【店長コラム】賃貸マンション、12畳のLDKで間接照明をどう楽しむ?
店長 佐藤
はじまりは、ソファーの買い替え。
「子どもが小学生になったら、ソファーを買い替えよう」。数年間にわたって、叶えるのを楽しみにし続けてきた、小さな夢でした。
いよいよそれが現実となるタイミングがやってきてソファーを新調することになったのですが(届くまでしばらくかかりそうです)、これにともなって新たに浮上した悩みが「間接照明どうする?」でした。
つまりは、こうです。
今度我が家にやってくる新入りのソファーは3シーター。今まで使っていた無印良品の2.5シーターのソファーより少しだけ幅広のものになります。
独立型キッチンも含めて12畳ほどのリビングダイニングに、今より少しばかり幅広のソファーを置こうと思ったら、それなりにスペース作りの工夫が必要に……。
もともとソファーの隣にIKEAの黒いスタンドライトを置いていたのですが、部屋の隅にこのスタンドライトを置きつづける20cmほどの幅分さえ確保するのが厳しくなりそうだったのです。
たかが20cm、されど20cmの世界です。
ソファーまわりに、どうしても灯りはほしいから。
でも、この位置に灯りはないと!
天井灯を消しても、ここに間接照明があれば良いムードをつくることができるし、ソファに座って読書するときなどにも灯りがあったほうが都合がいい。
でも置く場所がなくなる。さあ、どうしよう。どうする?
わたしは「制限」や「制約」があったほうが燃えるタイプです。こういう状況の中でなんとか居心地を保つために、どうにかしてやるぞとやる気が湧いてきます。
そこで探しに探して見つけたのが、吊り下げ式のハンガーライトという存在でした。
これなら床置きのスタンドライトみたいにスペースをとらなくていいじゃない!置けないなら吊る方法もあるのか!と、救済されたような気持ちになりました。
木製の滑車がついていて、コードをくるくると上下させることができる仕組みなので、照明の高さを自由自在に変えられるのも魅力でした。
(100円均一ショップなどで手に入る「ダルマピン」という画鋲を使って、賃貸マンションでも目立たない最小限の穴で吊り下げることができています)
肝心のソファーが届くのはまだしばらくかかるのですが、ひと足先にあたらしい間接照明がつくりだす、ちょっとあたらしいムードを楽しんでいます。
「探す」「決める」をしたあとの爽快感!
さきほど制限や制約があったほうが燃えるタイプと豪語したものの、今回の買い物でしみじみ「探す」「決める」ってエネルギーを使うなぁと実感したのも事実です。
なにが最善かを判断をすることに消耗してしまう正体は「失敗したくない」という恐怖ですよね……。
でも、探して、迷って、決めるまでのプロセスを終えたあと、たったひとつの買い物であっても、何ともいえない爽快感がありました。
「決められたじゃん、わたし」という爽快感です。
インテリアにまつわることだけでなく、仕事のこと、子育てのこと、自分の生き方のこと。「失敗したくない」恐怖と戦いながら、これからもひとつひとつ探して、ひとつひとつ決めていきたいと思います。
後日談:IKEAのスタンドライトはいま??
もともと我が家にあったIKEAのスタンドライトがその後どうなったかというと、お客さま係をしているスタッフ山根の家に行きました。
山根家のリビングでどんなふうに使っているのか写真を撮ってきてもらったのですが、我が家にあったときとはまた違う雰囲気でとても新鮮。アップライトピアノが灯りに照らされて、神々しくも見えます。
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