【店長コラム】「よいリーダーシップ」とは、なんぞや!?
店長 佐藤
最近「リーダーシップ」にまつわる本を立てつづけに読みました。
なぜ、立てつづけに読んだのか?それは実兄でもある代表の青木から次々に回ってくるからです。
青木は自分が読み終わった本を時折わたしに回してくることがあるのですが、自分が読んだすべての本ではないところがミソでして……。
朝、会社にきてわたしのデスクにそっと本が置いてあると「あ、青木図書(こっそりそう呼んでます)きた。わたしにも読めってことね」とそっと解釈します。そこからわたしはいろいろ考えるわけです。
「ああ、兄もリーダーシップに迷い悩んでいるのね」だったり「なにか今のわたしのあり方に、本を通じてアドバイスしたいのかな」といった具合に。
謙虚にインプットすることの大切さ
会社に限らずなんらかの枠組みのなかでリーダーシップを発揮しなければいけない人は、きっと共通の悩みを持っていると思うのですが、もれなく私もそうです。
「今日はうまくできたなあ」なんて感じられる日はなくて、たいていは「ああいう言い方はしなければよかった」「あそこで口出しせず、もう少し任せてみればよかった」といった反省か、逆に「あそこでしっかり言うべきだった」という後悔のほうがほとんど。
細かく依頼や指示を出すのではなく、もっと大きな視点で仕事の意味や目的を示さなければと焦ることだってあります。
そういう日々のなかでこの手のビジネス書を読むたびに感じるのは、新たなインプットは本当に有意義だということです。
「今、まさにそれで悩んでた」ということにヒントをくれる場合もありますし、そうでなくとも”自分のあり方”を俯瞰する機会を与えてくれるような気がします。
読むときは、できるだけ素直な心で読む。
心のなかで「とは言ってもさあ」「それが難しいのだよ」なんていう呟きが出てきそうになることもあるけれど、できるだけ、できるだけそういう心の雑音を排除して、まずは素直に読んでみる。
そんなことを意識しています。
そして今の自分に足りないなという部分だったり、新しい気づきになった部分はすかさずページの端を三角に折っておく。
たとえ後で同じ本を読み返すことがなかったとしても、これをしておくと、一度読んだことが大切に心に刻まれるような気がするのです。
「熱くて、うざくて、本気」
ちょっと話はそれますが、30代のはじめ頃につけていた日記に、こんなことを書いていたのを見つけました。
「モットー:熱くて、うざくて、本気」
久々に対面したときは「なんだ、これは」と自分でも驚きました。というか、この日記自体がまさに「うざい」と自分でも思いまして(笑)
でも、別の側面から「あんまり、変わってないなぁ」と安心したようなところもありました。
リーダーシップについても「こうありたい」「こうあれたら」という理想はどこまでいっても消えることはありません。つまり、今の自分のやり方に満足できることは一生ないのだろうということです。
でももしも自分が一緒に働く立場だったら、リーダーシップを引き受けている人の何を一番見るだろうか?と考えます。そして恐らくですが、
・この人は責任から逃げないか
・この人は本気でやっているのか、本気でそう言っているのか
・この人は言っていることとしていることが違わないか
この3つをすごく見るだろうなと思いました。
リーダーシップにまつわる本を読めば読むほど「あれもできてない」「あら、これも」と自信が目減りするような日々ですが、それでもこの3つのことだけはしっかり意識しよう、そう思い直しました。
すると、30代のはじめに書いていた「熱くて、うざくて、本気」に戻るわけです。できることなら「うざい」のは嫌なんですが、うざくなることにビクビクして「本気」が隠れちゃうのはもっと嫌だなぁと。
40代に仲間入りした今でも、そこのところの優先順位は自分のなかでどうやら変わっていないらしいことを再確認する機会ともなりました。
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