【スタッフコラム】編集チームに入った寿山です。
編集スタッフ 寿山
はじめまして。新しく編集チームに加わった寿山(すやま)です。現在は商品ページの編集、ライティング、撮影をしています。10月からは特集記事も担当する予定です。
クラシコムに入社する前は、ライフスタイル誌の編集者として、主に国内の手仕事の品々や、日本の四季や文化に寄り添うように暮らす方々の日常を紹介していました。
プライベートでは1歳6ヶ月になる娘を持つ、働く母でもあります。
今回は自己紹介ということで、クラシコムで働きたいと思ったきっかけや、ここ最近の私の育児をサポートしてくれているアイテムについて書いてみたいと思います。
出産を機に見つめ直したワークスタイル
△散歩用の麦わら帽子。育休中は近所の畑でもらった花を飾り、心穏やかに過ごすようにしていました。
前職では夜更かししながら編集作業に明け暮れる毎日。ハードですが、好きなことなので楽しく働いていました。
でも出産後に仕事と育児を両立しようとすると、まわりの仲間の半分くらいしか働けないという現実に直面。あまり人に迷惑をかけたくないという性分もあって、日ごと後ろめたさが募りました。
このままでは仕事にも子育てにも、まっすぐ向き合うことができなくなるかもしれない……と転職を決意。今の自分にフィットする仕事を探して、クラシコムにたどり着きました。
編集職でも残業しないというワークスタイルのおかげで、仕事にも育児にも真っ向勝負できるようになりました。
はじめての離乳食に悩み続けた日々
△離乳食作りに愛用していた檜のセイロ。そば猪口や湯のみに野菜と出汁を入れて蒸していました。
仕事と育児に奮闘する毎日ですが、仕事以外にも直面した壁は数知れず、家庭での失敗談の量には自信があります(笑)。
育児の中で特に右往左往したのが離乳食作り。子どもが初めて口にする料理を作るなんて……あまり料理をしていなかった私には、ハードルがだいぶ高かったです。
離乳食のスタートとして、いろいろな野菜をペースト状にするのですが、娘はあまり食が進みませんでした。それからは、私の作ったものはどこがどう不味いの?と悩む日々。
さまざまな離乳食の書籍を参考に試行錯誤しては、食べてもらえないという繰り返しが続きました。
いろいろ試した結果、娘にフィットしたのは「セイロ蒸し」。
過去に取材した料理家の方々のお話によると、セイロ蒸しは食材の旨味や栄養が逃げない調理法だそう。野菜の甘みをぐっと引き出してくれるので、娘もほとんどの野菜を好んで食べてくれるようになりました。
セイロを使った離乳食については、バックナンバーに詳しいコラムがあるので興味のある方はぜひご覧くださいね。(私ももっと早くこのコラムに出会っていれば…泣)
離乳食づくりを助けてくれた3つの道具
△手前から行平鍋、ミニパン、すり鉢。行平鍋は撮影前に水をはってクエン酸を加え、弱火で煮たらピカピカに!
野菜のペーストをクリアしたら、次はいよいよ本格的な離乳食作り。
大人の1人分よりもずっと少ない量を作るには、手持ちの鍋ではスペースを持て余します。一度にたくさん作って冷凍ストックする方法もありますが、娘は解凍した離乳食をあまり食べてくれませんでした。
そこで必要になったのが小ぶりな台所道具たち。なかでも活躍してくれているのが、こちらの3つです。
(1)行平鍋(直径15cm)
まずわが家の台所に迎えたのが鍛金工房 WEST SIDE 33の行平鍋。少量の出汁をとったり煮物を作るのにちょうどいいんです。職人が1点ずつ手作業で仕上げる鍋肌がとても美しく、手にとるだけで気分が上がるので、料理に楽しく取り組めています。
(2)南部鉄器のミニパン
離乳食の中期以降、そろそろ油を使ったレシピに挑戦してみようというときに購入したのが南部鉄器のミニパン。よく1人分の朝食作りなどに活躍している場面を拝見しますが、乳児1食分の炒め物やチャーハンを作るのにもぴったりなんです。
(3)すり鉢
最後はずっと棚にしまってあったすり鉢。使わないまま数年が経過していて、ブレンダーを買うか迷ったときに存在を思い出しました。試しに野菜をすり潰したら、案外手軽にペーストができたんです。ペースト以外でも、歯ごたえのある食材は軽く潰してから食卓に出していました。
△今では私の1食分に近い量を食べるようになった娘。目指すは健康優良児!です(笑)
あらゆる道具やアイデアに助けられながら何とか離乳食は完了したので、次なる私の課題は「体がよろこぶ幼児食作り」です。
もともと料理上手ではないので、この課題にも苦戦しそうです(汗)。また迷走する中で得た発見などがあれば、たまにコラムで綴っていきますね。
では、これから皆さんに楽しんでもらえるコンテンツを作れるようにがんばりますので、どうぞよろしくお願いします!
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