【ノルウェー日記】北欧の秋のたのしみ?ノルウェーの森で「キノコ狩り」してきました。
北欧の秋のたのしみ?
「山に登って採ってきた、キノコで料理をしたのよ〜」
「摘んできたベリーで、ジャムを作ったわ〜」
こんな会話を、ノルウェーに来てからよく耳にします。「自然から収穫する」をたのしむのが、北欧流のようなんです。
ベリーは何度か摘んでいたのですが、キノコはまだ未体験。というのも、全く知識がないので、まちがって毒キノコを食べてしまっては大変!というのが、その理由でした。
せっかくだから挑戦してみたいなあ……と、調べてみたところ、「キノコ協会」があるという情報を入手! 食べられるかどうか?を、専門家がチェックしてくれるそうなんです。
それならば!ということで、さっそくキノコ狩りに出かけてきました。
向かったのは、ノルウェーの森。
住宅街からすこし歩くと、あちこちに森があります。
一歩森の中にはいると、シーーンとしずか。木漏れ日が差し込んでいて、まるで別世界みたいです!
北欧では「トロール」という妖精がいると信じられているのですが、ここの森にはいった瞬間「トロールは絶対ここにいる!」って思いました。
今にも目の前を、トロールがダダダっと走っていきそうな気配を感じるのです。(トロールはいろんな種類がいるのですが、森に住んでいる小さなおじいさんのようなイメージです。鼻が大きいのが特徴)
森の中をぐるぐると歩き回っていたら、あった! キノコがありました!
キラキラ輝いています〜。なんていう名前でしょうか。
キノコ狩りに出かけたのはいいものの、どれが食べられるのか?わかりません。おいしそうだなあと、直感で思ったキノコを、収穫してみることにしました。
収穫したキノコを愛おしく見つめる、わたし、桑原です。(笑)
自分で収穫すると、より愛着が湧いてくるものですね。
収穫したキノコの運命やいかに!?
採れたてのキノコを持って、向かったのはトロムソ博物館。
収穫時期のみ「キノコ協会」の人が博物館へ来て、チェックしてくれるのです。
ワクワクしながら収穫したキノコを渡すと、ひとつひとつ丁寧に名前や特徴を教えてくれます。
「食べられるけれど、味のオススメはできないなあ」
「キノコの裏側が黒くなっているでしょ?これは新鮮じゃない印だよ」
そんなやりとりを繰り返していたら、結局手元に残ったのは、たった3つ。
おいしいキノコはたくさんあるのに、どうやら私はあまりおいしくないキノコを採ってきてしまったらしいのです……。ガックリ。
というわけで、はじめてのきのこ狩りは、知識がなさすぎて、トホホな結果におわったのでした。
まだまだ道のりは遠いようです。
家に帰ってきてから、収穫したキノコをバターで炒めて食べました。味がぎゅーっと濃くて、香りが強くおいしかった!です。
「自分で採ったものを、料理をして食べる」のは、いいものですね。ささやかながら、そんな体験ができて、満足の一日でした〜。
でも、北欧の人たちのように「自然から収穫する」を楽しむには、まだまだ道のりが長そうです。
まずはキノコの種類から、勉強をはじめてみようかしら?
ライター 桑原さやか
『北欧、暮らしの道具店』で、お客さま係として6年間働いていた元スタッフ。旅が好きで、冬の旅行で訪れたノルウェーの北極圏にある町、トロムソに一目惚れ。スウェーデン人の夫と共に、2016年6月より移住をはじめている。
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