首都「オスロ」に行ってきました。
ノルウェーに住んでいながら、オスロに行くのははじめて。私たちが住んでいるトロムソからオスロまでは、飛行機で1時間半ほどの距離で、トロムソは北、オスロは南に位置しています。
南ノルウェーはどんなところだろう?と、想いをめぐらせつつ、ビューンと飛行機で行ってきました!
旅先では「歩きまわる」がルール?
夫婦そろって旅行好きということもあり、何度かいっしょに旅をしているうちに、「旅先では歩きまわる」というのがルールになりました。
というのも、歩いていると、町のいつもの顔が見られるような気がするし、運がよければ地元の人に人気のお店を発見できることもあるから。(そもそも歩くのが好き、というのもあります。)
というわけで、オスロの町も足が棒になるほど、歩きまわってきました!
コーヒーの意識が変わったかも?
オスロの町に数店ある「Kaffe brenneriet」。どこのお店も内装がちがっていて、素敵でしたよ。
まずはカフェ巡りから、オスロ散歩がはじまりました。
ノルウェーのコーヒーは浅煎りの豆で、有名なのです。実は日本にいるときは、浅煎りコーヒーが苦手だったのですが、オスロでコーヒーを飲んでビックリ!
コーヒーってこんな味が出せるんだと思うほど、軽やかで、フルーティで、爽やかなんです。
コーヒーが苦手な方こそ、オスロでコーヒーを飲んでみてほしいなあと思います。
日本にもお店がある「FUGLEN」は、インテリアも店員さんも抜群にセンスよし!です。
どこでも緑がある、気持ちいい町です。
映画「アナと雪の女王」のモデルとなったお城「アーケシュフース城」。
町をズンズン歩いていると、中心街からすぐのところに公園があったり。大きな芝生があったり。とにかく緑があちこちにあるのが印象的でした。
大きな木の横には、必ずと言っていいほど、ベンチがあったような?
ベンチや芝生の上で、気持ちよさそ〜うに本を読んだり、お喋りをしている、ノルウェーの人たちをたくさん見かけます。
「オペラハウス」は屋上まで登って、オスロの町が一望できる、気持ちいいところです。
有名なムンク美術館にも行ってきました!
「何もしない」も贅沢な、北欧の夏。
あちこちに芝生やベンチがあるので、ちょっと休憩したいなあと思ったら、すぐに休憩場所が見つかります。
というわけで、目的地にたどり着くまでの間、カフェでコーヒーをテイクアウトして、芝生にごろ〜ん。そんな風に、芝生の上で1、2時間ゆっくりすることが多い旅でした。
せっかくオスロまで来たのに、こんなにノンビリしていて、いいものかしら……?
そんなことを思っていたら、スウェーデン人の夫がポツリ。
「北欧の夏ってスバラシイでしょ?こうやって外で何にもしないで、ゆっくりするのが、北欧の夏の楽しみ方だよ。」と。
そんな言葉が頭にのこっているからか、オスロのことを思い出すと、キラキラまぶしい太陽と、芝生の上でのんびり過ごすノルウェーの人たちのことが、真っ先に浮かびます。
ライター 桑原さやか
『北欧、暮らしの道具店』で、お客さま係として6年間働いていた元スタッフ。旅が好きで、冬の旅行で訪れたノルウェーの北極圏にある町、トロムソに一目惚れ。スウェーデン人の夫と共に、2016年6月より移住をはじめている。
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