【ノルウェー日記】わたしがノルウェーのスーパーで、気に入っている3つのこと。
ライター 桒原さやか
お買い物メモをもって、買い出しにきている家族をよく見かけます。
日本とノルウェーのスーパーの違いはなんだろう?
スーパーで買い物をしていると「そういえば、日本にあったアレがない……」と、ふと気づくことがあります。
たとえば、お惣菜やお弁当が並んでいるのを、こちらではほとんど見かけたことはありません。
その他にはレジでもらえる、ドライアイス、お箸、スプーンは用意されていませんし。野菜やお肉コーナーでよく流れてくる陽気な音楽も聞こえてこず、さみしいなーと感じることも。
ちょっと考えてみるだけで、ポンポンといくつか違いが浮かびます。
でもそれとは逆に、これは日本にあったらいいのになぁ〜と思うことも、実はいくつかあるのです。
ハーブは鉢植えごと売っている。
スーパーのハーブコーナーはこんな風に、パセリ、パクチー、バジルなどが基本的に鉢植えにはいったまま売られているのです。
毎回使う分だけハサミでチョキチョキ。残ったハーブは窓辺に置いて、また使うときまで大事に育てます。
土に植えられているので、すぐにダメになってしまうこともなく、長持ちするのでこれはいいなぁと思っています。
ハーブを寄せ植えにして、育てている友人もいます。わたしも春になったら、寄せ植えに挑戦してみようかしらと計画中です。
パンは毎日、その日の焼きたて!
朝ごはんだけじゃなく、お昼ごはんもパンを食べることが多いノルウェー。そんなわけで、パンにはかなりのこだわりがあり、毎日焼きたてが数種類スーパーにずらりとならびます。
日本でよく売っている食パンのような真っ白なものではなく、穀物がたっぷりはいった甘さ控えめのものが多いです。
スウェーデン人の夫も「毎日こんなにおいしいパンが食べれるなんてしあわせ〜!」と、満足しています。
パッケージのかわいさは、さすが北欧!ですね
果物や野菜は、ほしい分だけ。
キノコはほしい分だけ袋につめて、レジで重さを測ってもらいます。
一袋で売っている野菜も中にはありますが、ほとんどの野菜や果物がバラ売りです。
この「ほしい分だけ」は、いいことだらけだと思っています。
例えば、まとめて売っていないので、ひとつずつ自分の目で厳選したものが買えること。
重さで測って買えるので、こっちが大きいかな?という心配をしなくていいこと。
そしてなんといっても、必要な分だけ買えること。
ノルウェーに引っ越してきてから、冷蔵庫にポツンと野菜が取り残されているなんてことが、ほとんどなくなりました。
そして、日々のお買い物はつづく……。
以上の3点が、わたしがノルウェーのスーパーで気に入っているところでした。
スーパーによっては、日本でも同じようなサービスもありそうですが、ノルウェーではこの3つはどこのスーパーでもよく見かける風景なんです。
さて、物価が高いノルウェー(おおよそ日本の倍ほどです)で、何かいいものはないかな〜と、キョロキョロしながら日々買い物をしています。
特にわたしが注意しているのは「TILBUD(ティルブッド)」の表記。
日本語に直訳すると「お買い得」です。こちらのお買い得品は割引率が高く3割から4割ほど安くなっていることがほとんど。お目当てのものが安くなっているのを見つけると、こころの中でヤッター!とガッツポーズです。
いろいろとノルウェーのスーパーの好きなところを書きましたが、やっぱり安くていいお買い物ができたときが、一番気持ちいい瞬間なのかもしれませんね。笑
さぁ今日も、お買い物メモを片手に、スーパーに買い出しにいってきます!
ライター 桑原さやか
『北欧、暮らしの道具店』で、お客さま係として6年間働いていた元スタッフ。旅が好きで、冬の旅行で訪れたノルウェーの北極圏にある町、トロムソに一目惚れ。スウェーデン人の夫と共に、2016年6月より移住をはじめている。
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